おつかれ勇者とつるぎの魔女   作:調味のみりん

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74話 単騎砂上のアンセェム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 空の青さと、地面の赤茶色がぐるぐると高速で回転する。

 

 

 

 

 

 

 

 ◆

 

 

「う、おおおっ!」

 

 魔王に飛ばされた、空中50メートル地点。ルークは叫んだ。

 状況は不明。原因も特定できてはいない。それでもルークの身体は動き出す。

 

 バサバサとマントが風圧に耐えかね唸りを上げ、錐揉み回転をしながら、腰の剣を一本抜き去る。

 

『he he』 『gege 』 『kikiki』

 

「カランコエッ、着地!」

 

 地面には数百を超える小鬼の群れ。粗末な鎧であるが武装をしている。あと数秒もフリーフォールを続ければ地面に叩きつけられるだろう。その後は、なぶり殺しだ。ルークは脚を伸ばして空気抵抗を高め、回転方向を縦回転に調整し、短剣を投擲した。

 

『gi !』 『gu』

 

 空中から降ってくる短剣に一瞬小鬼が避ける。一番最悪な展開は、下で待ち構えている小鬼による串刺しだったから。頭部を破壊されれば即死だ。鍛造による回帰も間に合わなくなる。

 

 小鬼が避けた一瞬の隙間に、ルークは剣を横薙ぎしながら着地をした。近くにいた小鬼が数体、斬撃の下に沈んだ。

 

「せぁッ!」

 

 砂漠の砂が捲れ上がって一気に視界が赤茶色になる。着地の衝撃で両足が膝の皿から粉砕するバキバキという音が直接脳まで届く。だが、小鬼の死体を乗り越えるようにまた別の数十体が群がってくる。カランコエの剣はすでに振り切った姿勢で戻すのは間に合わない。

 

『鍛造』

 

 しゃらん、と戦場の最中でも涼やかな声がして周囲の砂埃が赤茶色の簡素な剣に変わる。ルークは迷わずカランコエの剣から手を離して、それら細身の剣を掴んだ。小鬼が迫る。勇者は掴んだ剣を次々と上半身だけで槍のように投擲をした。

 

『たん、ぞうっ』

 

 バキバキに砕けた両脚はすぐさまカランコエが唱え、万全の状態に回帰した。勇者が立ち上がる。

 

『ge gegeg!』 『kakaka』

『gufufu』  『asa』

 

 周囲数体の小鬼を仕留めた。だが全体の万に届きそうな数には何たる微々なことか。新たな小鬼がその後ろからまた雪崩のように飛び込んでくる。ルークは再度カランコエの剣の柄を掴んで、勢いを殺さずに腰溜めに剣を構え、振り回した。

 

「う ら ぁ ッ!」

 

 ギャッ! っとくぐもった甲高い小鬼の悲鳴が上がる。

 血飛沫が砂漠の砂に染み込んで消え、ルークの片目を塞いだ。

 小鬼たちは粗末な、戦場跡から剥ぎ取ったような兜や、ボロボロの鎧をつけてケタケタ笑っている。鷲鼻に、乱杭歯。仲間の千切れた身体を掴んで、オモチャのように振り回している。

 

 青年は戦場の只中で、片目をぎょろりと動かして太陽の方角を確認した。

 

「本陣はっ、あっち!」

 

 どん、と足を一本踏み出す。

 鉄板入りのブーツが差し込まれたチャチな小鬼の剣を上から踏みつけ、ベキと鈍い音を響かせた。前方から迫ってくる攻撃を中断させたのだ。ルークはそのまま剣を持ち手側に駆け抜けて、小鬼の体を踏み台に跳んだ。

 

「帰るっ、帰らないとっ!」

 

 一歩二歩。

 ルークは魔物の濁流の中を進む。

 小鬼が槍や刃こぼれのひどい剣を突き刺してくる。同士討ちなど気にしないで、勢いよく。あるいは、そんな知能は無いのかもしれない。

 現在の最悪の状況は、ミルシット軍と引き剥がされたこと。敵陣ど真ん中に単騎で放り込まれたこと。ルークとしても、ミルシット軍としても、合流して態勢の立て直しが魔王を討伐するのに必須条件だ。

 

「ど け ぇ ッ!」

 

 血飛沫に体を濡らしながら、引き離されたミルシット軍と合流しようと戦った。

 

『Gu Gu!』 

 

 どれだけ斬っても斬っても、魔物は途切れない。

 熱砂の中。小鬼の森林の藪を切り開くように、ルークは無我夢中で剣を振り、進路を作り続けた。

 

『gya gya』

 

 ぶちん、と肉を断つ感触。

 手に伝わる、血が流れる感覚。

 掛かる血液の、ぬるい温度。

 

 無呼吸に近い剣を振る中で、恐れず向かい続ける小鬼の地平をルークは進む。

 合流しなければ、その一心で。

 最初に報告にあった敵は小鬼だけではない。大きなオーガ、トロル、そして下半身が馬の化け物まで。そんな()()の相手と一般の兵士は相性が悪い。ルークが駆け付けなければ、助力をしなければ。

 

 そんな焦りが出たのか。

 

「お゛、ご」

 

 背中から、返しのついた槍が差し込まれて、ルークはたたらを踏んだ。一瞬で視界が白くスパークする。痛みと共に、肉が裂ける感覚がする。差し込まれる異物感に口から血を吐き出した。

 

『kya kya!』

 

 下手人の小鬼は、ボロボロの兜を被って、体重を乗せてルークの軽鎧の隙間を突き刺してきたのだ。紛れ当たりかもしれない。少ない確率の悪い出目が攻撃を許したのかもしれない。だが、まぐれでも、少ない確率でも、百回攻撃されればいつかは当たる。それが集団と戦う恐ろしさだった。

 

『ki Kiki!』

 

 背後から内臓を掻き回されて、力の抜けたルークに更に小鬼は追撃をかける。ルークの腰ほどの身長で、青年の体に刺さった槍に体重をかけて動かす。

 

「……ッッ!!」

 

 ゴンと頭を揺らす衝撃。肋骨に当たった音だ。

 ルークは眼前から、チャンスとばかりに襲いかかってくる小鬼に反射的にひと薙ぎをした。だが、狙いが逸れる。数体斬り損ねる。

 

『ki ki!』

 

 刺した小鬼は嬉しそうににやけた。口の端を歪めて、どうだ、油断しただろう、と。

 

「ご……ぶ……ぁ」

 

 だが。

 

 

「ああっ!」

 

 ルークはぐるりと槍ごと抱え込むように、回転する。

 

 まさか、槍が刺さったまま回転するとは思わなかったのだろう。両断された小鬼の上半身が不思議そうな顔で飛んでいった。無茶に動いたことで、背中に刺さった槍が内臓をめちゃくちゃにしていく。熱が体から抜けていく。

 

『giー! gigigi !』

 

「ぉ、ぐ、ぁ」

 

 そして一瞬の隙間が出来た場所に体を滑り込ませ、自身に刺さっている背中の槍の持ち手を掴んだ。頭のどこかで火花が弾ける。それら身体のエマージェンシーコールを無視して、ルークはそのまま、前に()()させた。びちゃびちゃと命のドス黒い血の色でコーティングされながら、槍が姿を見せる。

 

 ルークは掴んだ槍を力いっぱい振りかぶって、動揺する小鬼の群れに投擲した。地上70センチほどを水平に飛んだ槍は何体もの小鬼を刺し貫いて道を作る。

 

『鍛造』

 

 傷が治る。

 ルークは走り出す。

 

 目指すは後方。

 ミルシット軍本陣。

 

「じゃ、ま、を」

 

 剣を振る。

 走る。疾走る。

 

「す、る、なァ!」

 

 カランコエの白い剣がドス黒い血で染まりながら、青年は走る。

 戦場は血の匂いでむせかえるようだった。

 

『うしろっ』

 

 数十歩進んだあたりだろうか。

 カランコエか鋭く警句を放つと同時に、足元から襲いかかってくる小鬼をむりやり一体鍛造して短剣を作り出した。

 ルークは咄嗟に掴み、振り返りもせず投げるが、すぐに全身を巨大な城壁に殴りつけられたような衝撃が襲った。

 

「か は ……ッ!?」

 

 5メートルほど、青年は空中を飛び、地面にバウンドする。

 じゃんじゃんと砂が頬を接地のたびに削って、ゴロゴロと転がった。

 

『鍛造』

 

 カランコエの言葉で、カァンと音が鳴る。

 全身の骨が砕けていた身体が元に戻る。ルークは跳ね起きて、相手を見やった。

 

「あれは……」

 

『でっかい』

 

 そこに立っていたのは、遠景に見える魔王のパンデモニウムを背景に、周囲の小鬼よりも一回りも二回りも大きな身体だった。

 

 戦鎚を持った、二足歩行の豚のような、2メートル近いトロル。緑色の肌に、両手持ちのハンマー。腰布だけが防具らしき装備で、魔物は己の力を誇示するように戦鎚をぶんと振り回す。

 それだけで周囲の砂埃がぶわりとかき立てられた。

 

「ランク、C……」

 

 ルークはトロルを見ながら呟く。

 小鬼は戦いに巻き込まれるのがごめんなのか、少し離れた位置で様子を伺っていた。

 

 対処に中隊規模以上が必要な、魔王軍に数十体いるランクC。攻城兵器の類とも称されるバケモノ。絶対にミルシットの街に近づけさせてはならない魔物の一つ。

 

『G Gy. Gy』

 

 トロルが鳴く。濁ったような、豚の顔を巨漢につけたような頭を使って。ルークは剣を下段に構えて、だらりと脱力をした。

 

『しとめるの?』

 

 カランコエか聞く。

 ルークは頷く。

 

「確実に、脅威になる。ランクCは、侮っちゃいけない」

 

 まだまだ敵陣の真ん中。

 連戦に次ぐ連戦。体力も魔力も限りがある。だからルークは、勝負を一瞬で決める賭けに出た。

 

『Gy. 』

 

 トロルが鳴いた次の瞬間。

 足元に鍛造してもらった剣を踏み台に、ルークは地を這うように駆け出した。それは弾き出された砲丸に似ていた。空気抵抗を極限まで減らすために、鋒を前に構え、身を小さくし、着地点の砂を剣に変えてもらう事で十分な踏み締めとする。まるで鳥が空中から降下して獲物を狙うように。

 

『Gya!』

 

 たった五歩で二十メートル近い距離を潰し、ルークはトロルの懐に迫った。同時にトロルも戦鎚を人外の力で振りかぶる。衝突は同時だった。

 

 上から振り下ろされる戦鎚に、ルークは頭上に左手を掲げる事で防御姿勢を取った。たが、あまりの勢いと質量で、それごと砕かれて、左手肩ごとぶちんと千切られながら潰される。熱が身体を駆け巡る。掠った下顎も持ってかれた。視界の端で、自身の肉がゆらゆらと頼りなさげに揺れていた。

 

 

 だが軌道は逸らした。

 

「──ィ」

 

 トロルの喉から、頭のてっぺんまで突き抜ける白い剣。

 振ったのは、ルークの右脚だった。咄嗟に手放した剣の柄頭をハイキックで蹴り上げて刺したのだ。

 

『鍛造』

 

 その一言で、トロルの傷口を起点に血が剣に変わる。同時に勇者は万全な状態に戻る。

 カランコエの鍛造は相手の魔力が高ければ高いほど、使用魔力が増えていく。だが傷口は一時的に抵抗力が弱る。鍛造が通りやすくなる。

 ほんの一瞬。些細な綻び。本来であれば彼女が狙えないくらいの刹那は、勇者の剣として戦うなら十分に狙える範囲に収まっていた。

 

 ルークはトロルの喉から剣を引き抜く。黒く濁った血を浴びながらまた反転して駆け出した。

 

『gya!』

 

 その間も何度も何度も。

 

『guggg 』

 

 何度も何度も傷を負い。

 

「……ぐぅッ」

 

 何度も何度もよろめき。

 倒れかけようとも。

 

 

『──鍛造』

 

 

 勇者は何度でも、回帰する。

 

 

 

 先が見えない。

 敵の終わりが見えない。

 どこまでも続く、激戦の、血河の、絶望の地平。

 

 本陣へ。

 

 ミルシット軍、本陣へ! 

 戻れ! 戻るぞ! 

 

 その一心で彼は駆け続けた。

 

 

 

 

 ◆

 

『やるな』

 

 だからだろうか。

 次なる困難が立ち塞がるのは。

 

『本当に、思ったよりやる。上方修正だ』

 

 勇者の後方。

 パンデモニウムの城のバルコニーで、グレーの髪をした魔王は呟いた。

 首筋から、未来の勇者に追い詰められた傷から血を流しながら。

 ごふ、と無理をした代償に血を吐きながら。

 

 すぐに側に控えていたメイド服の女性が心配そうに駆け寄る。魔王は手で彼女を制し、自身の都市の動く振動を感じながら戦場を遠く見つめていた。

 

『さらば、勇者。我が軍の将で、貴様とお別れだ』

 

 魔王は調度品の水瓶から血を呷りながら、部屋に戻っていった。

 無人の、砂漠の熱風が吹き抜けるバルコニーでは、耳の長い、浅黒い肌を持ったメイドの女性が丁寧に、空になった水瓶を補充していた。

 

 

 ◆

 

 

 勇者ルークは進む。

 

 その時、ズゥンと大地が揺れた。前方で砂埃が立ち上がった。

 突然のこと。思わず足を止める。その判断は正解だった。

 

 

 目の前の、煙の中からのっそりと出てきたのは巨大な、牙の生えた筋肉の塊のような馬に乗った人影。

 

『ここで終わりよの、勇者』

 

 獅子の頭を持った、赤熱した筋骨を持つ大男。

 腹の奥まで響くような重低音に、ルークは身を硬直させた。分かったのだ。相手が強いと。

 二メートル半を超える巨体に、禍々しい真鍮の鎧。大人二人分はありそうな大槍を携えた、ハイランク。

 

「どいてっ、くれ!」

 

 だがそれがルークの前に立ち塞がるのなら。

 越えなければならない。ルークは白い剣を構えて、相手と向かい合った。獅子の頭は重い声で告げる。

 

『ほう。なぜだ。抵抗を諦めれば、この場まで生き延びたその力に免じて楽に首を刎ねてやろう』

 

「死に方なんて、どうでもいい。どいてくれ。僕はミルシット軍まで帰らなきゃいけない」

 

()()()()()?』

 

 ゾワリ、なんて生やさしいものではなかった。

 獣の爪でズタズタに引き裂かれるような、圧倒的な“暴”を伴った威圧の旋風。

 

「は はは……」

 

 魔力にすら干渉する威圧は、いや。威圧ですら無い。ただそこにいるだけで発せられる圧力は、青年の膝を屈させた。ざふ、と砂地にルークの両膝がつく。青年は思わず引き攣る笑みを浮かべた。

 

『無理もなし。恥じるな、我を前にした者には仕方のないことだ』

 

 ほんの少し、相手が力をひけらかした。それだけで世界が変わるような衝撃。周囲の小鬼たちはひっくり返って泡を吹いていた。

 カランコエの剣がカタカタと震えて言う。

 

『おかしいわ、おかしい』

 

 うわごとのように。イヤ、イヤと首を振るように。

 だって、そうだろう。

 簡単には認められないだろう。

 

 

 

 

『世の中には道理がある。我は力。全ての生き物を屈服させるものなり』

 

 

 

 

 

 

 

 目の前の相手が今回の()()()()()()()のだから。

 

 

 

 

 

 恐怖で、脚から力が抜けていく感覚。

 ふらりと視界が揺れる。それはもはや、デバフに近かった。敵対する相手が勇敢だとか、臆病だとか。そんなものは関係なしに、一定の強さを持たないと意識を刈り取られる。

 

『我は将。戦場を悉く巻き上げるものなり。我は壁。決して越えられぬ終着点なり』

 

 砂漠の日中なのに、身体を灼く陽光の下で、氷水に突っ込まれたかのように体温が消えていく。

 ルークは直感した。こいつは、あのフィラリオンや、超越者などと呼ばれる英雄豪傑と同じ類のものだ。

 二流役者に過ぎないルークでは到底──

 

『首を差し出せぃ、幼き魂よ。一撃で葬ってやろう』

 

 到底、まともな戦いにはならないだろう。

 

 

『にげる? にげられる?』

 

 カランコエが尋ねる。

 無理だ。こんなのに目をつけられた時点で、その選択肢はもう無理なのだ。

 

「…………」

 

『さぁ、別れを。世界に別れを』

 

 分かっている。

 目の前に現れたのは、世の中の不条理に類するものだ。

 出会ったらおしまいの、災害のようなものだ。

 目をつけられないよう隠れ、出会ったなら祈り、天に運を任せるような理不尽。

 

 

 分かっている。

 

 分かっている────が。

 

 

 

 

 

()()()()()()()

 

 

 ルークは震える膝を叩いて、立ち上がった。

 

「慣れっこだよ、こんなの」

 

 理不尽と出会うのも。

 圧倒的な力と戦うのも。

 劣勢なのも。孤立無縁なのも。

 

「だから、どいてくれ」

 

 膝ががくがくとする。

 心臓が暴れ回る。全身の血液が、現実感を喪失したように冷たい。

 

 だけど、今までどれだけの戦場を渡り歩いたと思っている。

 

『立つか。だが、限界だろう』

 

 行かなければならない。そろそろミルシット軍と魔王軍は衝突している筈だ。戻らなければ、被害が増える。

 ルークはゆっくり、ガタガタと震える腕に、筋肉に力を込めて身体を隠すように構え、もう感覚のない唇を動かし言った。

 

「どいて、くれ」

 

『…………ほゥ』

 

 すると獅子頭は何かを感じ取ったように、構えを変えた。

 だらりとした脱力したものから、腕の血管が隆起した力の籠ったものへ。柱のような槍がミキミキと音を立てる。馬が蹄で地面を掻いて、ごりごりと音がした。

 

『我は魔王軍の将軍が一人。鏖殺将軍──赫怒のリオンダリ。弱く、小さなともしびよ。時代に翻弄されし魂よ』

 

 彼は──リオンダリは堂々と名乗りをあげた。

 古めかしい作法に則って、槍を掲げながら。

 

『哀れな魂よ』

 

 ルークの周囲に風が逆巻く。髪が勢いよくなびく。

 

『構えぃ』

 

 これが、後の因縁の相手となる魔物。

 鏖殺将軍リオンダリとの邂逅であった。

 

『せめて、この名を誉として黄泉路に持っていくがよい』

 

 

 獅子は槍を構えた。

 

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