【未完・更新終了】ポケットモンスター 新たなる旅路   作:よっしい

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第二十四話 炎天凱旋

《前回までのあらすじ》

グレン団の襲撃を受けると予測されたサンダーがいる町、ジュモクタウンに集まったホムラとユウリ、そしてセレナ達。セレナと共にやって来た助っ人のサトシとカルムと一夜を共にし、翌日の早朝7時という傍迷惑(はためいわく)な時間にサンダーを防衛すべく動き出す。時を同じくして動き出したグレン団に対応していき、ついにコウメイのポケモン達を全滅させることに成功する一行。しかし、グレン団のバックには伝説の鳥ポケモンであるファイヤーがついており…⁉︎

 

《ユウリ視点》

 

「「「「「ファイヤー‼︎」」」」」

 

全員が口を揃えてその名を口にする。

 

曰く伝説の鳥ポケモン。

曰く美しき炎の翼を持つポケモン。

曰く遭難者を助けたというポケモン…。

 

多くの言い伝えを残し、今もなお各地で複数の個体が確認されている伝説の鳥ポケモン…それがファイヤーだ。あたしも噂で聞いたことはあるが、ガラルの姿しか見たことがない。

そのガラルの姿も、今はマリィやフレイムさんが所持しており、あたしは所持していないので、実はガラルの姿に関しても詳細はよく知らない。

そのため、ファイヤーという種族は、あたしがあまり理解していない種族なのだ。

 

「ファイヤー…申し訳ないですが、我々のためにもご協力をお願いします…。それでは、テラリウムミスト放出。」

 

コウメイが手元にあるボタンをもう一度押すと、檻の中に煙がシュゴオオオオオと音をたてながら蔓延していく。キラキラと白い煙にたくさんの色のカケラのようなものを煙はファイヤーを包み込み、ファイヤーにその影響を及ぼさせ、ファイヤーの闘争心を、そして殺気を増幅させる。

 

「…開放。さぁ、存分に暴れ散らかしてください。」

 

檻が開くと、煙が外に排出される。だが、ファイヤーに殆ど吸われた様で濃度が低かったため、すぐに空気中に消えていった。

 

そして、目を閉ざしているファイヤーのみが入った檻からゴウッと炎が燃え盛る音がする。

 

「来るぞ…!」

 

全員が身構えると、遂にファイヤーが目を開く。そして、強くけたたましい雄叫(おたけ)びをあげる。

 

 

「ファアアアアアアッ‼︎」

 

 

ファイヤーのかえんほうしゃ!

 

「ストリンダー、ばくおんぱ!」

「ゲッコウガ、みずしゅりけん!」

「マフォクシー、シャドーボール!」

「パオパオバック!リューくん、早速だけどはかいこうせん・群青!」

「ピカチュウ、10まんボルト!」

 

「リッダァァァァッ!」

「コウガッ!」

「フォクシィ!」

「バウウウウ!」

「ピイイカアアアア…ヂューーーッ‼︎」

 

 

ズドドドッカァァァァン!

 

 

初手から大きな爆発を発生させ、こちらの攻撃がかえんほうしゃを打ち消し、ファイヤーに攻撃が直撃する。その後、上空に舞い上がったファイヤーに対し、サンダーが上から攻撃する。

 

「マァァァァァッ‼︎」

 

サンダーの『サンダーハリケーン』!

 

ズシャァァァン!

 

「ファアアアッ⁉︎」

 

「いいぞ!サンダー‼︎」

 

「ピカピーカ!」

 

一発ファイヤーに命中し、そこですかさずサトシとピカチュウがサンダーを鼓舞してサンダーの気迫をより増させる。だが、ファイヤーも負けてはいない。

 

「ファイヤー、落ち着いて『れっかのまい』です。」

 

「ファアアアッ!」

 

ズオオオオオ…

 

ファイヤーの攻撃と特攻が上がった!

ファイヤーが次回攻撃ワザ威力上昇状態になった!

 

ファイヤーが『れっかのまい』なるワザを使い、サンダーの一発のハリケーンをいなす。

 

「マァァァァァッ!」

 

だが、そこで頭を使わないサンダーではなく、残りの二発のハリケーンを集合させ、纏めて放出。

 

ズシャァァァン!

 

「ファァァッ……」

 

流石にこれにはファイヤーも耐えられず、ファイヤーは姿勢を崩す。そこですかさず5人全員の総攻撃が行われる。

 

「リューくん、かみなり!」

「ピカチュウ!10まんボルト!」

「いっけぇ!パンク・オーバードライブ!」

「10まんボルトよ!」

「ゲッコウガ、最後にみずしゅりけんだ!」

 

「バウウウウ!」

「ピイイカアアアア、ヂューーーッ‼︎」

「リンダァァァァッ!」

「マッフォオオオッ!」

「コウガァァッ!」

 

ズダダダダダダダダダァ!

 

全員の猛攻が連続でファイヤーに命中し、最後の巨大みずしゅりけんで大きなダメージを与える。効果抜群のワザを5回当てたが、その程度で倒れる伝説ではないだろう。

 

「ファアアッ!」

 

ファイヤーのゴッドバード!

 

ファイヤーがエネルギーのチャージを開始し、驚異的な量のひこうエネルギーを高速で溜めていく。これが1.5倍で放出されるものだからたまったものではないが、残念ながらあたし達はそんなこと知っているはずもなく、そのまま攻撃を続ける。

 

「リューくん、もう一回かみなり!」

「ゲッコウガ、みずしゅりけんをとにかく連射!」

「ストリンダー、オーバードライブだよっ!」

「マフォクシー、10まんボルトよ!」

「ピカチュウ!10まんボルト‼︎」

 

「バウウウウ!」

「コウガガガッ!」

「リイインダァァァッ!」

「フォクシィ!」

 

何が起きても対応できるよう、4匹が1匹ずつ断続的に攻撃を仕掛ける。

そして、サトシの番。

 

「ピイイカアアアア……」

 

 

 

「ファァァァァァァァァァッ‼︎」

 

 

 

「来たぞ!リューくん、はかいこうせん・光芒で抑えるんだ!」

「今!ストリンダー、パンク・オーバードライブだぁっ!」

「ゲッコウガ、『ソニックアクアバレット』!」

「マフォクシー、サイコキネシスで威力軽減よ!」

 

ズダダダダダダダダダァ‼︎

 

全員がそのタイミングで一斉に動き、強力な攻撃を連続でお見舞いする。しかし、ファイヤーの勢いは止まらない。

 

「ピカチュウ、避けろ!」

 

「ピカァ!」

 

ピカチュウがギリギリで回避したことで直撃は免れたが、今度はサンダーの方へと軌道を変更する。

 

「「「「「サンダー‼︎」」」」」

 

思わず叫んでしまう僕ら5人だが、サンダーはちゃんとそれに応える。

 

サンダーのサンダーハリケーン!

 

ゴウッ!バチチチチチ‼︎

 

「マァァァァァッ!」

「ファアッ⁉︎」

 

ファイヤーが弾かれ、ハリケーンに被弾する。しかし、ファイヤーは攻撃用のハリケーンではなく…

 

「…なるほど、サトシくんのカイリューのりゅうのまいの防御を上手く利用した、と…。興味深いですねぇ。さっ、ファイヤー。あなたがサンダーに負けてもらっては困りますから、そろそろ本気を出してください。心の奥底にある鬱憤を全て晴らすように。」

 

ファイヤーは、その指示を聞いた途端、体の炎をさらに燃え上がらせ、目を鋭くする。見たところ、コウメイの言うことを聞き、これまでの鬱憤、つまり怒りのエネルギーを全て力に変えたようだ。もしかしたら、普通ポケモンにできないようなことも、テラリウムコアは可能にできるのかもしれない。単純にファイヤーがそれをやりやすい性格なのもあるかもしれないが。

 

ともかく、現時点でのファイヤーはかなり強化されている。恐らく、サンダーの攻撃も押し切られる可能性が高いだろう。…それはなんとしてでも避けなければならない…!もしかしたら、隙をつかれて網で捕獲されて逃げられる、なんてこともあり得るかもしれない。だって、いまあたし達が見えている範囲に下っ端が1人もいないから…。

 

「ストリンダー、オーバードライブ!」

 

「まずは邪魔者から先に消しましょう。ファイヤー、『バーニングインフェルノ』。」

 

「ファァァァァァァァァァッ‼︎」

 

ファイヤーがストリンダーの方へ突撃し、ストリンダーは運悪くそれに当たってしまう。

 

バチチチィ!

 

「リダ……ッ。」

 

「ストリンダー、お疲れ様…。ゆっくり休んでね…。」

 

ストリンダーはそのまま戦闘不能になり、コウメイが「まずは1匹」と呟く。

 

「ファイヤー、好きな様に潰していっていいですよ。」

「ファァァァァァァァァァッ‼︎」

 

しかし、そんなコウメイのセリフも聞こえていないようで、まるで暴走列車のようになってしまっている。もしかすると、テラリウムの影響で脳がバグってしまっているのかもしれない。

 

「ゲッコウガ!ソニックアクアバレット……」

 

ズバチチチィィッ‼︎

 

「コウガァァッ…!」

 

「ゲッコウガ⁉︎」

 

ゲッコウガのワザはキャンセルされ、ゲッコウガはガクッと膝を突く。どうやら、やけども負ってしまっているようだ。カルムは、持っていたかいふくのくすりを即座に使い、回復を図る。

 

「よし、これで回復完了。オレも指示のミスをする時だってあるから、あんまり無理しちゃダメだよ?程々にでいいからね。」

 

「コウガッ!」

 

威勢のいい返事をするゲッコウガ。良い信頼関係が垣間見える。

そして、そのタイミングでファイヤーの方へ視線が戻る。

 

「リューくん、はかいこうせん・群青!」

 

「バウウウウウウウ‼︎」

 

はかいこうせんを受けてもそのまま突き進んでくるファイヤー。応用ワザで撃ち勝てないということは、これは真ワザである可能性が高いだろう。

 

「ホムラ!そのワザ、多分真ワザだよ!抑えられてる‼︎はかいこうせん・光芒に変えて‼︎」

 

「オッケー!こっからじゃ見えなかった!ありがとうな!リューくん、はかいこうせん・光芒だ!」

 

「バウウウウウウウウウウウウウ‼︎」

 

威力が桁違いなはかいこうせんに変わり、今度はファイヤーが押され始め、やがて……

 

バチィン!

 

「ファアア…ッ!」

 

「…ファイヤー、もう()()()()()()()()()()()()()。」

 

「やっぱり…」「抵抗してたんだ…!」

 

「2人共、シリアスシーンでもシンクロするのはやめてちょうだい?」

 

「「え?シンクロなんかしてないけど?」」

 

「セレナ、これはもう重症だよ。オレとキミよりよっぽど。」

 

「!⁉︎…ちょっと…カルムったら…///」

 

「…なぁ、オレはこの空気どうしたらいいんだ?ピカチュウ…?」

 

「ピカピカチュ…。」

 

ダメだこいつらとでも言うかのように溜め息を吐き、サトシにその意志を示すピカチュウ。…ちょっと熱中しすぎてしまったようだ。

 

「…呑気ですね、貴方達。強者故の余裕ってやつですか。ファイヤー、テラリウムの出力を上げますので、こちらへきてください。」

 

シュアアアアアアアアアアッ!

 

 

「ファァァァァァァァァァッ‼︎」

 

 

ドカァァァァァァァァァッ‼︎

 

 

ファイヤーから尋常じゃないエネルギーが放出され、一瞬驚くあたし達。

 

「さっきまでセーブしてたエネルギーを全部過剰に放ってるっぽいね…。」

 

「そうだね、多分テラリウムに抵抗してた自我が消し飛んでる。」

 

「…どうする?」

 

「当然ファイヤーの自我を取り戻さないとだ!」

「ピカピカチュ!」

 

「…取り敢えず、全員フリーで攻撃していくか。」

 

「「「「了解!」」」」「ピカチ!」

 

全員が別行動を開始し、ファイヤーを包囲し、集中攻撃を開始する。

 

「ファァァァァァァァァァッ!」

 

ファイヤーのねっぷう!

 

「リダァァァ…!」

「マフォッ⁉︎」

「コウガガガッ!」

「ピカピカピカピカァァァ!」

「バウウウウ⁉︎」

「マァァァッ⁉︎」

 

全方位にパラパラと鱗粉…というより火の粉をばら撒きながら飛翔し、熱風を放つ。

急いで回避したゲッコウガと、昨日見せたカウンターシールドなるものを展開したピカチュウ以外のポケモンにヒットして、ストリンダーはやられてしまう。

 

「あぁっ…ストリンダー、お疲れ様。よく頑張ったね…。ゆっくり休んで。」

 

「マジで語彙力なくなるぐらい火力化け物だな…。」

 

マフォクシー含めて大きく削られたようで、膝を突きかけている。サンダーはダメージは大きくはなかったようだが、それでもそこそこのダメージのようで、かなり驚いているように見える。

 

「みんあ、メガシンカで削るぞ!」

 

「ヘイヘイ、出番だよ!」

 

「「「「「「ヘイ、へヘイ!」」」」」」

 

ヘイヘイを出して、メガシンカを行う。4人同時にメガシンカしたのをみて、サトシも…

 

「おっ、メガシンカで揃えるか!ピカチュウ、戻ってこい!ルカリオ!」

 

「ピッカァ!」

「ヴォルッ!」

 

ルカリオを出して、メガシンカさせる。

この場に5匹のメガシンカが揃った。

 

「…いくぜ、みんな!」

「「「「おう!」」」」

 

全員がファイヤーを取り囲み、攻撃を開始する。

 

「ゲッコウガ、みずしゅりけん!」

「ヘイヘイ、はいすいのじんからのインファイト!」

「マフォクシー、10まんボルト!」

「ルカリオ、『はどうだん』!」

「リューくん、はかいこうせん・群青!」

 

「コウガガガガガァァッ!」

「「「「「「ヘイ!ヘイヘイヘヘイ!へーーへへヘェェェェェイッ‼︎」」」」」」

「マフォォォォッ!」

「ヴォルァァァ!」

「バウウウウウウウ!」

 

「「「「「いっけぇぇっ!」」」」」

 

全員の攻撃が重なり、ファイヤーに直撃する。…だが、それでもファイヤーは倒れない。

 

「ファァァァァァァァァァッ!」

 

「…フフフ…。まだまだ大丈夫そうですねぇ…。あ、そうそう。感覚器官も麻痺してしまっているので、どれだけ痛くても体力が尽きない限りは普通に攻撃してきますから、注意してくださいね〜。」

 

コウメイがそう忠告するが、誰1人として聞いてはくれない。

 

「…ハァ。私の影も薄くなったものですね…。ついに敵に無視されるとは…。」

 

そう呟きながらも、真剣にメモをとりつづける。

 

(私のデータが少しでも我々の野望に役立つといいですねぇ…。)

 

一方その頃、サンダーは、あたし達を助けるために、急いで真ワザの覚醒を目指していた。

懸命に雷を出し、なるべく精度を上げて…その作業の繰り返しをしている。

質をとにかく上げているようで、強い雷を作っているようだ。そのためか、疲れが顔に出始めている。

 

「ゲッコウガ、ソニックアクアバレットだ!」

 

「コウガガガガガァァッ‼︎」

 

重そうな水の手裏剣をファイヤーにぶつけるが、あまり効果がなさそうに見えた。

 

「やっぱり…。さっきからあんまりみずワザが聞いてないなと思ってたけど…ファイヤーの周りに渦巻いてる熱風がファイヤーに向けられてるワザ、中でもみずワザを殆ど蒸発させてるっぽい…。」

 

「それは…ホントに厄介だね…。」

 

これじゃあゲッコウガをメガシンカさせた意味が殆ど無い気がしなくもないが、そんなこと嘆いたって状況は変わらない。今はこの熱風を何とかしなくちゃいけない。

 

「みずワザで効果抜群を狙いたいなら、熱風を攻撃して剥がすしかないな…。」

 

「じゃあとにかく当てるしかないね!ヘイヘイ、インファイトだよ!」

「マフォクシー、10まんボルトよ!」

「ゲッコウガ、れいとうビームで削っていこう!」

「ルカリオ、バレットパンチ!」

「リューくん、はかいこうせん・群青!」

サンダーのサンダーハリケーン!

 

「「「「「「ヘヘヘヘヘェェェイ‼︎」」」」」」

「マッフォオオオッ!」

「コウガァッ!」

「ヴォルルルルルルルル!」

「バウウウウウウウ!」

「マァァァァァァッ!」

 

千の銅色の拳が降り注ぎ、強力な電気が熱風を通じてファイヤーを貫く。

 

シュボゴゴゴゴォォォッ!

 

だが、氷の光線は熱風に遮られ、約半分ほどのダメージしか入っていないように見える。

 

「…れいとうビームも効果があんまりない、か…。」

 

「いや、でも見て!熱風の勢いは弱まってるよ!ファイヤーのフィルターには引っかかるけど、熱風へのダメージは他のワザより大きいみたい!」

 

「なるほど…。あの熱風は直接攻撃したらやけどになりそうな気がするし、厄介な効果は早く消さないとだから、カルムには熱風の攻撃をメインにお願いするわ。」

 

「オッケー、任せてくれ。」

 

そして、ファイヤーの方を見てみると、メガルカリオが攻撃していた。

 

「ヴォルルルルルルルル‼︎」

 

千…いや、万単位ともみれる勢いで拳をぶつけていくメガルカリオ。そして拳を叩き込み終えた時、メガルカリオに異変が起きる。

 

ボッ!

 

「ヴォアルッ⁉︎」

 

「ルカリオ⁉︎」「ピカピカ⁉︎」

 

メガルカリオがやけど状態になってしまう。

それを見かねたホムラは、リューくんに先に攻撃を指示してサトシに駆け寄る。

 

「どうやら、あの熱風は直接攻撃するとやけどになるみたいだ。ほい、チーゴのみだよ。」

 

「おっ、サンキューな。ルカリオ!」

 

「ヴォアッ?」

 

「ふっ!」

 

サトシがチーゴのみを投げ、ルカリオがそれをキャッチする。バシッと受け取ったルカリオは、サトシに少し会釈をし、きのみを咀嚼する。するとたちまち手のやけどは消え、表情も少しは楽そうになる。

 

「よぉし、このままいくぜ!」

 

「言っておくけど、もうチーゴのみはあと2つしかないからね。」

 

「ああ、サンキュー!これでまだ戦えるぜ!」

 

ビッシャァァァッ!

 

「ファアアア……!」

 

ファイヤーの体勢がグラッと崩れるのが見える。

 

「マァァァァァァッ!」

 

サンダーが目の瞳孔をかっ開き、物凄い剣幕でファイヤーを威嚇しながら猛攻を仕掛けていく。そこに…

 

「よし、いまだ!きょだいみずしゅりけん、発射!」

 

「コウガァッ!」

 

ゲッコウガが乗っていた手裏剣をファイヤーにぶん投げ、たちまち熱風は消え去り、チャンスが到来する。

 

「「「「「今だ‼︎」」」」」

 

全員が攻撃の準備を開始したその時だった。

 

 

 

「ファアアアアアアアアアッ‼︎」

 

 

 

シュボゴゴゴゴォォォッ‼︎

 

 

 

強烈な炎のエネルギーが放出される。そう、バーニングインフェルノだ。

 

だが、さっきとは威力も温度も、つまり火力が段違い…いいや、桁違いだ。

 

黒い煙幕が視界を覆い尽くし、周りがクリアになってくると…

 

「バウウ…。」

「マフォオ…。」

「コ…ウ…ガァ…ッ。」

「ヴォルオオオ…。」

「「「「「「ヘヘヘイ…。」」」」」」

「マァァァァァァッ⁉︎」

 

まさかのサンダー以外全滅。どうやらサンダーは、至近距離でなかったのに加えて、サンダーハリケーンを纏っていたからあまりダメージを負わなかったみたいだ。

でも、状況は悪化する一方。なぜなら…

 

カッ──────!

 

「日差しが…。」

 

「…晴れか。」

 

「…にしては日差し強過ぎじゃない?」

 

「さっきまでもやけに晴れてたな…まさか、さっきまでの晴れはファイヤーの効果で、これはEX晴れ…?」

 

「「「EX晴れ?」」」

 

疑問符を浮かべるあたしとホムラとサトシに、カルムが説明を加える。

 

「ああ、EX晴れは、晴れの強化版で、ほのおワザの威力を3倍にするっていう効果があるんだよ。ただ、ゲンシグラードンの特性のおわりのだいちや普通の晴れと違って、みずワザを無効化したり軽減する効果はないみたいだ。」

 

「「「へぇ〜っ…。」」」

 

その解説を受けて、再びファイヤーに向き直るあたし達。

このワザを見てどのポケモンで立ち向かうか、それがこの勝負の鍵になりそうだ。

 

「よぉしイベルタル、とうとう君の出番だ!」

「それじゃあいくわよ、ジガルデ!」

「ピカチュウ!君に決めた!」

「最高に輝ける力を!エースバーン、出ておいで!」

「最高最強の力を示そう!ほげた、出番だ!」

 

「イガレッカァッ!」

「ゼドアアアアッ!」

「ピカチャァッ!」

「エバァァァス!」

「ほっげぇぇぇ!」

 

ユラユラ…

 

ホムラのバッグの中のマスターボールが揺れるが、あたし達は気づくはずもなく、攻撃を始める。

 

「エースバーン、煌めく力を一緒に!テラスタル!」

 

「エバァァァス!」

 

「僕らもいこう!究極の輝きを、見せつけるぞ!テラスタル!」

 

「ほっげえええ!」

 

2人とも同時にいわテラスタルを行い、場が整う。

 

「ファアアアアアアアアアッ!」

 

ファイヤーのれっかのまい!

 

「舞ったところでバフなんてくしちまうぞ!テラバースト・金紅だ!」

「こっちもいくよ!テラバースト・金紅!」

「…アンタ達、さすがに仲良すぎない…?まぁいいわ!ジガルデ、サウザンアローよ!」

「イベルタル、デスウイングで相手の体力を奪うんだ!」

「ピカチュウ、10まんボルト!」

サンダーのサンダーハリケーン!

 

「ほげげげげぇぇぇぇっ!」

「エッバァァァァァンス!」

「ゼガアアアアアアアッ!」

「イガレッカァァァァッ!」

「ピイカア…チュゥゥッ!」

「マァァァァァァァァッ!」

 

初撃で2匹のデバフラッシュが炸裂し、50%を引いてファイヤーは怯む。そこにヤケクソといっても過言ではないレベルの猛攻が4匹から仕掛けられる。加えて、ファイヤーは一時的に地面に叩きつけられ、飛べなくなってしまう。

 

「ファアアアアアアアアアッ!」

 

ファイヤーのねっぷう!

 

「イベルタル、ぼうふうだ!」

 

「イガァァァッ!」

 

ねっぷうもぼうふうで押し返し、ファイヤーの優位な状況から脱却する。どうやら、デバフラッシュが相当効いているようだ。

 

「ファアアアアアアアアアッ!」

 

ファイヤーのゴッドバード!

 

「マァァァァァァッ!」

 

サンダーのサンダーハリケーン!

 

ズビシャァァァン!

 

「ファアアアアアアアアアッ‼︎」

 

ファイヤーが断末魔のような叫び声をあげ、体力が尽きかけていることを周囲に知らせる。

 

「ジガルデ、サウザンアローでファイヤーを固定して!」

「このままテラバースト・金紅で押し切るぞ!」

「よし、勝てる!最後のひと押し、テラバースト・金紅だよっ!」

「イベルタル、ラモート・デスウイング!」

「ピカチュウ、友情の10まんボルトだ!」

サンダーのサンダーハリケーン!

 

「ゼドドドドッ!」

 

ドシュシュシュシュッ!

 

ファイヤーが地面に固定され、動けなくなる。

 

「ファアアアアアアアアアッ!」

 

「ほげげげげげげぇ!」

「エバァァァァァス!」

 

ズダダダダダ…ドギャァァァン!

 

怒りの声をあげるファイヤーだったが、その余裕はテラバースト・金紅の2連撃によって失われる。

加えて、発動しようとしていただいもんじが掻き消される。怯み状態になったようだった。

 

「ファアッ…!」

 

呻き声をあげるが、それすらも許されない。イベルタルの容赦ない一撃がファイヤーにダイレクトで降り注ぐ。

 

「イガレッカァァァッ!」

 

ズドビビビビビビビ!

 

「ギャァァァァッ!」

 

「このワザは、デスゾーンを生成する効果もある。ファイヤーは苦しみ続け、僕たちの体力は徐々に回復していく。」

 

デスゾーンがドーム状に展開されて、ファイヤーの体を確実に蝕む。

そこにさらにサトシとピカチュウの攻撃が入る。

 

 

 

「ピイイカアアアチュゥゥッ‼︎」

 

 

 

ズドッッッッッッシャァァァァァァァァァァァァァァン‼︎

 

 

 

強力すぎる一撃を喰らい、ファイヤーはさらに苦しそうな顔をする。

そこにさらに……

 

「マァァァァァァッ‼︎」

 

ズドギャギャギャシャァァァァン‼︎

 

恐ろしい轟音が鳴り響き、ファイヤーはグラリとかなり大きく体勢を崩す。

 

「いまよ!ジガルデ、オーダーコアパニ……」

 

 

「ファアアアアアアアアアッ‼︎」

 

 

雄叫びは天にまで響き、全員の行動を停止させる。

 

当然だが、ポケモンバトルでは、この一瞬の隙が仇となることもある。

 

そして、ファイヤーはこの隙を自分の勝機(チャンス)に変える。

 

「ファアアアアアアアアアッ‼︎」

 

ファイヤーは超絶本気モードになった!

ファイヤーは絶好調だ‼︎

 

ファイヤーから赤い光が強く放出され、周囲に能力アップを知らせる。

どう考えてもこの状況でコレはマズい。本気でこちら側が壊滅する可能性が非常に高いだろう。

 

「おやおや…。やはり、テラリウムは潜在能力を引き出すこともできるのですね。なるほど。」

 

なるほど、じゃないんだよ!マジで!なんて嘆きたい気分だが、そんなこと言っている内に攻撃が飛んできて──────

 

 

 

ズガガガガガガガガガガガガッ‼︎

 

 

 

突如、大量のブレイズキックが降り注ぐ。一瞬にして膨大な量のブレイズキックを体に叩き込まれたファイヤーは、驚き、攻撃を一旦停止する。

炎が止み、セレナ達にまたとないチャンスが到来する。

 

「行くわよッ!ジガルデ‼︎」

 

「ゼドアアアアッ‼︎」

 

すると、ジガルデの体が光り輝き、光の球体が発生する。そして、それはセレナの手元にゆっくりと降りてくる。

 

「え…?なにこれ…?石……ってことは…?」

 

光が止むと、そこには見慣れたような、でも見慣れない石が現れる。

そう、これこそが…

 

「ジガルデナイト‼︎」

 

ジガルデがコクリと頷き、セレナが手でジガルデにジガルデナイトを渡す。

不思議と、メガリングにはメガエネルギーが再充填されていた。

 

セレナは、確信した顔をしていた。そう、勝利を確信した顔を─────

 

「揺るぎない正義の秩序を今掲げて!メガシンカよ‼︎」

 

キュイイイイイッと音がして、メガエネルギーがジガルデを包み込む。

エネルギーは少しづつ肥大化し、やがて破裂する。

 

そして、そこには、巨大な砲台のようなものを構えたジガルデが存在していた。

 

「ゼドアアアアッ‼︎」

 

物凄い咆哮をし、ファイヤーに大きなプレッシャーをかける。

 

「…な、なんてプレッシャーでしょうか…?」

 

コウメイですら恐れ慄くレベルの覇気に、セレナはさらに満面の笑みを浮かべる。そこに迷いなんかの曇りは一切存在しなかった。

 

「決めちゃうわよ、ジガルデ‼︎『無に帰す光』‼︎」

 

「ゼ…ッ、ゼ…ッ、ゼ…ッ、ゼ…ッ!ゼェェッ‼︎」

 

X、Y、そしてZ。この3文字を砲台の表面に浮かべ、砲台の口を開放する。

 

ガパッ…!

 

そこに光が収縮されていき、やがて──────

 

 

 

「いっっっっけええええええええええっ‼︎」

 

 

 

「ゼドドドアアアアアアアアアアアアッ‼︎」

 

 

 

ズドドドドドドドドドドドドドドドドッカァァァァン‼︎‼︎

 

 

 

眩い光が放たれ、視界がホワイトアウトする。

そこにさらに、轟音が鳴り響く。

 

輝きは轟音が鳴り止むと共に収まり、視界が開ける。

 

「ファア……アアアアアアアアッ‼︎」

 

ファイヤーのバーニングインフェルノ!

 

「マァァァァァァッ!」

 

ファイヤーの残ったエネルギーから捨て身の一撃が放たれかけるも、サンダーが阻止しようと試みる。

 

「サンダー、あとは任せたわ!」

「ゼガアアアアッ!」

「頑張れ、サンダー!」

「ほっげえ!」

「頑張って、サンダー!」

「エバァス!」

「君ならできるよ、サンダー!」

「イガァァァッ!」

「大丈夫、オレ達がついてるぜ!」

「ピカピカチュ!」

 

全員から声援をもらい、サンダーは最後の大勝負に出る。

 

サンダーのサンダーハリケーン!

 

バチバチバチ!

 

「ファアアアアアアアアアッ‼︎」

 

ファイヤーはまだ倒れるどころか、溢れる炎のエネルギーでハリケーン自体を破壊する。

 

「マァァァァァァッ‼︎」

 

何度でも、何度でも。希望がどれだけ破壊されようと、サンダーが諦めることはなかった。

だが、制限時間に限界はある。このままでは、大ワザが成功し、今のポケモンの全滅は不可避だろう。それでも、ファイヤーを倒すことはできるだろうが、それではサンダーは納得しない。

 

自分ばかり助けてもらって、励ましてもらって…。与えられてばかりで何も成せないことだけは何があっても絶対に嫌なのだ。

 

「マァァァァァァァァッ……!」

 

そして、やがてファイヤーのエネルギーが放出されて─────

 

 

 

「マァァァァァァァァァァァァァァッ‼︎」

 

 

 

サンダーの『永劫のかみなり』!

 

 

 

ドシャァァァァァッ!

 

 

 

「よし、いいぞ!まだいけるぜ、サンダー!」「ピカピーカ!」

 

「…あれは…黒いモヤ…!物理ブレイクか特殊ブレイクかはたまた両方か…どちらにせよチャンスなのは確実だね!頑張れ、サンダー!」

 

 

 

ドギャシャァァァァッ!

 

 

 

バチバチバチ…ドゥウウウウン…

 

 

 

EXいかずちゾーンが生成された!

 

「すごいね、サンダー!EXゾーンだなんて!」

 

「フフフ、そう来なくっちゃよね!」

 

そして、最後の一撃。

 

「ファイヤー、耐えてみせてくださいね⁉︎」

 

「いいや、無理だぜ。だって────」

 

 

 

ドバチャチャチャチャチャチャァァァァァァン‼︎

 

 

 

「マ゛ァァァァァァァァァァァッ‼︎」

 

 

 

「人の応援ほど、力になるものはないからな。」

 

「…仕方ないですね。今です。ファイヤーのみ回収してください。」

 

コウメイが発信機にそう言うと、いつの間にか透明になっていた檻が再び現れ、ファイヤーを回収していく。ガチャン、と音が鳴った檻は、森の奥へと消えていった。

 

「いいでしょう。今回はこのぐらいにしておきます。さすがに無謀で甘かったですね、チャンピオン大勢が相手にした我々の作戦は。それでは、総員退避で────」

 

「待てよ!」

 

コウメイが去ろうとするが、サトシがそれを止める。

 

「オレはお前たちがどうしてこんなことをしていて、結果何になるかは分からない。でも、ポケモンを傷つけるんだったらオレ達が絶対に許さない!」

 

「ピカピカチュ‼︎」

 

「…ほう、そうですか。」

 

「次悪事を働こうものなら、オレ達は絶対に容赦しない。それを覚えておけ!」

 

「ピカピカチャァァッ‼︎」

 

「…なるほど、わかりましたよ、サトシくん。…いえ、()()()()()()()()()()()()()()()()、でしたっけ。…くだらない。君たちに止められるものなら止めて見せてくださいよ。我々の野望を。…まぁ、いくらワールドチャンピオンといえど、お子様ごときには無理でしょうけどね。それでは。」

 

ボワッと煙幕が巻かれ、視界が開けた時にはいなくなっていたグレン団。あたし達の戦いは、まだまだ続いていきそうだ…。

 

でも…

 

「…にしても、最後の一撃はシビれたぜ、サンダー!」

「ピーカピカチュ!」

 

「マァッ!」

 

「さっきの一撃は恐らく神ワザ。さすがに神ワザがあるポケモンを狙いには来ないだろうし、もうほぼ安心してもいいけど、油断はしちゃダメだよ、サンダー。これからも気をつけてくれ。」

 

「マァァ!」

 

「…ユウリ、ホムラ。そろそろアタシ達よっしいに報告に行かないとだから、そろそろいくね。今日は協力してくれてありがとう。もちろん、サンダーもね。」

 

「ああ、またな、3人とも!」

「うん、また会おうね〜!」

「マァァ!」

 

「また会う日を楽しみにしているよ。オレやイベルタル達ももっと強くなるし。…またその時は本気の勝負でもしたいかな。」

 

「オレもピカチュウも、まだしばらくはこの世界で冒険するし、またいつか会おうぜ!そしたら今度は本気の勝負だ!」

「ピカピカチュウ!」

 

 

3人を見送り、あたし達もサンダーや自分達のポケモンの回復を済ませ、そろそろ町を出ることに。

 

「今日はありがとうね、サンダー!」

 

「また何かあったらすぐ呼んでくれよ!」

 

「マァッ!」

 

「…それじゃあ、これをあげるね!」

 

そしてあたしが出したのは、『ゆうきのおまもり』と呼ばれる、雑貨屋に売っていたアイテム。これをサンダーに付ける。

 

「マァッ?」

 

「これは一緒に戦った仲間の印。要は仲間の証明みたいなものだよ!」

 

「へぇ〜。いいね、それ!」

 

「マァッ!」

 

サンダーも気に入ってくれたみたいで、近くを飛び回っている。

 

「それじゃあ、また会おうね、サンダー!」

 

「僕たちは旅を続けるけど、またどこかで会おう!」

 

「マァァァァァァッ!」

 

サンダーは大きな雄叫びで見送る。またいつか、再び会うことができる日が来ることを祈って…。

 

To be continued…




【来週は別作品の投稿になります。ご了承ください】

サンダーハリケーン

サンダーの応用ワザ。ポケポケのサンダーexの下ワザの流用ですが、効果は全く異なっており、デメリット効果が、ワザの発動中は動けないことになっています。効果は、最大で4つの雷の渦を生成し、相手にぶつける。発動数はポケモンが任意で指定し、4回分を纏めて相手にぶつけることも可能。確定で相手の特攻と特防をワンランク下げ、80%で相手にまひ状態を付与する。10%でいかずちゾーンかエレキフィールドを生成する。

れっかのまい

漢字で書くと烈火の舞。こちらはポケポケのファイヤーexの上ワザの流用になっています。ファイヤーの応用ワザとなっていて、本編でもやっていましたが、他の舞系統と同じく回転することで防御にも使えます。デメリット効果は戦闘中に6回しか使えない。効果は、自分の攻撃と特攻をワンランク上げる。そして、晴れかひのたまゾーンかほのおダメージの場を展開、もしくは自分の次回攻撃ワザの威力を1.5倍にする。

ソニックアクアバレット

神速で銃弾の如くみずしゅりけんを相手に無数に放出するワザで、カルムのゲッコウガの真ワザになっています。デメリット効果が、少しの間みずワザが使えないことで、効果が、デメリット防御系効果のワザや特性も無視して攻撃できる。50%の確率で相手を怯み状態にする。上空に放てば、天候を雨に、そして30%の確率でEXあめになる。なお、天候が雨やEXあめ、ゾーンがしずくゾーンかEXしずくゾーンの時はデメリット効果がなくなる。

バーニングインフェルノ

ファイヤーの真ワザ。究極の炎を纏い、相手に放出したりします。特殊ワザですが、物理ワザとしての運用も可能になっています。デメリット効果が、少しの間このワザが使えないこと。効果は、相手を100%でやけど状態にし、30%で晴れかひのたまゾーンのどちらかを生成します。晴れかゾーンの生成時にすでにそれらが生成されていた場合は、それらをEX版に進化させます。

熱風

M次元ラッシュの裏ボスのメガレックウザの乱気流から着想を得ました。流石に、鳥の伝説とはいえ扱いは準伝説ポケモンなので、ひとつのタイプの弱点をまるまる減らすなんてできませんが、触れたポケモンをやけどにする効果と、自分のほのおワザを1.2倍の威力にする効果、みずタイプのワザとこおりタイプのワザの自分へのダメージの倍率を1/2倍にする効果があります。

ラモート・デスウイング

la mort、「死」を意味するフランス語が語源の、デスウイングの真ワザ版です。
強力なあくエネルギーかひこうエネルギーを解き放って相手に攻撃します。デメリット効果は3回までしか使えないこと、効果は、確定で場をデスゾーンにします。デスゾーンは、相手が常に定数ダメージを受け、そのダメージ分だけ中にいる味方のポケモンのHPを回復するという効果です。分類はあくダメージの場なので、弱点のポケモンはダメージが多くなります。いまひとつ以下のポケモンには等倍で定数ダメージが入るようです。他の効果は、50%で相手を怯み状態にし、30%でこわもてゾーンを、展開済みならEXこわもてゾーンを展開します。なお、ひこうワザとしての攻撃の時は、それぞれあおぞらゾーンとEXあおぞらゾーンになります。

友情の10まんボルト

物凄い超火力が出る、サトシとピカチュウだけの神ワザです。
目にも止まらぬ速さで10まんボルトが放出され、意味不明なレベルの超ダメージを与えます。
効果はたったこれだけですが、デメリット効果が、少しの間このワザが使えないといった効果だけです!少しの間なので、ほんの1分もかからないうちに再度使用が可能に。普通に強いですが、サトシはこれを応用ワザと勘違いしているようです。…いや、でも、まだまだ上の次元に行けるからこのワザは応用ワザと捉えて、さらなる力を求めてる…ってことなのかも…?いや、それはないか…?どちらにせよ、真実はサトシとピカチュウの中だけにありますね。

永劫のかみなり

自分か相手が倒れるまでの長い時間相手をじっくりと痛めつけることが可能な、でんきタイプの神ワザです。デメリット効果が、2回しか使えないこと。効果は、初撃で相手を特殊ブレイクにし、2撃目でサンダーブレイク状態にし、EXいかずちゾーンを生成する。そして、3度目の攻撃で最強の一撃を相手に叩き込む、となっています。

サトセレ

サトシとセレナといえば、あの恋人未満な関係!…ですが、この世界のセレナは、サトシはとくに何も感じていないようです。カルムはそれを見てホッとしたんだとか。ただ、この世界でのセレナの発言や、サトシの世界のセレナとの思い出で、アニポケのセレナには大きな感情があるようです。
…それは一体どんな感情なのか?それは、4月ごろの幕間でお見せしますので、お楽しみに!

あとがき

今回はかなりいい回になったと思いますが、どうでしたか?是非是非感想などをいただけると幸いです!それでは、毎週恒例の次回予告へ参りましょう!

次回予告

ホムラ 「いやぁ、ナイス防衛だったな!」

ユウリ 「うん、そうだね。サンダー、無事でいてほしいなぁ…。」

ホムラ 「きっと大丈夫だよ。…ん⁉︎デルタアクアパークでグレン団が襲撃を計画してるって⁉︎」

ユウリ 「またグレン団…!えっ、今回はコウメイじゃない⁉︎いやでも、パーク内のポケモン達も一緒に追い払ってくれるみたい!」

ホムラ 「従業員さんとも協力して、みんなでグレン団を追い返すぞ!というわけで次回ポケットモンスター新たなる旅路!」

ユウリ 「『防衛!デルタアクアパーク‼︎』よぉし、頑張るぞ〜!」

というわけで、次回はまたもグレン団回!今度はデルタアクアパークをグレン団の魔の手から防衛します!そして、次回は新たな幹部が登場!一体誰なのか?なぜアクアパークを襲撃したのか?気になる次回は、2週間後です!来週はベイブレードの小説を投稿するので、良かったらそっちも覗いてみてください!それでは、また次回にてお会いしましょう!


次回  第二十五話 防衛!デルタアクアパーク‼︎

ホムラの最初の1匹は誰だと思う?

  • 伝説のポケモン
  • 御三家(最初の3匹)
  • 色違いの伝説のポケモン
  • 幻のポケモン
  • 色違い御三家
  • 色違い幻のポケモン
  • それ以外(コメント欄に記入を!)
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