【未完・更新終了】ポケットモンスター 新たなる旅路   作:よっしい

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※※今話では暴力的な発言をするキャラクターがいます。苦手な方は閲覧注意です※※


第二十五話 防衛!デルタアクアパーク‼︎

《グレン視点》

 

「…というものが今回の結果です。ファイヤーとテラリウムを掛け合わせる実験の結果のみという成果になってしまいましたが、これで組織に役に立つことができれば────」

 

「ちょっとぉ〜wあんなに自分がやります!なんて言っときながら成果出せてませ〜んはマジおもろいんですけど〜www」

 

「…うるさいですね。一人称違いますし、声全然似てないですし、なにより私は今────」

 

「その程度の成果を長ったらしく報告すんなっつーの!ウチら何の成果もないクソ(なげ)ぇ言い訳を聞きにきたわけじゃねぇんだよね〜。マジはやくしろっつーの。」

 

「こら、マイ─────」

 

「…よしなさい、マイカ。我々は同じ集団、言わば同士、即ち仲間だ。」

 

「…正味、家族を襲撃してる人に言われたくないけどね〜。」

 

「そうかい、それはすまなかったね。…さて、コウメイよ、残りの報告はレポートをタブレットで提出して済ませてくれ。」

 

「承知しました。」

 

「…さて、今回は作戦会議のために呼び出した。内容は─────」

 


《ユウリ視点》

2025/11/2 AM 8:23 6番道路キャンプ場

 

「ユウリ、そろそろ行くよ〜?」

 

ホムラに声をかけられるけど、あたしは手で制止し、ホムラが捕まえようとしているポケモンが見えないようにしながら、とあるポケモンを背面取りで捕まえる。

 

「……よし、今だ!」

 

シュアッと投げたボールはそのポケモンに見事ヒットし、レーザーに捉えられ、ボールが数回揺れると…ポン、と捕獲成功の合図がする。つまり…

 

「よっし!捕まえた〜!」

 

捕獲成功。何を捕まえたかは─────秘密である。

 

「…そろそろ目開けて大丈夫?」

 

「え〜?どうしよっかな〜?」

 

「どうしよっかな〜なら開けて大丈夫そうだね。」

 

「うん、いいよ〜!」

 

あたし達の朝はとっても早い。朝ごはんはもう食べたから、今から次のジムに向けて旅を再開していく予定。でも、今日はそうもいかないみたいで────

 

プルルル…プルルル…

 

「電話?ホムラ、取らないの?」

 

「ああ、ちょっと…。…もしもし?……ああ、えっ?今日⁉︎そういうのはせめて数日前に…いや、セレナ達そんなこと一言も言ってなかったぞ⁉︎…えっ、伝えた⁉︎そんなバカな!」

 

恐らく相手はよっしい。ホムラの叫びに近い呟きを聴いていると、内容がなんとなくわかってくる。

 

(…ああ、アクアパークの件ね〜…。ガッツリ言ってたよ〜…?)

 

ホムラ、実は結構忘れん坊さんなんだよね〜(自分は違うとは言っていない)。

結構前にした約束とか、サラッと忘れてることも多いし…。まぁそれでも即座に思い出せるみたいだけどね。でも、今回みたいに思い出せないパターンも人間である限り存在するわけで。

 

「ホムラ、アクアパークの件だよ。あたし達2人に向かってほしいって。サンダー防衛の前日にみんなで話したよ?」

 

「…………あ〜、あっあっ……あ〜!思い出した!デルタアクアパークの件だ!ごめんよっしい…。うん、オッケー。ほい、ほいほ〜い。それじゃ、こっちは任せてな!…はあ?大丈夫だっての!…それじゃあな!……ふう。助かったよ、ユウリ。」

 

「それは良かった!」

 

なんか最近、ホムラに褒められる回数が増えたからか、あたしの幸福度が右肩上がりな気がする…。ちょっと調子に乗りすぎかな?…まぁ、いっか!さて、それじゃあアクアパークまでは……ん?

 

「…ホムラ。あたし達、行きすぎてない?」

 

「えっ?そんなバカ……な……はい、誠に申し訳ございませんでしたということで走って戻るぞ!」

 

「アハハ…やっぱり…。」

 

今日もドタバタな1日が始まりそうだ。

 


《ホムラ視点》

2025/11/2 PM 5:55 5番道路 デルタアクアパーク

 

「こんにちは。本日は間も無く閉館となりますので、申し訳ないですがまた明日お越しくださいませ。」

 

このタイミングで、スマホロトムを見ながらパスワードを言う。

 

「チーズフォンデュにケーキをつけてチョコチップクッキーチーズフォンデュにしたら不味いと思ったらやっぱり美味しかったです。」

 

「……はい。ようこそお越しくださいました、ホムラ様にユウリ様!チャンピオンのお二方に助けていただければ敵なしですね!」

 

「あ、ありがとうございます…。」

 

急に態度が変わったことに少し驚くも、すぐに切り替えて話に集中する。

 

「玄関のロックはまだ開館中のため開いていますので、入り口の入って右手側のスタッフルームにカードキーを使ってお入りください。そこでお会いしましょう。」

 

「わかりました。さっ、行くよ、ユウリ。」

 

「うん!でも…こういう場所はあなたと2人きりで行きたかったなぁ…。

 

(…今、何か言った?)

 

「ごめんユウリ。最後の方聞き取れなかったけど、何て言ってたの?」

 

「えっ?あっ、いや、き、気にしないで!別にいいし…。願望言ってただけだもん…。

 

「………。」

 

(う〜ん…今度は()()()()()()()()なぁ〜……可愛いかよッ‼︎)

 

(やばい。このままでは本気でユウリを好きになってしまいそうな勢いだな…。最近同じテントの中で寝るのが恒例になってるし…。このままじゃ僕もユウリに依存しちゃう状態になっちゃいそうだから、やっぱりちょっとはユウリを避けるべきなのかなぁ…?……いや、でもそんな酷いことしたらユウリは絶対悲しむし…。う〜む、悩ましい…。)

 

なんて思いながら、スタッフルームのロックを解錠し、スタッフルーム内に入る。

 

「ようこそお待ちしていました、お二方。私はデルタアクアパーク園長のスイホウと申します。」

 

「僕はパルデアチャンピオンランクのホムラです。今日はよろしくお願いします。」

 

「あたしはガラルチャンピオンのユウリです。今日は頑張ってアクアパークの人と一緒に戦うので、よろしくお願いします!」

 

「…はい、こちらこそよろしくお願いします。それでは、早速ですが本題に入ります。まず、今回お二方をお呼びしたのは、グレン団の襲撃があるとの情報が入ったからです。噂によると、グレン団の幹部も来るんだとか。」

 

「グレン団…。やっぱり…。一体誰が来るかはわかっているんですか?」

 

「いえ、そのあたりは残念ながらまだ情報が無いそうです。」

 

「そうですか…。わかっている情報は、グレン団が襲撃してくることと…あと、時間帯は?」

 

「閉館後の午後6時以降に作戦開始だそうです。加えて、狙いも判明しています。それが、超古代ポケモンのカイオーガだそうです。」

 

「カイオーガ⁉︎カイオーガって、あたし達が戦った⁉︎」

 

「噂でも聞いたことがないですけど、それって本当なんですか?」

 

「はい。実は、その個体はあなたたちが戦った個体と()()()個体です。」

 

「何か問題があったんですか?」

 

「あの戦闘の後、彼らは運悪くグレン団に見つかってしまい、幸い捕まることはなかったのですが、グラードンもカイオーガもどこかから放たれた石化光線を喰らってしまい、再起不能になってしまったのでここに保管しているんです。」

 

「へぇ〜…。そうなんですか。」

 

「彼らの侵入が判明するまでは我々は待機ですので、その間はお二方からの質問を受け付けます。好きに質問をどうぞ。」

 

「それじゃあ、僕から。前から気になっていましたが、カイオーガなどの伝説のポケモンは伝承では雰囲気的に1体しかいないのに、なんで何体も実在しているんですか?」

 

「それは、どうやら元々複数体居たからという考えが現状では最も有力な説です。でなければタイプ的に劣勢のはずのグラードン、即ち陸地の方が多いのはおかしいから、だそうです。まぁ、なにもこれを裏付けるようなものはないので、確証はないのですが…。」

 

現在の世界は、陸と海の割合は約4:6と言われていて、たしかにグラードンとカイオーガが争ったなら、タイプ的に有利なカイオーガがもっと圧倒していれば、良くて3:7、最悪海10割にもなっていたはずだ。でも、そうなっていないということは、元々複数体居たと考えるのが自然だろう。ちなみにだが、噂によるとウルトラホールで出現してきたという噂もあったりするらしい。

 

『ビービービー!ビービービー!警告!警告!園内に不審な人物あり!即時対応してください!ビービービー!ビービービー!警告!警告!園内に不審な人物あり!即時対応してください!』

 

「おおっと、もう来たのでしょうか…。というわけで改めまして、本日はよろしくお願いします。」

 

「「はい!」」

 


 

園内セキュリティデータベースシステムから場所を割り出し、出撃する。

 

「…ユウリは反対側から包囲してくれ。」

 

「うん、わかった。」

 

二手に分かれて徹底的にグレン団を追い込む。もしかしたら、メガウェーブによってメガシンカしたポケモン達がアクアパークのポケモン達を襲っているかもしれないからね。

 

…なんて思ってた時期もありました。

 

「…なるほど。で、誤解されたと。」

 

「…そうだな。私達がここに居たから…。」

 

「ウヒョヒョ!すみませんマツブサさま、ちょっと寝てしまっていまして…。」

 

「コイツ、いくら叩いても起きなかった…。」

 

どうやら、彼らは一昔前に話題になったマグマ団とアクア団のうち、マグマ団の方のお偉いさんみたいだ。結構前にニュースで見たが、どうやらホウエン地方で悪事(マグマ団にとってはそれが正義)を働こうとしていたところ、ゲンシグラードンの制御は結局できず、ホウエンに引っ越してきた少年と少女に伝説のポケモンを任せたんだとか。

 

「にしても、僕と名前が同じ人がいるとはね…。」

 

「ウヒョヒョ!なんですか、チャイルドよ!ウヒョヒョヒョヒョ!」

 

「いや、まぁ多分僕の方が強いんで特に何も気にしてないですけど…。」

 

「…今、ディスったよな?」

 

「怖いです。殺気立った目は閉じてください。」

 

そう言いながら、スマホロトムを弄り、園長さんに電話を繋ぐ。

 

「園内。こちらの反応は園内に残ってしまっていたマグマ団の人たちでした。」

 

『おお、そうですか…。異常事態ではあるので、できれば彼らにも手伝いを仰ぎたいのですが…。』

 

「交渉しましょうか?最悪バトルで黙らせればいいですし。」

 

『お、おお…。流石はチャンピオン、頼りになります。それでは、交渉お願いします。』

 

「マツブサさん、ちょっといいですか?」

 

「…なにかね。」

 

「それがかくかくシキジカで…。」

 

「そうか。それで?」

 

「マグマ団トップ3のお三方にも協力をお願いしたいんです。お願いします。」

 

「…フム。ならば対価は?我々は生温(なまぬる)…失礼。優しいボランティア集団ではない。我々にもメリットは必要だ。」

 

「…そうですね…。」

 

グラードンの情報を与えるわけにもいかないし、グラードンに関してはマツブサさん達の方が知ってるだろうし…。対価…対価ねぇ…。

 

「……もしマツブサさん達が協力していただけなければ…」

 

「ここにいるカイオーガが解放されてしまうかもしれませんよ?」

 

「…そうか。だが、君たちなら…」

 

マツブサさんがそう言いかけたところで、ユウリが少し口を挟む。

 

「いえ、そんなことありませんよ。この動画を見てください!」

 

「……フム、コレは…。ファイヤーと君たちか。……これが噂のテラリウム…ほほう、そうかそうか。伝説を使われると君たちじゃ勝てない可能性も十分あり得る、と。」

 

「つまりはそういうことです。」

 

「…そうか。もう遅いが、カイオーガに関しては言ってもよかったのかね?我々もその情報は初耳だ。それは恐らく機密情報ではないのかな。」

 

「あ…っ。」

 

マツブサさんに指摘されてようやく気がつく。そうすると、マツブサさんはヤレヤレとでもいうような顔をし、ため息を吐く。

 

「全く、詰めの甘い少年たちだな。だが、いいだろう。確かに我々としてもカイオーガをポケモンをこのように扱う人間達に渡したくはない。我々でよければ力になろう。」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「礼には及ばない…が、どうやら来客のようだな。」

 

「「へっ?」」

 

僕もユウリも気づかなかったが、1人の怪しげな人物がこちらにゆっくりと歩いて来ていた。

 

「ちゃ〜す。ウチはマイカ〜。グレン団幹部だし、よろ〜。不精髭おじさんに負けかけた哀れな人たちを始末しにきたんだけど〜。ちょっと予想外だしぃ〜。」

 

「…なにしにきた?」

 

「当然、この水槽とかいうクソみてぇな檻に閉じ込められてる可哀想なポケモン達を助けに来たんだよッ!」

 

ガンッと水槽を蹴るが、水槽は強化ガラスでできているからか、なかなか割れない。

なんなら、蹴った本人────即ちマイカが痛そうにしていた。

 

「ハァ⁉︎なにこの水槽!ガラスの分際でクソムカつくんですけど‼︎マジs────」

 

「大丈夫ですか⁉︎皆さん‼︎」

 

すると、奥から園長さんが走ってくる。それを見たマイカは、園長さんを迎え撃つかのようにポケモンを出す。

 

「出てこいし、ライボルト、デンリュウ。」

 

「ラボォル!」

「デンリュッ!」

 

「メガウェーブしろし。」

 

ギュアッと暗い館内に合わないほどの強い紫の光を放ち、2匹をメガウェーブさせる。

コウメイと違い、そこには労いの言葉のひとつもなかった。

 

(コウメイもクズだと思ったけど、こっちのほうが断然最悪だな…。)

 

ここまでくると、コウメイの悪事がかわいく見えてしまうレベルだ。不精髭のおじさんは恐らくコウメイのことだろうし、この酷い性格で彼を馬鹿にできるのはある意味すごいことだと思う。もちろん悪い方の意味で。

 

「おや…。そっちがその気であれば…こちらも行かせていただきますよ。ラグラージ!」

 

「ラグラァ!」

 

ラグラージがボールから現れて、攻撃体勢に移る。

 

「じしんです!」

 

「ラグラララァァァッ!」

 

「ラボォル…!」

「デリュゥ…!」

 

じしん攻撃に命中したメガライボルトとメガデンリュウは一撃でダウンしてしまう。

どうやら、大してレベルが高くない個体だったのに加えて、ラグラージが強力な個体だったからなようだ。

 

「はぁっ⁉︎ワンパンとか意味わかんないし!クソッ!一旦ここは引いてやるしっ!」

 

バサっと身を翻し、煙幕を廊下一帯に振りまき、撤退するマイカ。

逃走しようとしたマイカはドカッと音を立てて園長さんを押し除け、走り去っていく。

 

「先程までのしたっぱの処理でグロウパンチで攻撃を上げていて良かったです。」

 

「ラグラァ!」

 

「一応聞きますけど、ここでじしんしても大丈夫だったんですか?」

 

「…いや、特に確証は無かったですが…まぁ強化ガラス+耐震性の建造物なので大丈夫だろうなと思いまして。禁止していますが、園内でバトルしても大丈夫なようにはなっていますよ。」

 

「…へぇ〜…。そうなんですか。そういえば、さっきのマイカとかいう人はどこに…?」

 

「…グレン団幹部ですよね。奴は多分カイオーガの解放のためにシークレットフロアへ向かったか、水槽に通じているパイプフロアに向かったか…。どちらかに入ってきた場合はアラートがなるように設定しているのでまだ大丈夫ではありますが…。」

 

迷っている園長さんを見かねたマツブサさんは、ハァとため息を吐くと、こう言う。

 

「2手に分かれた方が安全かつ確実だろう。そこにいる少年。」

 

「ホムラです。」

 

「…奇しくも私の部下と同じ名か…。まぁいい。君はシークレットルームに向かいなさい。水槽は私と────」

 

「そっちはあたし、ガラルチャンピオンのユウリがいくので大丈夫ですよ!」

 

「…そうか。ならば心強い。水槽へは園長さんにも来てもらい、最小限の勢力で向かう。その他はシークレットルームへ。これでいいだろう。分かったら各自そこへ向かいなさい。」

 

「ありがとうございます、マツブサさん!」

 

「…礼を言うなら解決の後だ。それに忘れてはいけない。私たちはあくまでカイオーガの解放を防ぐために動いているのだからな。」

 


《ユウリ視点》

 

「……たのもーっ!」

 

バッと身を乗り出し、まるで道場破りかのような勢いで入っていくあたしと、その後に続くマツブサさんと園長さん。

 

「…あれ。あれれれ〜?こっちに強い方来ちゃったじゃ〜ん。こっちを弱い方で固めてくると思ったから総力戦で潰そうと思ったのにぃ〜。ざぁ〜んねん♡」

 

「…そういうのいいから。さっさと帰ってくれないかな?」

 

「え〜?アハ…アハハ!アハハハハハハ!バッカじゃないの〜?ウチが出てけ⁉︎嫌に決まってるし〜wマジバカすぎてウケるんですけど〜www」

 

なんだろう、こいつ…ホントムカつくな。

 

「さっきの登場シーンもカッコつけちゃってwダンデの方が良かったんじゃないの〜?ほらほら、ネットでも最近────」

 

「それってあなた自身の感想ですよね?ネットでも同じような意見があるとはいえ、それは賛否両論のハズです。否定的でネガティブな意見ばかりを取り入れてそれで責め立ててはいけませんし、そもそもあなたそれで恥ずかしくないんですか?」

 

「うるっせぇよ老いぼれクソジジイ!さっきからグチグチグチグチぃ!一言一言がなげぇんだよ老害が!」

 

「グチグチ言ってる?それはあなたにも言えたことだよ。しかも、人のことを煽るだけ煽って、まさに小さな子供だよ?年齢はそっちが上でも、あなたの方が子供っぽいのは明らかだよ。」

 

「……チッ。まぁいいし。ライチュウズ、メガニウム!出てこいし!」

 

2つボールを投球し、同時にボールを解放する。

 

「「ライラァァイ!」」

「メガァァッ!」

 

「メガウェーブだしッ!」

 

再び紫の光が発生し、今度は3匹を包み込む。

 

「「ライラララァァァッ!」」

「メガァァァァァァッ!」

 

メガライチュウX、Yに、メガメガニウム。3匹のメガシンカが揃い、相手の臨戦体勢が整う。

 

一方のあたしたちも…

 

「バクーダ、出番だ。」

「ウェーニバル、頑張ろう!」

「よぉし、あたしは…」

 

「「ラァイチュウウウウウッ‼︎」」

 

あたしがボールを出そうとした瞬間に、10まんボルトを放たれ、バチッとボールが弾かれる。それをメガライチュウYが回収する。

 

「あっ…⁉︎」

 

「…ん⁉︎我々のボールも全て奪われて…⁉︎」

 

メガライチュウYが、マイカが予め用意していた()()()()()に入れる。

 

「……私たちをおちょくっている…というより馬鹿にしているみたいだね?」

 

「え〜?ごめんなさぁ〜いwwwこれしかなかったんです〜www」

 

「……もういいよ。お前に礼儀なんて求めてない。」

 

当然だが、園長さんは顔に感情をモロ出しにしていた。マツブサさんは、顔には出ていないが、明らかに怒りのオーラが垣間見えていた。あたしもマツブサさんと同じような表情と感情だった。

少し長い沈黙の後、マツブサさんが口を開き、低く、威圧感のある言葉を投げる。

 

「…マグマ団の長、ガラルチャンピオンにこの園内の実力者を前にしてよくそんな舐めた口を叩けたものだな。もし君が主人公的雰囲気を放つ人間であれば勝てたやもしれんが、恐らく…いや、間違いなくお前では無理だ。発言の取り消しを推奨する。」

 

「え〜?……ププッ!アハハ!アッハハハハハハハハハハ‼︎無理だって⁉︎ウチが⁉︎お前らみたいな雑魚に負けるぅ⁉︎冗談もほどほどにしなよおっさん達www」

 

「……バクーダ、じわれ。」

「ウェーニバル、アクアステップ。」

 

「バクゥゥゥン!」

「ウェニワワッ!」

 

「ライチュウXはかみなりパンチ、ライチュウYは10まんボルト。メガニウムはソーラービームで攻めちゃえ。」

 

バクーダからじわれが放たれるけど、狙いと思われたメガニウムを外れ、明後日の方向へ飛んでいってしまう。ウェーニバルのアクアステップはかみなりパンチで脚を上方向に殴られたところに10まんボルトが飛んできて、さらにそこにソーラービームが直撃して、大ダメージ。

 

「クウェッ…!」

 

「お前らさらば〜。」

 

「ウェニワッ⁉︎」

「バクゥゥッ⁉︎」

 

ピシュルルル…

 

そう言いながら空のボールを使って、バクーダとウェーニバルを戻してしまうマイカ。

 

「「なにっ⁉︎」」

 

「アハハ〜w煽られてるのに無様に負けてやんの〜w無理なんじゃ無かったんですか〜w発言の取り消しを推奨する、だってぇ?バトルに勝ってからいえよwア〜ッハハハハハハハハハ‼︎」

 

「「く…っ!」」

 

流石にモンスターボールが奪われちゃうと、ポケモントレーナーは何もできない。…前はワザだったけど、今度はポケモン自体が出せないなんて…どうすれば…⁉︎

 


《ホムラ視点》

 

「シビルドン、ほうでん。」

「スコヴィラン、タネばくだん!」

「ああっ、ジュカイン!」

 

グレン団の下っ端達が指示をしたのに対し、僕らも指示を出す。

 

「ほげた、テラバースト・芍薬!」

「バクーダ、じならし。」

「…全滅。2体しかいなかったし…。」

 

今僕らは、水槽の近くで戦っている。この3人…いや、カガリさんが1人相討ちで倒してくれたので2人だね。この2人以外のグレン団下っ端は一応全員倒しておいた。結構スピーディーに攻略できたが、その分僕らの消耗はデカく、マグマ団幹部のホムラさんも残りがバクーダ1匹のみ。僕はまだ3匹ほど残してはいるが、正直この最後の下っ端達は中々手強く、僕らはかなり苦戦を強いたげられている。

 

「スコヴィラン、かえんほうしゃだ!」

「シビルドン、ボルトチェンジ。」

 

「ほげた、テラバースト・芍薬を後手に撃って回復!」

「バクーダ、じしん。」

 

火炎とテラバーストが混ざり科学反応を起こし、爆発する。

そこにじしんが発生し、ほげたとスコヴィラン()()に当たる。

 

その影響で、勢いあまったボルトチェンジの攻撃がほげたを透かし、僕に当たる。そう、僕に。

 

「ほげt─────」

 

 

ゴバリバリャリャリャァァァッ‼︎

 

 

ドッポオオオオオッ………

 

 

水槽内に落下した僕は、ひとまず水槽内から出るために上方向に泳いでいく。

だが、いくら足掻いても上方向に存在している明かりは遠くなっていく。どうやら、下方向に水流が流れているようだ。ああまずい…!意識が…遠く……

 

「イルラァァァァッ‼︎」

 

意識が遠くなりかけてピンチのところに、鮮明にポケモンの声が聴こえ、消えかけた意識を取り戻す。

 

(…なんのポケモンだ…?)

 

すると、後ろから体が押し上げられて──────

 

 

ドパッシャァァァァァァァン‼︎

 

 

「うおわぁぁぁっ⁉︎」

 

「ほげげ!」

「ホムラチャイルドじゃないですか!」

「生きてた…。」

 

ドスンとポケモンが着地し、僕にサムズアップ。そのポケモンは…

 

「黒い…イルカマン…⁉︎」

 

「イルアッ!」

 

色違いのイルカマンだった。思えば、さっき水槽内にいてグレン団の網に、色違いのナミイルカが捕まっていた。なるほど、だから恩返ししてくれたのか!

 

「ありがとう、イルカマン!」

「イルラァァァァッ!」

 

「…よぉしほげた、いくぞ!テラバースト・芍薬!」

 

「ほおおおおお!」

 

「くらえ、強化エレキネット!」

 

「しまっ────」

 

バシュッと音がし、ネットはほげたを捉える。

ネットから電気が放出され、ネットは電磁浮遊?をし、ほげたを完全に捕縛する。

 

「ほげた!」

 

「このホゲータはもらっていこう。」

 

「大丈夫ですか、チャイルド!バクーダ!10まんばりき!」

 

「バクゥゥゥン!」

 

そこでマグマ団幹部のホムラさんは僕のほげたを助けようとしてバクーダに指示を出すが、そこでスコヴィランが動く。

 

「スコヴィラン、至近距離でタネばくだん!」

 

「バクウウウ⁉︎」

「ヴィラァッ!」

 

ズドドドドドドド!

 

ドスウン!

 

「バクーダ!」

 

至近距離でタネばくだんを撃たれては流石にキツかったからか、バクーダは倒されてしまう。

 

「く…っ!」

 

「以上でいいか?」

 

「ぐぬぬ…。」

 

このままでは全て奪われてしまうが、僕らには…

 

「イルカマンがまだ…」「イルッ!」

 

「…へぇ、そう。じゃあかかってこいよ。」

 

「イルカマン、協力頼むぞ!まずはスコヴィランに『アクロバット』!」

 

「イルラァァァァッ!」

 

ジュババッとスコヴィランにひこうタイプのアクロバティックな拳を叩き込み、スコヴィランを瞬殺する。

 

ドサッ……

 

「なっ⁉︎」

 

「ハッ!所詮はみずタイプ!ボルトチェンジでも喰らえッ!」

 

「シッビルルルルルルル!」

 

こちらに向かってボルトチェンジを放ってくるが、イルカマンの対応は冷静だった。

 

「『ジェットパンチ』!」

 

「イルッ!」

 

ドゴッと鈍い音がして、シビルドンは弾き飛ばされる。

 

「な、なぜ接触したのに電流が走っていないんだ⁉︎」

 

「…いや、これ精製水なんで…。」

 

「はぁ⁉︎ゴフッ!」

 

精製水…久々に見た人も多いと思うが、中学の理科の授業で初登場した、電流を通す不純物を全て排除した清らかな水のことだ。つまり、電気を通さないということ。

そんなの知らんわみたいな顔をするグレン団下っ端の方にシビルドンを投げつけ、カイオーガを保管している部屋の扉に叩きつける。

 

「そこ!『ウェーブタックル』だ‼︎」

 

「あばばばばばばば!」

 

「イルラァァァァッ‼︎」

 

ドッカァァァァァァァン‼︎

 

ドア方向にウェーブタックルを使い、シビルドンごとノックアウトさせる。

当然だが、シビルドンの下敷きにされたグレン団下っ端の意識はなかった。

 

「さっすがイルカマン!」

 

「イルラァァァァッ!」

 

「さすがですねホムラチャイルド!」

「……すごかった…。」

 


《ユウリ視点》

 

ホムラが水没する少し前、ユウリ達はマイカとの勝負の続行が困難になっていた。

 

「…これは…。マズいです…。」

 

「…せめてポケモンさえ取り返せればいいものだがな。」

 

「でもそのためにはどうすれば…。」

 

全員で頭を(ひね)らせていると、水中から音がする。

 

ブクブク………

 

「…!そうですそうです!思い出した!ユウリさん、この水槽には色違いのアシレーヌがいます。そして、ホムラさん達が向かっている部屋の水槽には色違いのイルカマンがいます。アシレーヌの歌で、イルカマンに助けを呼びましょう!

 

「わかりました。でも、どうやって呼び出すんですか?

 

それは…この最新部まで潜るか、発信機などでアシレーヌを呼ぶしかないです。

 

その発信機はどこですか?

 

普段なら私のポケットの中にありますが…生憎この間壊してしまいまして…。

 

「ああ…。じゃあ…こうするね。」

 

「?」

 

 

 

「アシレーヌーーーーーー‼︎‼︎」

 

 

 

「「‼︎?」」

 

「…水中に向かって叫ぶとかバカじゃね?だから諦めろって〜www」

 

 

 

「アシレーヌーーーーーー‼︎‼︎」

 

 

 

誰になんと言われようと、諦めることはしない。人は希望がある限り、その希望を力に変えられる。だからこそ、その無尽蔵の力がある限り、絶対に諦めない。

 

 

 

「アシレーヌーーーーーー‼︎‼︎」

 

 

 

「…はい、タイムアップ〜。撤収するね〜。」

 

いくら叫んでもやってはこない。……と、マイカは思っていた。でも、現実は違った。

 

 

 

「シレェェェェェヌ‼︎」

 

 

 

空中にバブルが多数発生し、パンパンと破裂していく。

 

バブルが破裂した後に発生した水にかかったライチュウ2匹は眠ってしまう。そして、そのついでに…

 

「「ライラ〜イ……。」」

 

バシュイン!

 

「はぁ⁉︎」

 

「メガシンカ…いや、メガウェーブが解除されたのか。メガエネルギーが切れたわけではなさそうだが…?」

 

「恐らく怒りのエネルギーを増幅させて、それをメガエネルギーに変換するのがメガウェーブなのだろう。眠ったことで怒りの感情が消滅して、メガウェーブが解除された。そういった解釈だろうか。…まぁ、私はそこあたりは専門外だから詳しくはわからないが。」

 

色違いのアシレーヌは着地すると、あたしに近寄ってくる。

 

「シレェェ!」

 

「一緒に戦ってくれるの?」

 

「シレッ!」

 

あたし達が親睦を急激に深め、マイカに向き直ると、マイカが口を開ける。

 

「…く、クソ…ッ!メガニウム!のしかかりだッ‼︎」

 

「メオオオッ!」

 

「アシレーヌ、『うたかたのアリア』!」

 

「シレェェェェェ!」

 

ドパポパパパパァァァッ‼︎

 

「メガ…ッ!」

 

「今だ!アシレーヌ、れいとうビーム!」

 

「シレェェ‼︎」

 

メガニウムの体が悲鳴を上げる前に凍りつく。

 

「ああああああ!追加効果発動とか運悪すぎるだろ今日ッ!クソッ!」

 

「さぁ、ポケモンを返してもらうよ。」

 

「…くそ!クソクソクソクソクソクソクソ‼︎もういいメガニウム!こうなったら…!」

 

「ニャオニクス!メガウェーブだし‼︎」

 

「ニャオオオオオ!」

 

ニャオニクスをメガウェーブさせるが、ポケモンが戻ったあたし達に対してはかなうわけがなく。

 

「バクーダ、だいちのちからでニャオニクスを固定しろ。」

「ウェーニバル、アクアステップです!」

「アシレーヌ、うたかたのアリア!」

 

「バックウウウウウウ‼︎」

「ウェニワワワワァッ!」

「シレェェェェェ!」

 

「ンニャァッ⁉︎」

 

「バクーダ、じわれ。」

 

「バクゥゥゥン‼︎」

 

ドゴッ!バコオオオオオン‼︎

 

相手の足場が崩壊し、ニャオニクスがそこに落下する。

 

一撃必殺!

 

「ふにゃあ……。」

 

結局、ニャオニクスも制圧され、マイカは敗北を喫す。

 

「チクショオオオオオオオ‼︎ふっざけんな‼︎クソッ‼︎」

 

「あなたがキレるところではないでしょう?当然の報いです。大人気(おとなげ)ないですが、さっきあなたが行った煽りをそっくりそのまま返してやりましょうか?」

 

「…うるせぇよジジイ!あーあーさーせんした!コレでいいだろ⁉︎ハンッ!今日はこのぐらいにしといてやるよ‼︎帰るぞ‼︎」

 

「好きにしたまえ。」

 

「チキショウ‼︎」

 

捨て台詞を吐きながらダッシュで入り口の方へ戻っていくマイカ。

それに対し、あたし達はアシレーヌの件で盛り上がっていた。

 

「それにしてもユウリさん、素晴らしかったです!()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()アシレーヌを、アシレーヌが聞こえづらい状況で見事ここまで来させてみせるとは…。」

 

「いえいえ、あたしは全力を尽くしただけですから。それに、最終的にここに来て一緒に戦うのを決めたのはアシレーヌの意思です。」

 

「確かに、それもそうですね。…それにしても、ユウリさんにかなり懐いているみたいですね。アシレーヌ、あなたはどうしたいですか?」

 

「シレンヌ!」

 

園長さんがそう聞くと、アシレーヌは鳴き声を上げる。

あたしにはなんとなくではあるが、アシレーヌが言っていることがわかった。

 

「…恐らく、『行きたい』、ですか。ユウリさんは?」

 

「勿論一緒に行きたいです!」

 

「そうですか。…それでは、ユウリさん、あなたにアシレーヌを託してもよろしいでしょうか?」

 

勿論だが、あたしはこう答える。

 

「勿論です!」

 


《ホムラ視点》

 

「…なるほど。それでアシレーヌを…。」

 

「うん!…ところで、後ろのポケモンは…?」

 

「ああ、この子は色違いのイルカマン。さっき僕が助けられたんだ。」

 

「…おっ、あなたもここのポケモンに助けられたんですね。」

 

「まぁ、正確には僕が助けた恩返しをしてくれたって感じですが…。まぁそれは置いておきまして、バトルが終わってマイティーフォルムからナイーブフォルムに戻った後、すっごい僕に懐いちゃったっぽくて、ずっと離れてくれないんですよね…。」

 

「…ずっと…?」

「ずっとですか。…フフフ。余程トレーナーさんのことが気に入ったんですね。」

 

「キュイキュイ!」

 

「そうですか。…よろしければ、この子を外の世界へ連れて行ってあげてくれませんか?」

 

「えっ、いいんですか?」

 

「勿論。それに、イルカマンもそれが本望でしょう。…勝手に決めてしまいましたが、それで良いでしょうか、イルカマン?」

 

「キュイキュイ〜!」

 

「…フフ、やはりそうですか。ということで、ホムラさん、イルカマンをあなたに託します。」

 

「はい、ありがとうございます!」

 

「ニックネームなどを付けたりして、是非是非可愛いがってあげてください。きっと喜ぶことでしょう。…さて、それではそろそろ我々も帰るとしましょう。…最後に、アシレーヌとイルカマンにひとつだけ、いいですか?」

 

「「はい。」」

 

ユウリはアシレーヌを再度ボールから出す。そして、園長さんはこう言う。

 

「あなた達は、いまここで広い広い外の世界へ踏み出すこととなります。

世界は広いですから、いくらこの園内でも最強級のあなた達でも、この先挫折したりするかもしれない。でも、そういう時こそお互いに手を取り合って、乗り越えていってください。

お互いに慰めあってもいい。お互いに甘えあってもいい。

それをたくさん乗り越えて、あなた達はトレーナーさんとともに頂点の景色をみられるのですから。

…残念ながら私は見たことはないですしもう見ることはできないでしょうが、きっとさぞかし絶景で、さぞかし素晴らしく美しく、達成感の湧く景色でしょう。」

 

別れの涙をグッと堪えているように見えた園長さん。

やっぱり、お別れは辛いようだった。

 

でも、最後くらい笑ってお別れしたいから。

 

だから、最後、笑って、園長さんはこう言った。

 

「私は、いつまでもあなた達を応援していますよ。」

 

すると、2匹が互いに見合い、会釈し、正面を向く。そして、口を開く。

 

「シレンヌ!」

「キュイキュイ!」

 

2匹とも、行ってきますと言っているように見えた。

その声を聞いた園長さんは、少し驚き、すると涙を啜る音を立て、一拍置いてこう言った。

 

 

「いってらっしゃい!広い世界へ‼︎」

 

 

そして、イルカマンとアシレーヌをボールに戻し、園長さんに最後の挨拶をする。

 

「「今日は本当に、ありがとうございました!」」

 

「いやいや、むしろ私からお礼を言いたいぐらいだ。アクアパークのポケモンを、そしてカイオーガを守ってくれてありがとう!マツブサさん達も、ありがとうございました!」

 

「私はカイオーガを解放されないためにやっただけだ。特に感謝されることでもない。利益のための行動だからな。」

 

「それでも、私に…いえ、私たちにとっては感謝しかない行動です。…さて、話を戻します。先程イルカマンとアシレーヌに言ったことですが、お二方にも同じことを伝えたいです。辛い時は、支え合って乗り越えていってくださいね。心を燃やして、頑張って!……まぁ、その様子だともう既に実行中だとは思いますけどね。」

 

すると、しれっと手を繋いでいるのがバレる。

 

「「あ、あはは…。」」

 

「いえいえ、それは決して悪いことではありませんから、別に良いのですよ。人によって慰め方は違いますし。…ということで、イルカマンやアシレーヌをお願いします。」

 

「「はい!」」

 

僕らが元気のいい挨拶を返すと、園長さんはフッと笑い、片付けがあるからと僕らを玄関先まで送り、改めて挨拶をし、園内に戻って行った。

最後に、マグマ団の3人とのお別れの挨拶をする。

 

「マグマ団の皆さん、急にでしたが、手伝っていただいてありがとうございました!」

 

「ウヒョヒョ!元気にしているのですよ、チルドレン!」

「……また、会おうね…。」

 

「また次会うときには敵として潰し合うやもしれん。だが…互いにとって良い未来が待っていることを祈っている。今日の件、感謝するぞ。」

 

「はい、またお会いしましょう!」

「次回も味方でよろしくお願いしますね?」

 

「さらばだ、少年少女よ。良き未来を願って。」

 

「「さようなら〜!」」

 

こうして、僕らの激動の1日は幕を下ろしたのであった…。

 


《グレン視点》

 

「…で、結局人のこと煽っておいて無様に失敗ですか。笑えますね。」

 

「うるせぇ!あいつらがおかしいんだよッ!」

 

「落ち着きなさい、マイカ。正直に言えば、今回の任務の重要性はさほど高くない。次で必ず挽回しなさい。」

 

「ほいは〜い…。………チクショウ、次まで覚えてろよあいつら…!」

 

To be continued…




※※来週はベイブレード小説の更新です※※

スイホウ

もちろん『水泡』とも掛けていますが、漢字で書くと、『穂豊(すいほう)』です。髪は、『翠峰』(ぶどうの品種)と『水泡』に掛けて翡翠色に少し薄い空色が入った髪になっています。園内でもっとも強いトレーナーで、みずタイプのエキスパート。少し前まではガラルのマイナージムリーダーとして頑張っていたようですが、ガラルの一人旅をしていたよっしいに出会って意気投合し、そのままデルタの地へ赴くことになったようです。ポケスタ(ポケスタグラム)によると、お気に入りのポケモンはタマザラシだそうです。

マツブサ

ついに登場!まさかのこのタイミングです。
ユウキとの待ち合わせで、幹部含めた3人でカフェで待っていたところまさかの集合日時を1日間違えると言うドジを犯したらしいです。…なんともお間抜けな…。ですが、バトル面では後半戦で活躍してくれました。彼がいなければ、勝つことはできるでしょうが消耗が格段に大きかったことでしょう。さすがです、ボス。幹部2人はイルカマンとアシレーヌの登場を考えていた都合上大した活躍をさせることはできませんでしたが…すみません、そっちは申し訳なかったです。また次回登場時に期待してください。
しかし、次回は敵か味方か…。果たしてどちらでしょうね?

あとがき

最長更新!今話の方が長いです‼︎

さて!どうでもいい話は置いておきまして、次回予告です!

次回予告

よっしい「ふ〜!やっと終わった〜!」

ネモ  「終わった?いいね!…それじゃあよっしい、勝負しよっ♧」

よっしい「え、やd────」

ネモ  「よし、じゃあフルバトルね♤」

よっしい「人の心とかないんかお前?」

ネモ  「人の心?わたしは人間だけど?」

よっしい「話通じねぇ…。っつーわけで次回ポケットモンスター新たなる旅路!」

ネモ  「『フェイク・ブレイク』♢さぁさぁ、フルバトルで戦ろう…♡」

よっしい「バトルでデルタを乗っ取る(デルタチャンピオンになる)のだけはやめてくれよ〜?お前が頂点だと碌なことなさそうだし。」

ネモ  「じゃあ勝ってね♧」

よっしい「…最初からそのつもりだよ。」

ということで、来週はベイブレードを、そして再来週にて次話をお楽しみください!それでは、また!


次回  第二十六話 フェイク・ブレイク

ホムラの最初の1匹は誰だと思う?

  • 伝説のポケモン
  • 御三家(最初の3匹)
  • 色違いの伝説のポケモン
  • 幻のポケモン
  • 色違い御三家
  • 色違い幻のポケモン
  • それ以外(コメント欄に記入を!)
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