魔法少女まどか☆マギカ ~ハッピーエンドを目指す話~ 作:アクルル
今回も、文章がおかしいかもしれません、またまたご容赦下さい
「ふわあぁぁぁ」
昨日はよく眠れなかった、まあ、保健室で3時間ほど寝たし、当たり前といえばそうなのだが…時刻は6時46分、おそらくここから学校までの距離なら、5分で着くだろう、門限が8時10分なので、後30分ぐらいは時間がある(弁当を作る時間があるため)、さて、何をしようか…そうだ、一つ確認しなければならないことがある
「おーい、きゅうべえ!いるんだろ?」
「…なんのようだい?結城かける」
と、きゅうべえが俺のベッドの下から出てくる、何てところにいるんだよ、おまえ、怖えよ
「一つ聞きたいことがある、昨日おまえは俺に魔力があるっていったよな」
「いったよ、君の魔力はありえないことに、暁美ほむらと同等、いや、それ以上の魔力を秘めている」
ほむらと同等かそれ以上!?すげえな、俺、だったら…
「じゃあきゅうべえ、俺がお前と契約することは可能なのか?」
これが、俺の聞きたかったことだ、これが出来ると出来ないじゃ訳が違う、別に事故犠牲をしようとしている訳ではない、自分が契約出来ることと出来ないことでは、決定的に違うのだ
「……前例がないからね、断言することは出来ない、ただ、君の魔力なら、契約も夢ではないだろうね」
「……そうか、例えば、ソウルジェムが濁りきっても、魔女にならないようにする、何ていうことは可能か?」
「……君は何故か魔法少女の真実を知っているみたいだね、はっきりと言おう、無理だ、僕達は契約対象がいつか魔女になるということを前提でしか契約することができないんだ、だから、そんなことは不可能だよ、僕の知る限りでは、ね」
そんなルールがあったとは、これは、願い事一つでどうにかなる問題では無さそうだ
「そうか…分かった、もういっていいぞ」
「そうかい、じゃあ僕は戻るとするよ…」
そう言うと、きゅうべえは消えていった、時計を見ると7時14分、少し早いが、俺は弁当を作り始めることにした
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―時刻8時、通学路―
失敗した……今日も俺の鞄の中に、弁当は入っていない、と言っても忘れたわけではない、冷蔵庫の中に、食材が一つも入ってなかったのだ…今日、スーパーでいろいろかっておこう、幸い、家には通帳があり、この世界の俺は親?から仕送りを受けていることが分かったのだ、よかったよかった、と、歩いていると、前の方に黒いストレートヘアーの少女、暁美ほむらが見えた、昨日のお願いも気になるし、話しかけてみよう
「ほむら、おはよう」
ほむらは、後ろからいきなり話しかけられたので、一瞬驚いたような顔をするが、すぐにいつもの顔に戻り「おはよう」と言ってきた
「なあ、ほむら、昨日のお願いってなんなんだ?」
「…あなたに頼みたいことは二つよ、一つ、佐倉杏子との和解、二つ、美樹さやかの契約回避」
「まどかとマミさんはいいのか?」
「まどかは私が対処する、巴マミも、私がなんとかするわ、引き受けてくれる?」
「もちろん、俺も知ったからには協力しない訳にはいかないよ、それより、杏子との和解の時にお前のこと…今までのループのことを話しても構わないのか?」
「……あなたの判断に任せるわ、私はただ………ワルプルギスの夜に対抗出来る戦力が欲しいだけよ」
戦力が欲しいだけ、か…何て言うか、素直じゃないってゆうか、本当に戦力が欲しいだけなら、「和解」なんていう言葉は使わないはずだ
「分かった、じゃあほむら、また教室で」
「ええ」
前方に学校が見えてきたので、俺は少し急ぎ足で教室に向かうことにした
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―教室―
「おはよう、まどかにさやか」
「あ、おはよう!かける君」
「おーっす、かける」
俺は教室に入るなり二人に話しかけた、二人が魔法少女についてどう思っているのか、それが気になったのだ
「なあ、二人とも、魔法少女について、どう思ってる?」
「うーん…私は、特に願い事もないし、自分が契約するっていうことはまだ考えてないかな」
「…そうだよな、今の日常のままなら、それが一番だしな、さやかは?」
「あたしは…少し、気になってる、一つ、叶えたいことがあるんだ」
さやかが少し遠慮がちに言う
「それって、上条君のこと?」
「…うん、かけるは知らないよね、上条恭介っていうバイオリンを弾くのがすごい上手な私の幼なじみがいるんだけど、恭介はね、ちょっと前に事故にあって、手が動かなくなっちゃったんだ…だから…」
さやかにとって、今の上条君を見ているのは、かなり辛いことなのだろう、だが俺はほむらからさやかの契約阻止も頼まれている、少し躊躇いはあるが、ここは少し強く言っておかないとだめだ
「…俺なんかが言ってもしょうがないかもしれないけど、その上条君の腕を治すことを願いに契約するのは、よく考えてからの方がいいよ」
「……どうしてさ?」
どうして、と、さやかに聞かれて俺は戸惑う、ここでさやか達に魔法少女の真実を伝えるのは果たして、正しいことなのか、俺は出来ることなら、いや、絶対にまどか達に契約して欲しくは無い、だったら…ここで言うべきだ!
「…あのあと、ほむらから聞いたんだけど…ソウルジェムが濁りきると…どうなると思う?」
「それは…魔法が使えなくなる、とか?」
「いや…ソウルジェムが濁りきると、魔法少女は…」
「魔女になるんだ」
「……え…?」
「ま、魔女って、あの、魔法少女と戦うっていう…?」
「ああ…それを知っているほむらも、さやかとまどかには契約してほしくないはずだ、勿論、俺も」
「っ…じゃあ、恭介を見捨てろって言うわけ?!」
さやかが声をあらげる、幸い、教室が騒がしいので、この会話にきずいた人はいないようだ
「さやかちゃん…」
まどかが、心配そうな声でささやく
「さやか…別に見捨てろって言っている訳じゃあない、ただ、契約をしてしまったら、最終的に君は魔女になってしまう、そうなればどうなる?全てが終わりじゃないか」
「…でも、あたしは恭介の腕のためなら、それでも…」
さやかがそういいかけたところで俺は言う
「…それで周りの人間を不幸にしたとしても?」
「不幸…?」
「ああ、さやかがいなくなったら、まどかもさやかの両親も、上条君も…みんな悲しむだろ?」
「……………」
「さやかはみんなが悲しんで嬉しいか?…嬉しくないだろ?だから今、君が上条君にしてあげられることを考えるんだ」
「…そっか、あたし、恭介のことばかりで、周りの人のことをよく考えられてなかったかも……」
さやかがこちらを向き、笑顔で言う
「ありがとう、かける!あたし、もう少しで皆を不幸にしてたかもしれない、なんか不思議だね、かけるが言うとなんか年上の人の言葉みたいに聞こえるよ」
「え……そ、そうか?」
まあ、向こうの世界では、高校生だったしな
「おかげでなんかすごくすっきりしたよ、本当にありがとね!あたしは今恭介にしてあげられることを色々してみるよ」
「おう、頑張れよ、好きなんだろ?恭介君のこと」
と、俺が言うと、さやかは「べっ別にそういう訳じゃ…」と、慌てていたがすぐに、こほん、と咳払いをして「そんなことより…」と言ってまどかの方を向いた
「まどかにも…ごめん、あと少しであたし、まどかにも迷惑かけてたかもしれない…」
「うん、でもさやかちゃんがまた笑ってくれただけでも嬉しいよ、だから謝らなくても大丈夫だよ」
「まどか……あははっ、じゃあ今日も一日、頑張っちゃいますかぁ!」
と、大きな声で言うさやかの顔は、とてもすっきりとしていた、よかった…これでさやかも、契約をしようとは考えないはずだ、ハッピーエンドに向けての第一歩だ!と俺がほっとしているとチャイムの音が聞こえてきた、その直後、教室のドアがガラララと音を立てて開かれた
「はい!皆さん!ホームルームの時間ですよ!席について下さい!」
その早乙女先生の声で、俺はさやかとまどかにまたあとで、と言い自分の席に戻ったのである
読んでいただき、ありがとうございました!
まだ、ヒロインを誰にするかが決まってないんですよね…
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