遊戯王デュエルモンスターズ――遊戯の異端者   作:HALchaos

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今回デュエルシーンはちょっとだけあるけど開始直後だけだよ。
デュエルシーン無い回は飛ばして別の回にいく人って割といそう。


2話

あの全国大会から数日後、俺は王国で開かれる大会に参加される事になった。俺は今その王国へ出航する船がある港に来ている。

 

「スターチップを提示して乗船してください。」

 

この大会に出場する為には2つのスターチップが必要であり、これがないと入ることができない。

 

俺は右の掌にある2つのスターチップを係の人に見せた。

 

「宜しい、乗船を認める。」

 

俺はスターチップをポケットにしまい乗船した。そうして次々と決闘者達が乗船していく。途中スターチップを持っていないのに船に乗ろうとするやつがいたりとトラブルも起きたが、大ごとには至らなかった。全員が乗船すると遂に船は出航、甲板には多くの決闘者達が海の景色見たり他の者と話をしたりと色々と楽しんでいる。

 

「あれ?君は…」

 

後ろから声をかけられ振り向くと、独特な髪型をした男子がいた。その目にはまっすぐな好意が宿っている。

 

ゲンム「……誰だ、お前は」

 

「ボクは武藤遊戯。君のことは聞いてるよ。この間の地区大会、全勝で優勝したんだって?おめでとう。」

 

ゲンム「ああ。お前もペガサスに招かれたのか」

 

遊戯「うん、色々事情があってね。この大会に優勝しないといけないんだ」

 

ゲンム「……そうか。理由を詮索する気はない。だが――大会が始まれば、俺とお前は敵同士だ。互いに悔いの残らぬよう臨むといい」

 

それだけ告げて、俺はゆっくりとその場を後にした。

 


 

数日後

 

ゲンム「ようやく島が見えてきたか」

 

大会の舞台である島に到着し、決闘者達が次々と上陸して行く。

 

ペガサス「それではルールを説明しましょう。本大会において、デュエルは全てデュエルモンスターズのカードによって行われマース。ライフポイントは2000、プレイヤーへの直接攻撃は禁止デース。皆さんがこのデュエルのために持ってきた最強のカードデッキで、思う存分戦って下サーイ。参加者の皆さんには予めデュエルグローブと2個のスターチップが届いているはずネ。グローブのリングにはスターチップを嵌め込む穴が10個空いています。このスターチップが決闘者の証。デュエルはこのスターチップを賭けて行われマース。デュエルは島全土が舞台となりマース。バトルロイヤル形式で10個のスターチップを揃えた者だけがこの門をくぐる事が出来マース。デュエルの開始はジャスト1時間後、タイムリミットは48時間。その時点でスターチップが10個に満たない者は敗者とみなし、この王国から強制退去を命じマース。……では決闘者の諸君、健闘を祈ってマース」

 

48時間と言う事は、2日間の間にスターチップを10個集めなければならない。参加者達は全国大会に出場した者達がいる中で、いきなり強い決闘者と戦ってスターチップを失いたくないだろうが、だからと言ってモタモタしていたらスターチップを集められずタイムアップとなってしまう、ということか。

 

大会が始まり、早速俺は近くにいる決闘者に声をかけるが…

 

「い、いえ、結構です!」

「わ、私は間に合ってます…」

 

という感じで顔を青ざめながら逃げていく。まぁ、大会優勝者と戦っていきなり失格になりたくはないだろうし仕方ないが、このまま逃げられ続けているとスターチップが集められない。どうしたものか…

そんな時、背後から鼻で笑う声が聞こえた。

 

モブ「フン、随分と人気者じゃねぇか。誰も相手にしたがらない“優勝者サマ”ってわけだ」

 

振り返ると、腕を組んでこちらを見下ろす若い決闘者が立っていた。

金髪をツンツンに立て、口元は常に薄笑い。いかにも挑発を好む手合いだ。

 

ゲンム「……何の用だ」

 

モブ「何の用だぁ?お前みたいな奴にビビる腰抜けどもとは違うんだよ、オレはな。いいか、ここでお前を叩き潰してお前の全勝記録をオレが止めてやる!」

 

ゲンム「……そうか。なら、デュエルを始めるとしよう」

 

ゲンム、モブ「デュエル!」

 

こうしてデュエルが始まり、デッキをシャッフルしカードを5枚ドローする。しかし、それらのカードに俺は何か違和感を感じた。




さて、ゲンムが感じたという違和感の正体は一体なんだろうか?そして、デュエルの行方は⁉
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