遊戯王デュエルモンスターズ――遊戯の異端者 作:HALchaos
俺はダイナソー竜崎に勝利し4つのスターチップを獲得した。あと2つのスターチップを獲得するために、また島の中を歩いている。
ゲンム「…次の相手がなかなか見つからん。逃げられてばかりでは時間を浪費するだけだ。…ん?」
奥から冷たい風が吹き、薄暗い洞窟の入口が現れる。中は不気味な静寂に包まれている。
ゲンム「……妙だな。引き返す理由もないか。」
俺はその洞窟の奥へ進む。すると、そこで数人の影が立ち塞がった。
「ククク…誰かと思えば、噂の優勝者様じゃねぇか。」
前に出たのはバンデット・キースだ。
ゲンム「バンデット・キース…(確かデュエルモンスターズの「初心者でも全米チャンプに勝てるゲーム」というCMのワンシーンに使われ、それが原因で面目は丸潰れになり大勢から手のひら返しのバッシングを受け、表舞台から姿を消したやつか…)」
キース「墓場フィールドへようこそ。オレ様の子分が、あんたを待ってたぜ。」
骨塚「北斗ゲンム、俺とスターチップを賭けてデュエルやっちまおうぜぇ〜。」
キースの横から骸骨のような風貌の男が現れる。
ゲンム「……つまり、ここは俺を待ち伏せしていたというわけか。」
キース「察しが早ぇな。ここで勝負しねぇと、この先には進めねぇぜ。」
骨塚「ここは墓場フィールド…アンタのカードは、オレのアンデット軍団のエサになるんだゾォ!」
ゲンム「強制か…まぁいい。逃げも隠れもせん。――受けて立とう。」
キース「ハッ、いい度胸じゃねえか。派手にやり合ってくれよ、ゲンム。」
骨塚「俺のゴーストデッキの恐ろしさ思い知らせてやるゾ!」
ゲンム、骨塚「デュエル!」
ゲンム
LP2000
骨塚
LP2000
骨塚「俺の先行だ、ドロー!俺は鎧武者ゾンビを攻撃表示で召喚!」
鎧武者ゾンビ
通常モンスター
☆3
アンデッド族/地属性
ATK1500
DEF0
骨塚「フィールド・パワー・ソースで攻撃力アップだゾ!」
鎧武者ゾンビ
ATK1500→1950
骨塚「俺はこれでターンエンドだゾ!(俺の手札には
ゲンム「俺のターン、ドロー。どうやら、この1ターンで決着が着くようだ。」
キース「何だと…?」
骨塚「ハッタリだゾ!1ターンキルなんてできるわけ無いゾ!」
ゲンム「ハッタリだといいな。俺は【メメント・エンウィッチ】を召喚。」
メメント・エンウィッチ
効果モンスター
☆3
魔法使い族/闇属性
ATK800
DEF1000
骨塚「ほ、ほらな!そんな雑魚モンスターで何ができる!」
ゲンム「【メメント・エンウィッチ】の効果発動、デッキからメメントカード【メメント・シーホース】を手札に加える。【メメント・シーホース】の効果、自分フィールドにメメント以外のモンスターが存在しない場合、手札から特殊召喚できる。」
メメント・シーホース
効果モンスター
☆5
獣族/地属性
ATK1350
DEF1600
キース「…ん?見たことねぇカードだな…。」
ゲンム「【メメント・シーホース】の効果発動、自分フィールドのメメントモンスターを破壊し、レベルの合計が破壊したモンスターのレベル以下になるようにデッキからメメントモンスターを墓地に送る。【メメント・シーホース】を破壊し、☆1の【メメント・ゴブリン】と【メメント・メイス】、☆2の【メメント・ウラモン】を墓地に送る。そして墓地に送られた【メメント・ウラモン】の効果によって、自身を墓地から特殊召喚。」
メメント・ウラモン
効果モンスター
☆2
悪魔族/闇属性
ATK550
DEF400
骨塚「な、何だぁ?ゲンムのモンスターが自爆したかと思ったら、また新しいやつが出てきた…?」
ゲンム「更に【メメント・エンウィッチ】の効果発動、墓地の☆2以下のメメントモンスター【メメント・ゴブリン】を対象に、フィールドのメメントモンスター【メメント・エンウィッチ】を破壊し、対象のモンスターを特殊召喚。」
メメント・ゴブリン
効果モンスター
☆1
悪魔族/闇属性
ATK400
DEF400
ゲンム「【メメント・ゴブリン】の効果発動、自分フィールドのメメントモンスター【メメント・ゴブリン】を破壊し、デッキからメメントカードを2枚墓地に送る。【メメント・ダークソード】と……⁉」
俺がそのカードに触れると、まるで“意思”を持つかのように勝手に墓地へと吸い込まれていった。
ゲンム「…何だ、これは…?」
直後、墓地の【メメント・ゴブリン】、【メメント・エンウィッチ】、【メメント・メイス】、【メメント・ダークソード】、【メメント・シーホース】のカードが淡く発光。光は断片となり、まるで記憶の破片のようにフィールド上空へ舞い上がる。
キース「な、何だぁ…⁉一体何が起こってやがる…!」
骨塚「ヒィッ!?墓場の魂が、呼び起こされている…!?」
光のフラグメントは絡み合い、やがて闇色の渦へと変貌。その中心から骨が、鱗が、角が軋む音と共に組み上がっていく。そして…
異形の巨竜が姿を現した。
みなさんはもうこの時点で何が出てきたかお分かりですかね?でも名前はまだ出しませんよ、この後何が起きたかみたいなら次回へ!