遊戯王デュエルモンスターズ――遊戯の異端者   作:HALchaos

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この1週間以上の間maimaiでらっくすのカレイドスコープモードしてました。


7話

メメントラル・テクトリカとともに崩壊直前の洞窟から脱出した俺は、たまたま落ちていたいくつかのスターチップが嵌められたグローブ(恐らく骨塚のグローブ)から2つのスターチップを取り10個のスターチップが揃った。ちなみに余ったスターチップ及びグローブは空中に投げ捨てた。そして今、俺は城の前に着き門の前にいるガードマンらしき人に止められている。

 

「スターチップを提示せよ」

 

俺は腕のグローブに付けている10個のスターチップを見せる。

 

「確かに。それではここにスターチップを嵌め込め」

 

俺はその言葉の通り門にある10個の星の凹みにスターチップを一つずつ嵌めていく。最後の一つを嵌めた瞬間、門は音を立てながら開いた。

 

「入城を許可する。優勝決定戦まで、ここで待機してもらう。」

 

ゲンム「……フン。」

 

俺は黙々とペガサス城に入っていく。しばらく進んでいると、向こうからペガサスが来た。

 

ペガサス「フフフ…待っていましたよ、ゲンムボーイ。」

 

ゲンム「地区大会ぶりだな、ペガサス。」

 

ペガサス「そうですネ、一番最初にここにたどり着くとは、やはりあなたはただ者では無いようデース。」

 

ゲンム「そんなことはどうでもいい。それよりも、自分から俺の元に来るというのには何か俺に用事でも?」

 

ペガサス「オォ、そうデシタ。早速で申し訳ないのですが、ユーにはこれから…」

 


 

ペガサス「待っていましたよ、海馬ボーイ。早速デュエルを…といきたいところですが、その前に皆サンに紹介したい人がいるのデース。出てきてくだサーイ!」

 

遊戯「ゲンム君……⁉」

 

城之内「な、なんであいつがここに!?」

 

舞「まさか、アイツが……?」

 

ペガサス「ゲンムボーイこそ、決勝トーナメントに進む4人目の参加者。そして海馬ボーイ、ユーには今からゲンムボーイとデュエルをして貰いマース!」

 

海馬「何だと⁉貴様、俺を侮辱しているのか!俺にはそんな奴の相手をする暇など無い!さっさと俺とデュエルをしろ、ペガサス!」

 

ペガサス「まぁまぁ、そう焦らずに。もし彼に勝てば、モクバボーイは無事に返してあげまショウ。バット、負けた場合はユーには罰ゲームを受けていただきマス。どうしますか?」

 

海馬「……いいだろう。どんな奴が相手であろうと、俺は必ず勝つ!」

 

ゲンム「……」

 

数時間前

 

ペガサス「早速で申し訳ないのですが、ユーにはこれから海馬ボーイとデュエルをして貰いたいのデース。」

 

ゲンム「…理由を聞こうか。」

 

ペガサス「えぇ、ユーはこのデュエルキングダムに参加してから妙に無気力な感じがしマス。ズバリ、それまでのデュエルがあまりにも一方的であったせいでつまらないと感じていませんか?」

 

ゲンム「……まぁ、否定はしない。」

 

ペガサス「海馬ボーイは幻のカード【青眼の白龍】の使い手、更にデュエルの腕もとても良い。退屈に感じているゲンムボーイにとってはうってつけのデュエル相手だと思うのデース。」

 

ゲンム「…本当にそれだけか?」

 

ペガサス「オォ、見抜かれていますか。そう、ユーがここに来てからのデュエルで使用したカードは、私の知らないカードばかり……。しかしあれが全てではないでしょう?私個人としても貴方が使うカード達をもっと見てみたいのデース。」

 

ゲンム「…分かった。その話受けてやる。」

 

ペガサス「センキュー、ゲンムボーイ。それでは、私はこれから海馬ボーイと話がありますのでこれで。」

 


 

ゲンム「海馬。お前が態々ここへデュエルをしにきた理由は知らんが、…本気で来い。少しでも気を抜くと速攻で終わるぞ。」

 

海馬「御託はいい、さっさとデュエルを始めろ!」

 

ペガサス「それでは、デュエルスタート!」

 

ゲンム、海馬「デュエル!!」

 

ゲンム

LP2000

 

海馬

LP2000

 

海馬「俺の先行だ、ドロー!俺は【闇・道化師のサギー】を守備表示で召喚。そしてカードを1枚伏せターンエンドだ。」

 

闇・道化師のサギー

通常モンスター

☆3

闇属性/魔法使い族

ATK600

DEF1500

 

海馬

LP2000

手札4枚

モンスター

【闇・道化師のサギー】

DEF1500

魔法・罠

伏せ1枚

 

ゲンム「俺のターン、ドロー。俺は魔法カード【ワン・フォー・ワン】を発動。手札のモンスターを1枚墓地に送ることでデッキからレベル1のモンスターを特殊召喚する。来い、【メメント・ゴブリン】。」

 

メメント・ゴブリン

効果モンスター

☆1

闇属性/悪魔族

ATK400

DEF400

 

ゲンム「【メメント・ゴブリン】の効果発動。フィールドのメメントモンスターを破壊し、デッキからメメントカードを2枚墓地に送る。俺は【メメント・ゴブリン】を破壊し、【メメント・ウラモン】と【冥骸融合―メメント・フュージョン】を墓地に送る。更に、メメントによって墓地に送られた【メメント・ウラモン】は墓地から特殊召喚できる。」

 

メメント・ウラモン

効果モンスター

☆2

闇属性/悪魔族

ATK550

DEF400

 

城之内「何だ?アイツのモンスター、どれもこれも見たことがねぇぞ?」

 

海馬「フン、そんな雑魚モンスター、サギーの足元にも及ばん。こんな奴がペガサスの代わりなど、笑わせるな!」

 

ゲンム「特殊召喚した【メメント・ウラモン】の効果発動。墓地のメメントカード【冥骸融合―メメント・フュージョン】を手札に加え、発動。メメントモンスターを含む手札・フィールドのモンスターで融合召喚を行う。このターン自分のモンスターが効果で破壊されている場合、墓地のモンスターを融合の素材にすることができる。」

 

遊戯「墓地のモンスターを使って融合だって⁉」

 

海馬「貴様、何をするつもりだ!」

 

ゲンム「俺はフィールドの【メメント・ウラモン】と墓地の【メメント・ゴブリン】で融合召喚、来い、【メメント・ツイン・ドラゴン】!」

 

メメント・ツイン・ドラゴン

融合モンスター

☆7

光属性/雷族

ATK2800

DEF2100

 

遊戯「あのモンスターもだ…!」

 

舞「遊戯、アレを見たことがあるの?」

 

遊戯「いや、ゲンム君のデュエルを直接見るのはこれで初めてだけど、あのモンスターは【双頭の雷龍(サンダードラゴン)】に似てる。それだけじゃない、【スカ・ゴブリン】や【屋根裏の物の怪】に似たモンスターも使ってる。」

 

城之内「つまり、ゲンムは既存のカードを魔改造して使ってるってことか?」

 

遊戯「…いや、そこまではわからない。でも、何だろう…これでもまだ半分も出ていない気がする。」

 

ゲンム「【メメント・ツイン・ドラゴン】の効果発動、手札またはフィールドのメメントを破壊してデッキからメメントカードを2枚手札に加える。フィールドの【メメント・ツイン・ドラゴン】を破壊し、【メメント・ダークソード】と【メメント・カクタス】を手札に加える。」

 

海馬「何⁉自ら召喚した融合モンスターを破壊するだと⁉」

 

城之内「おいおい、折角召喚した強力モンスターを自壊させるって本気でやってんのか⁉」

 

ゲンム「破壊された【メメント・ツイン・ドラゴン】の効果発動、墓地からレベル6以下のメメントモンスターを特殊召喚できる。蘇れ、【メメント・シーホース】。」

 

メメント・シーホース

効果モンスター

☆5

地属性/獣族

ATK1350

DEF1600

 

海馬「何っ⁉そのモンスターはいつ墓地に…!」

 

ゲンム「最初に使った【ワン・フォー・ワン】の効果で手札から墓地に送った。【メメント・ダークソード】を召喚し、ダークソードの効果を発動、手札のメメントカード【メメント・カクタス】を捨てることで相手の魔法・罠カードを1枚破壊できる。その伏せカードを破壊する。」

 

メメント・ダークソード

効果モンスター

☆4

闇属性/戦士族

ATK1800

DEF1500

 

海馬「なっ、【死のデッキ破壊】が…!」

 

遊戯「海馬君のウイルスコンボがこんなあっさり…!」

 

ゲンム「続けるぞ。ダークソードのもう1つの効果を発動、自分フィールドのメメントモンスターを破壊し、デッキからレベル3以下のメメントモンスターを特殊召喚する。【メメント・ダークソード】を破壊し【メメント・エンウィッチ】を特殊召喚。」

 

メメント・エンウィッチ

効果モンスター

☆3

闇属性/魔法使い族

ATK800

DEF1000

 

ゲンム「特殊召喚した【メメント・エンウィッチ】の効果を発動し、デッキから【メメント・ホーン・ドラゴン】を手札に加える。更に【メメント・シーホース】の効果を発動しフィールドのメメントモンスター【メメント・シーホース】を破壊することでレベルの合計がそれ以下になるようにデッキのメメントモンスターを墓地に送る。破壊した【メメント・シーホース】のレベルは5、よってレベル3の【メメント・スリーピィ】とレベル1の【メメント・メイス】を墓地に送る。そして墓地の【メメント・メイス】を対象に【メメント・エンウィッチ】のもう1つの効果を発動、自分フィールドのメメントモンスター【メメント・エンウィッチ】を破壊し対象の【メメント・メイス】を特殊召喚。」

 

メメント・メイス

効果モンスター

☆1

光属性/天使族

ATK400

DEF300

 

ゲンム「【メメント・メイス】の効果発動、自分フィールドのメメントモンスター【メメント・メイス】を破壊し、デッキから【冥骸府―メメントラン】を手札に加える。メメントが破壊されたことで墓地の【メメント・カクタス】の効果を発動し自身を特殊召喚。」

 

メメント・カクタス

効果モンスター

☆5

水属性/水族

ATK1700

DEF1400

 

ゲンム「そして、フィールド魔法【冥骸府―メメントラン】を発動。」

 

カードがフィールドに置かれた瞬間、周囲の空気が震え、重苦しい音が響く。足元から漆黒の石畳が競り上がり、闇に沈んでいた巨大な冥府の宮殿が姿を現す。

 

杏子「……あれ、全部……墓標……?」

 

遊戯「いや……ただの墓標じゃない。あそこに何かが封じられている……!」

 

宮殿の奥――石の玉座に鎮座するのは、骸の竜の影。無数の武具と骨片が壁に突き立ち、燐光が舞い上がり、周囲の数多もの墓標よりも妖しく輝く。

 

ゲンム「更に、墓地のメメントモンスターが3種類以上のため、手札の【メメント・ホーン・ドラゴン】は特殊召喚できる。」

 

メメント・ホーン・ドラゴン

効果モンスター

☆8

闇属性/ドラゴン族

ATK2850

DEF2350

 

ゲンム「【メメント・ホーン・ドラゴン】で【闇・道化師のサギー】を攻撃。カードを1枚セットしてターンエンド。この時【冥骸府―メメントラン】の効果を発動、墓地のメメント魔法・罠カードを1枚セットできるため【冥骸融合―メメント・フュージョン】をセット。」

 

ゲンム

LP2000

手札3枚

モンスター

【メメント・ホーン・ドラゴン】

ATK2850

【メメント・カクタス】

DEF1400

魔法・罠

伏せ2枚(内1枚メメント・フュージョン)

 

舞「アイツ、あんなに動いたのに手札が全然減ってない…!」

 

海馬「俺のターン、ドロー!俺は【青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)】を召喚!」

 

青眼の白龍

通常モンスター

☆8

光属性/ドラゴン族

ATK3000

DEF2500

 

遊戯「来た、【青眼の白龍】!」

 

城之内「【ブルーアイズ】ならあの【トライホーン・ドラゴン】もどきも倒せるぜ!」

 

海馬「【青眼の白龍】で【メメント・ホーン・ドラゴン】を攻撃!『滅びの爆裂疾風弾(バーストストリーム)』!!」

 

ゲンム

LP2000→1850

 

【青眼の白龍】の口から滅びの閃光が放たれ【メメント・ホーン・ドラゴン】を飲み込む。すると、【メメントラン】の墓標が妖しく光る。

 

ゲンム「【冥骸府―メメントラン】の効果、自分フィールドのモンスターが破壊された場合、それよりもレベルの低いメメントモンスターを手札・墓地から特殊召喚できる。破壊された【メメント・ホーン・ドラゴン】のレベルは8、よってレベル3の【メメント・エンウィッチ】を特殊召喚。そして【メメント・エンウィッチ】の効果を発動し、デッキから【蜀・鬪ク蜷育ォ懊Γ繝。繝ウ繝医Λ繝ォ繝サ繝?け繝医Μ繧ォ】を手札に加える。」

 

遊戯「っ⁉いまのは…?」

 

ペガサス「(…ゲンムボーイのデュエルの腕は海馬ボーイにも、いえ、もしかすると私や遊戯ボーイにも引けをとらないほど。ただ、ゲンムボーイの力はこれだけでは終わらないらしいデスよ?海馬ボーイ。)」

 

海馬「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンドだ。」

 

LP2000

手札4枚

モンスター

【青眼の白龍】

ATK3000

魔法・罠

伏せ1枚

 

ゲンム「俺のターン、ドロー。海馬、このターンでお前は敗北する。」

 

海馬「何だと⁉」

 

ゲンム「俺は、墓地の【メメント・ツイン・ドラゴン】【メメント・ゴブリン】【メメント・ウラモン】【メメント・シーホース】【メメント・メイス】をデッキに戻し…」

 

その瞬間、メメントランの宮殿が激しく鳴動し、墓地に眠る骸達の光が天へと舞い上がる。紫紺のオーラと共に、砕け散った仲間の断片が宙を舞い、やがて融合するかのように収束していく。

 

【蜀・鬪ク蜷育ォ懊Γ繝。繝ウ繝医Λ繝ォ繝サ繝?け繝医Μ繧ォ】

→【冥骸合竜メメントラル・テクトリカ】

 

大広間全体を覆うほどの巨影が姿を現す。無数の竜骨を鎧のように纏い、宝石のような欠片がその体を彩る。三方に広がる竜の口部が咆哮を上げ、中央の胸核が脈動し、闇光を放つ。

 

ゲンム「記憶と骸を統べる竜よ――今その威容を現し、現世に蔓延る愚か者どもを殲滅するがいい!【冥骸合竜メメントラル・テクトリカ】!!」

 

冥骸合竜メメントラル・テクトリカ

特殊召喚/効果モンスター

☆11

地属性/幻竜族

ATK5000

DEF5000

 

遊戯「な、なんだあのモンスターは……!」

 

舞「まるで、数多もの命が一つに組み合わされたみたい……!!」

 

海馬「馬鹿な……【青眼の究極竜(ブルーアイズアルティメットドラゴン)】をも上回る攻撃力5000だと…⁉あれほどの力を持つカードが存在していいというのか……⁉」

 

ゲンム「これで終わりだ。【メメントラル・テクトリカ】で、【青眼の白龍】に攻撃。」

 

海馬「まだだ、俺は負けるわけにはいかない!伏せカードを…⁉何故発動しない!」

 

ゲンム「無駄だ。【メメントラン】の効果により、メメントモンスターの攻撃中相手は魔法・罠カードを発動できない。」

 

海馬「なん…だと……⁉」

 

ゲンム「抗えぬ死の記憶を刻め!『メメント・クレニアム・バースト』!!」

 

テクトリカの顎が開き、骸骨の結晶から光線が奔流となって放たれる。その光線は青眼を一瞬にして飲み込み、その衝撃が海馬に直撃する。

 

海馬「ぐわあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

 

海馬

LP2000 → 0

 


 

デュエルの終了後、【メメントラル・テクトリカ】及びその他のモンスターがフィールドから消える。俺がその場を後にした後…

 

ペガサス「ブラボー、良いデュエルでしたよゲンムボーイ。そして海馬ボーイ、ゲームに負けた者の末路は分かっていますね?敗者は全てを失う。大切なものも、自分さえも…」

 

海馬「モクバ…俺を許してくれ…!」

 

遊戯「海馬君!」

 

ペガサス「ユーもモクバボーイと同じ運命をたどるがいい!『マインドカード』!!」

 

ペガサスの左眼が光り出し海馬を照らす。光りを浴びた海馬は軈てその目に光を失い倒れる。そしてペガサスの持っていたカードには海馬の姿が映し出された。




あらら、6000字超えちゃったよ。次回からもこれくらい長くした方がいいかな?
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