読み切り:コードギアス 衝撃のマジンガー   作:Rk117

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大変長らくおまたせしました&長くなってしまったので時間があるとき読んでね


魔人が見参した日:後編

────おまえは兜甲児は・・・

    神にも悪魔にもなれる そうじゃ神にも悪魔にも!

    神となり人類を救うことも!悪魔となり世界をほろぼすことも!

    おまえの自由だおまえがえらべる!

 

────いやだ!悪魔なんて人類の敵になるなんて

    マジンガーZは おじいちゃんのおれたち兄弟を思う愛の心が

    生み出したロボットだ それを悪魔の力にしてしまうなんて

    

 

集結地点・ポイントC──────

「”将軍”!ご無事で!」

そう言ってG-1ベースへ駆け込んできたのは”隊長”であった。

「貴官か。」

そういって声の方へ顔を向けると片腕を吊った”隊長”の姿があった。

「ケガはをしているようだが...。」

「鎮痛剤を打ってあります多少は.....ぐ.....!」

「安静にしたまえ”隊長”!」

「いえ、効いてきました......!それより状況は・・・?!」

心配する”将軍”に対し”隊長”は気丈に振る舞う、その姿に”将軍”は観念し艦橋内のモニターを示す。画面には戦車隊を引き連れたアフロダイAとあのロボットが映し出されていた。

「・・・これは観測機からの映像だが、見ての通り膠着状態にあるようだ...。」

「しかしあのようなロボットを、一体どこが作ったのでしょうか。」

「わたしも情報部から最近そのようなことは聞いておらん。通信士日本軍の通信から、なにか情報は?」

「いえ日本軍も計りかねているもよう。」

「”将軍”!ヤツが動き出しました!」

モニターにはまたもやビルを破壊し、日本軍の戦車隊とアフロダイAへと接近するロボットが映し出されていた。その姿を日本軍は攻撃の意志ありとみたようで、戦車隊はロボットへと攻撃を開始する。

だがやはりこれまでの攻撃を跳ね返してきたロボットには戦車砲も敵ではなくなんなくはじき返してしまう、しかしそれらは陽動であり、戦車の砲撃が終わるやいなやアフロダイAはロボットへと飛び込みその拳をロボットへと見舞う。

・・・しかしその一撃もロボットは跳ね返してしまい、アフロダイAは反撃してきたロボットに殴り返されビルへとその巨体をはじき飛ばされてしまう。

その光景に”将軍”と”隊長”は、いや二人のみならずその場にいたものは全員驚愕した。

「い...岩山をも砕くというアフロダイAのパンチをはじき返してしまうとは.....!」

「ん?....!し、”将軍”!あのロボットに人が乗っているもようです!」

「なに人が?!」

「通信士、通信内容をスピーカーに出せ!あのロボットの正体がわかるかもしれん!」

「はっただいま翻訳機に通しています......!」

そうしてスピーカーから少々のノイズのあと二人の男の声が聞こえてくる、声紋分析で一人は不明だがもう一人は光子力研究所所長”弓弦之助”教授であるとの分析結果がでていた。

 

『・・・や まだアフロダイAとの共通点がある!現在地球上でもっとも強い金属【合金Z】で身をかためたアフロダイAがなぐってビクともしないあのロボットのボディーだ!【合金Z】がぶつかってこわれないものは【合金Z】だあのロボットも【合金Z】でつくられているということだ。』

『なんだってばかな。』

 

「・・・やはりあのロボットは【合金Z】でできているのか!」

「しかし”将軍”【合金Z】は現在光子力研究所でしか製造できないはずです!」

”隊長”のその疑問に答えるかのように通信の向こうの弓教授はつづける。

 

『ちがうわしらではない それにあのロボットのボディーが【合金Z】としてもアフロダイ以上の完成度だいわば【超合金Z】というところか!それにあのロボットのものすごいエネルギー

【光子力エンジン】以外に考えられん!』

『ど どういうことだ!テメエー』

 

「つまりあのロボットとアフロダイAは兄弟機・・・?!」

「・・・・・・となればあのロボットを建造したのは!?」

いままでの流れから”将軍”はロボットの正体を察し、そして弓教授はこう発した。

 

『【合金Z】を発明し【光子力エネルギー】の開発に成功しさらにアフロダイAを設計しその発明のすべてをわれわれゆずり引退した今世紀最大の科学者、わが師”兜十蔵”博士、博士の造られたものに違いない!』

 

弓教授のその結論に艦橋内の全員に衝撃が走る。

”兜十蔵”!我がブリタニアの”ロイド・アスプルンド”ならび中華連邦インド軍区の”ラクシャータ・チャウラー”が科学への道を行くキッカケとなったとされる人物であり、今回の日本侵攻においても彼の研究成果である【合金Z】と【光子力エンジン】を求めてブリアニアは開戦する理由にもなるほどの偉人中の偉人である。

「か...”兜十蔵”...!するとパイロットは兜博士に近い人物・・・?!」

「たしか兜博士には二人の孫がいたはず・・・?」

通信の向こうでも同様の結論にいたったようであり”兜シロー”か”兜甲児”のどちらかではないか?という話をしていた、そこへ少女と思わしき声、こちらは弓教授の娘”弓さやか”であるとの分析結果だった、は弓教授へと疑問を投げる。

 

『でも動かしてるのが その甲児って人だったらなんだってあんなにあばれてるのかしら。』

『さあわからんな。』

 

そうそれだ!なぜ兜甲児、だとするなら、はブリタニア軍に攻撃をしかけたのか?義憤にかられたからなのかそれとも手にした強大な力をぶつけるためなのか?それを確かめるべく弓教授はさやかへとロボットのパイロットへ話しかけるよう伝える。通信を傍受する”将軍”たちも耳をそばたたせる。

 

『もしもし兜甲児きこえる?聞こえたならこたえなよきみは甲児なんだろ。』

『・・・手をふってやがるなんだあいつ気安いな。きこえているならマイクで返事しろドジ。』

そうロボットのパイロットへ愚痴っていると通信に少年のこえが入った。

 

『もしもしきこえる......聞こえるかい?おれ おれ”兜甲児”だやっとマイクがどれかわかったんだ。さっきからきみと教授との話はきこえていたんだ、たすかったほんとにたすかった。』

 

「......あのロボットは”兜甲児”が動かしていたのか!」

「・・・”将軍”先ほどの”兜甲児”の発言なにか違和感が.....。」

”隊長”が感じた違和感に対し、通信の向こうの”兜甲児”からとんでもない発言が飛び出す。

 

『ロボットにのってからはじめて人と話ができたんだ。おれはあばれたくてあばれているんじゃない!わからないんだ信じてくれ。操縦法がわからないんだ、いや・・動かすどころかとめ方だっていま さっきやっとわかったくらいなんだ。』

『ナヌ!』

 

「.............はぁ?」

甲児のこの発言に対し艦橋内にいた全員がそう気の抜けた声で唖然とする。”兜甲児”はこれといった明確な意思もなく我々に攻撃をしかけ、いやそもそも攻撃ですらなく暴走するロボットを制御しようとして我々に甚大な被害をもたらしてしまった、その事実に唖然としたのだ。

「わ...われわれがこのたたかいのためにどれだけの...どれだけの....。」

「た”隊長”!しっかりしたまえ!」

立ち眩みを起こし倒れそうになる”隊長”を”将軍”はとっさに彼を支える。

無理もない今回の日本侵攻に際し秘密兵器として投入されたKMFのパイロットとして、一部隊を率いる隊長として地獄のような訓練と修練に励んだ彼にとってはとても信じられないものだったのだ。

そんな彼らをよそに弓教授は甲児へと通信を交わしていた。

 

『甲児くんきみは兜十蔵博士のお孫さんだな博士はきみにそのロボットをのこされたのか。』

『はい家の地下にいつのまにか秘密工場がつくってあったのです』

『そこでおじいちゃんがこの”マジンガーZ”を造り上げて死にました。この”マジンガーZ”がおじいちゃんののこしたかたみなんです。』

 

「なにっ兜博士が・・・!?」

「今朝地震がありました、それに巻き込まれたものかと。」

失神している”隊長”に代わり通信士が応える。

 

『兜博士がなくなられた、そうか。』

『それにしてもすげえかたみ。』

 

そういえば兜博士は研究中の事故で助手でもあった息子夫妻を亡くし、そののち弓教授へ研究を引き継ぎ二人の孫とともに隠居状態であったことを思い出した。もし自身なきあとのことを考えあのロボット、”マジンガーZ”を残したのならばすごい形見、まさにそうだと”将軍”は思った。

 

「それにしてもそこは、金品だったり土地であったりでは....?」

通信士は至極まっとうなことを言った。

「・・・そういえば人物評のところにマッドサイエンティストな部分が見受けられるとあったな。」

「・・・・・・・ハッ!し、”将軍”意見具申!今のうちにあのロボット、”マジンガーZ”を叩くべきです!」

放心状態から目覚めた”隊長”はすぐさまそう言い放ち”将軍”はこう返す。

「・・・・わたしも同じことを考えていたよ。わが方面軍に集結命令を出していたはずだが、状況はどうか?!」

まったくの素人が乗り込み、それで訓練を重ねた軍隊を軽く蹴散らすようなモノを軍人として騎士として見過ごすワケにはいかぬと”将軍”は艦橋要員たちに問う、だが返答はかんばしいものではなかった。

「ハッ、事前の集結命令でしたが、ブラボー隊は命令を受諾、こちらへ合流をしてきてはいるものの日本軍から追撃を受けているとのこと!」

「チャーリー隊は日本軍からの猛攻をうけに釘付けにされており逆に支援を求めております....。」

”将軍”は唇を噛んだ、日本本土へと上陸したブリタニア軍は快進撃を続けていたが裏を返せば敵地奥深くに入り込んでしまっている状態であり日本軍からの抵抗も激しくなる、

その状態であの”マジンガーZ”が現れたのだからまさしく青天の霹靂とはこのことだろうと思った。だがそれでもあのロボットを見過ごせば将来ブリタニアに災いをもたらすことは火を見るよりも明かである、そう考えている”将軍”に急報が舞い込む。

 

「”将軍”!駿河湾から2体のロボットが上陸!日本軍と交戦していた友軍が襲撃を受けています!」

「なんだと!」

なんの冗談だと思ったが傍受していた光子力研究所の通信からも同様の報告があがり、それは真実であることをしめしていた。

「ふ、付近の偵察機からの映像を回せ!」

そうして艦橋内の映像スクリーンに偵察機から現地の映像が映し出される、そこには2体のロボット、一体はドクロの顔で頭に一対の”く”の字型の刃がとりつけられもう一体は

首長竜のような頭を人型に一対に備えた異形のロボット、がブリタニア・日本軍の区別なく襲い掛かっていた。

その中でブリタニアのグラスゴーがロボットたちの背面を取ろうと回り込んでいたが、それにロボットたちは気づき機敏に反応し蹴散らす。だがその動きの俊敏さに”将軍”たちは

驚かされていた。

「あ、あのサイズでなんて反応速度!?」

「まるでビースト()・・・!」

マシン(機械)ビースト()・・・、いわばマシンビースト(機械獣)か!」

「ま、マシンビースト(機械獣)・・・!」

そうこうしているうちにドクロロボットは頭部の一対の刃を放ち、ブリタニアのKMF・日本の戦車の区別なく真っ二つに切り裂き双頭竜のロボットは目から光線を放ち空から迫る戦闘機を打ち落としていく。

「あのロボットビーム砲を装備している?!」

「我が国の”ハドロン砲”はまだ実験段階だというのになんという・・・!」

”将軍”と”隊長”は2体のロボットの性能に舌を巻く、そんな二人に艦橋要員から報告が入る。

「”将軍”攻撃を受けている友軍からの信号途絶ぜ、全滅です!」

なんだと!とモニターへ眼を移すと抵抗するもののはいなくなったと2体のロボットたちは動き出していた。

「ヤツらの進路は!」

”隊長”はあの2体が向かう先を艦橋要員へ問う。

「このままの進路ですと・・・?!こ、この先に光子力研究所が!」

「まさか奴らの狙いは!?」

間違いなく【光子力】だ、そう”将軍”は確信した。そして”将軍”は矢継早やに命令を飛ばす。

「あの2体の光子力研究所到達予想時間は!?」「ハッ!約30分であります!」

「偵察各機へ伝え!気取られるないようあの2体を追尾しろ!」

「イエス・マイロード!」

「観測機!”マジンガーZ”と”アフロダイA”の状況は!?」

「行動を開始しております、光子力研究から援護要請を受けたものと思われます!」

「燃料は、研究所までもつか?!」

「ギリギリですがなんとか!」

「では貴官も気取られぬよう研究所まで追尾!戦闘は絶対に避けろ!」

イエス・マイロード!その返事とともに通信がいったん切れ、”将軍”は”隊長”へと話掛ける。

「”隊長”!貴官のマジンガーZへの攻撃作戦だが、この状況では断念せざるをえん!」

「構いません状況が状況です!それよりも・・・!」

「友軍への救援だなわかっておる!”隊長”貴官の部隊はどのあたりまで来ているか!?」

「は!あと5分ほどで合流するとの報告が!」

「よしでは現在G-1ベース護衛している部隊を、合流する貴官の部隊と入れ替え救援に向かわせる!それを旗下の部隊に伝え!」

「イエス!マイロード!」

”隊長”の力強い返事とともに艦橋内は慌ただしく動きだし始める、一通り命令を下し一息ついた”将軍”は観測機からの映像へと目を移す、そこには一路光子力研究所を目指すアフロダイAとマジンガーZが映し出されていた。その様子を見ていると心なしかマジンガーZの動きが今までよりもよくなっているように思えた。

そして傍受通信がつながったままのスピーカーから、さやかと甲児の声が流れていた。

『・・・おなじ人が造ったロボットなら、操縦法もにてると思ってアフロダイの操縦法をおしえたのうまくいったわ。』

『教授やっとうまくマジンガーを動かせますやっと・・・やっと自分の思い通りに!すぐそちらへいきます!それまでがんばってください!』

『マジンガーZを悪魔にはしない人をたすけるために使いますよおじいちゃん。』

そう兜甲児の歓喜に満ちた声が”将軍”の耳を響かせていた。

 

 

『ウ~ッいよいよ来やがったじゃね~か。』

「怪ロボット2体、光子力研究所に到達!」

傍受通信からの焦りの声と艦橋内オペレーターの報告が艦橋内に同時につたわって”将軍”はモニターへ眼を移した、そこには友軍を壊滅させた怪ロボット2体が光子力研究所の目の前に立っていた。

「バカな丸はだかじゃないか。」

そうともにモニターを観ていた”隊長”は狼狽する、2体の怪ロボットも咆哮をあげ研究所を襲う。その瞬間研究所の周りに植えられていた街路樹が突然伸びたと思うとそこには砲台が据え付けられており砲座に座る砲手はロケット弾を2体の怪ロボットへと見舞う、受けた双頭竜ロボットが奇声を上げもんどりうって倒れ同じく飛び交ってきたドクロロボットへもロケットを打ち込む、ロケットはドクロロボットに命中する、がロケットが着弾と同時に頭部カッターを砲台へと放つ。砲台はすんでのところで地面へと隠れカッターを躱す。

そして爆炎の中から無傷のドクロロボットが現れ再度研究所へ向かうが再度地上へあらわれた砲台がロケット弾を放ちまともに受けたドクロロボットは背中から倒れこむ。

「あんなところに砲台が隠してあったとは!」

「ですが”将軍”効果が認められません!なんて装甲だ・・・!」

”隊長”がそう分析すると、まるでそうだと言わんばかりに2体は咆哮をあげなおも研究所へとむかう、その時だった。

「”マジンガーZ”、”アフロダイA”出現!」

オペレーターの叫びとともにモニターには4体のロボットが向かい合っていた。

「来たか!」

「観測機偵察機ともに見逃すなよ!この戦いは今後の戦局を左右する!」

”将軍”がデータ記録を命じると傍受通信から甲児とさやかの声が流れてくる。

 

『いくわよ甲児くん。』

『OKまかしとけ!殺人ロボットめマジンガーZがたたきつぶしてくれる!』

 

いけ~っマジンガー!、その気勢とともに甲児はマジンガーZを怪ロボットへと突っ込ませる。

「バ、バカ!突っ込みすぎだ!」

そう”隊長”は甲児へと叱責するようにモニターへと叫ぶ、双頭竜ロボットはマジンガーへとその首を伸ばし捕らえんとする意図をみせる。マジンガーは伸びてきた首をその手で払いのけるがもう一方の首がその払いのけた腕へと絡みつく。

「つ、つかまったか・・・!」

”将軍”は狼狽えると双頭竜ロボットはマジンガーの腕を引きちぎらんと締め上げる、傍受通信からもマジンガーの関節があげる悲鳴がスピーカーから響く。そしてとうとうマジンガーの腕が引きちぎられる、やられた!、そう艦橋内の人間が思ったとき引きちぎられた腕の端から噴煙があがり首が絡みついたまま双頭竜ロボットの胴体をぶち抜く。

それをみた艦橋内に驚きの声があがる。

 

『どうだマジンガーZのロケットパンチ!』

兜甲児があの空飛ぶ拳のことを指しているであろう名称を叫ぶ。

 

「き、機械の繊細な手でなんと乱暴な!?」

「おそらく【超合金Z】だからこそなせるのだろう!」

”隊長”の困惑と”将軍”の冷静な分析をしているうちに空飛ぶ鉄拳は返す刀で双頭竜ロボットの残る首を跳ね飛ばし双頭竜ロボットはオイルを傷口から噴き出し大地へと倒れる。

そして何事もなく拳はマジンガーの元へと戻った、がそのとき通信にさやかの悲鳴が走る!目を向ければドクロロボットのカッターによってアフロダイAの腕が肩口から切り落とされていた。

すかさずマジンガーはアフロダイAの救援にむかう、それに対してドクロロボットはカッターをマジンガーZへ飛ばす、よけられない!、と誰もが思ったがマジンガーZはその双眸から光線を放つ。

「マジンガーZも、ビーム砲を!?」

『おお~っ!光子力ビーム兜博士は完成されていたのか!』

驚く間もなく光線を受けたカッターはマジンガーへと届くことなく粉砕されドクロロボットは困惑ともとれる咆哮をあげる。

そのうちやぶれかぶれになったのかドクロロボットはマジンガーZへ体当たりを慣行する。

「マズイッ!躱せ~っ!」

そう”隊長”は叫ぶがマジンガーは口部にあたるスリットから突風を浴びせかける。

「風なぞ、あんなロボットには?!」

「!い、いえっ”将軍”ただの風じゃありません!」

なんだと!とモニターをみると風を浴びたドクロロボットはどんどんその動きを鈍らせていった。

『ルストハリケーン!風に混じった酸が鋼鉄をサビつかせているんだ。』

傍受通信から伝わった弓教授の解説に”隊長”は戦慄する、アレを受けたらグラスゴーがあのようなザマに・・・!、そんな背筋を凍らせる想像をしながらモニターの向こうでマジンガーは動きが止まった

ドクロロボットを殴りつけすでにボロボロであったであろうロボットはグシャとその体は崩壊し砂と変わり風に吹かれていく。

 

そうして戦闘が終わり艦橋内は沈黙していた、とくに”将軍”はもしあのまま攻撃を続行していたら・・・!とその脳裏には最悪の想像がやまなかった、そこへ観測機から通信が入る。

「G-1ベース!こちら観測機そろそろ燃料が持ちません!帰投を願います!」

その通信にハッと我に帰り、

「了解帰投したまえ、今回のデータは必ず持ち帰ってくれ!」

「イエス・マイロード!わが命に代えても!」

「オペレーター他の偵察機にも同様に・・・!」

オペレーターのイエス・マイロード!の返事が返って”将軍”は艦橋内の部下たちへといい放つ。

「今日得られたデータをまとめ、日本へ侵攻している全軍に共有・・・、いや!それのみならず本国にも伝えよ!あのロボットたちを放置しようモノならわがブリタニアに災厄がふりかかるぞ・・・!」

この、命令に同意するかのように艦橋内の全員が力強くイエス!マイロード!の返答をあげて慌ただしく行動を起こしていく。その中で”隊長”は、

「しかしあの怪ロボット2体は一体・・・?」

そう静かに独り言ちていた。

 

 

 

・・・その頃日本近海の海の底で鉄仮面を被った集団とローブを身に纏った人物がモニターに釘付けになっていた。

「あしゅら男爵!”ガラダK7”、”ダブラスM2”撃破されました!」

そう鉄仮面の一人があしゅら男爵と呼ばれるローブの人物に報告する。

「ウウムあんなロボットが日本にいるとは、失敗だ!」

ブリタニアに侵攻され弱体している日本と疲弊したブリアニアを横合いから殴りつけ【合金Z】と【光子力】を強奪し世界をほろぼす、その一歩をあのロボットにくじかされたのだ。

そしてあしゅら男爵はその半男半女の顔を鉄仮面たちに向け、

「バードス島に引き返して総統の指示をあおがねばなるまい、バードス島に進路をとれ!」

そう指示し男爵と鉄仮面たちを乗せた潜水艦、またの名を海底要塞サルードはバードス島へとさっていった。

 

 

──────今日この日を境に現れたマジンガーZに対しブリタニアはその身に秘める強大なパワーに対し警戒し侵攻の手を緩めざるを得なくなり、マジンガーZを味方につけた日本は戦力の再編を計り、その強大なパワーを欲し両国に攻撃する怪ロボット、のちに判明する世界征服を企む”Dr.ヘル”とその一派の三つ巴の戦いとなるのだが、今回はここまでさせていただこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




~謎時空にて~
ブリタニア「グラスゴーとポートマンで、どう戦えばいいんだ!」
   ZERO「ブリタニアヨ、作者カラ連絡ガアル。」
ブリタニア「なんスか、・・・まさか前倒しで第7世代機が・・・!?」(パアァ
   ZERO「コノ小説ノマジンガーZハ東映版準拠、トノコトダ。」
ブリタニア「・・・あのZEROさん、ほかに他にないんすか!」
   ZERO「ナイゾ。」
ブリタニア「ボケーッ!作者ーッ!!、ぬか喜びさせんなーッ!!!」
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