夜叉 ~二コラ・レッドヴィルの伝記~   作:創生路ハイローラー

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連続投稿します。3000字1話想定で書いてたら、1シーンしか書けなくて、2話分を1話としてまとまりが良いと思いました。久々すぎて混乱して編集しまくってる。
Vol1は完成済みで今週中に全話公開します。


2話 迷子の夜叉

 私がこの旅で見つけた発見について、陛下の印を押した論文として世に出せない理由に彼の存在がある。私の旅の全般に関わり、その最大の証拠である彼を私は認識できなくなってしまった。私は彼と一年近く時間を共にし、何度も体を重ねる仲にまでなった。にも拘らず住良木を出た途端、私は彼のことが分からなくなった。彼の目や声、言った言葉など断片的な思い出はあるが、それを一つの存在として見ることができない。親友が言うには認識阻害系の呪いらしい。それだけなら分かるが、魔道具で撮った写真や映像まで彼の存在が消されて、旅の核心的な部分の証拠が失われてしまった。今書いてる彼の伝記は、記憶の断片と、間接的な情報、それを彼だけが消えた記憶と記録の穴に入れて再構築した物語(フィクション)で、全てが事実とは限らないことをここに記しておきたい。

 

 

「夜叉って? どういうお仕事なの?」

 彼のことは今後便宜上、夜叉と呼ぶことにする。私は彼に酒を注いで、まずは乾杯をしようとしたが、思い切り無視された。しかし金を出されている自覚はあるらしく、厭々ながら話は聞いてくれた。

「金を貰って化け物を殺す。それだけだ」

「狩人ってこと?」

「魔法生物を殺すためのな。その為に()()()()存在だ」

「奇遇ね、私も故郷では同じような仕事だったの」

 私はイヴニスでは自然資源管理局の役人だった。森林、放牧地、漁業資源、鉱物など、いわゆる山川藪沢の共有財産を管理するという名目でおかれた役所で、お世辞にも自然資源に恵まれているとは言えないイヴニスにおいて重要な役割、なのだが、実質は魔法を使って国内のあらゆる『公的な雑用』を行う仕事でもある。エルフと同時期に異世界から漂着し、在来生物と異なる(逆説的にはエルフや私たちと同じ)魔法神経を持つ魔法生物の監視や駆除も仕事の一つで、騎士団が出るまでもない簡単な討伐業務の経験があった。

「さっき不思議な術を使ってたけど、あなた魔術師なの?」

「……気づいてたのか?」

「えぇ、電気魔法を使ってたわね。この国の魔術に興味があるの。色々教えてくれないかしら?」

 バレているかは五分の見積もりだったが、この国の人間が西洋の一般的な魔術の知識が無いことを見越して、ここまではあえて魔術師であることを曖昧にしたアプローチを仕掛けた。今の私は無知で、珍しいものに飛びつく異国の旅人だ。

「もう話す意味はない。すべて終わったことだ」

 しかし、警戒心が強い彼は簡単には首を縦に振ってくれなかった。

「魔術師がみんな口が堅いのはよく知ってる。魔術のこと以外で、普通の世間話とかでも良いわ。なんだか、疲れてるみたいだし。今夜限りの飲み仲間だし、それぐらい話しても大丈夫じゃない?」

 まぁ、LoGoSが構築される前の魔術師は元来秘密主義だ。自分の研究や一子相伝の秘術を話したがらないこと自体は容易に理解できた。なので、話題を変えてみる。すると少し警戒が緩んだのか、彼はぽつりぽつりと話し始めた。

「全部、終わったんだ……全部」

「うん。何かをやり遂げたのね」

「違う、何も残らなかった……家も、百足の同士も、俺の半身も。なにもかも折れてなくなった」

 彼の纏う空気が一気に重くなる。賭場で有り金をスッた酔っ払いではないらしい。そういう人間なら自分の刀に執着しないだろうし、自棄酒するにしても食べ物を口に入れないというのは妙だ。服装は荒れているがかなり堅物な印象を彼から受けた。

「あぁ、ごめんなさい。それは何も食べないのと関係あること?」

「何か入ってると、死んだ時に臭うからな」

「えっ」

 飲み納めというのは本当に末期の酒だったらしい。

「夜叉は、毒に耐性を持つように調整されている。酒も量を飲まないと酔えない。

 砦が燃えて、家に帰ったら先祖の墓も荒れていて、腹を切ったのに何故か生きていた。全部夢だと思いたかった……なのに目が覚めたら、ただ時間だけが過ぎて俺以外のなにもかもが朽ちていた。だから、俺も空っぽになろうと思って……」

「待って、良くない思考になりかかっているわ。状況を整理しましょう」

 なんだかとんでもない話がポンポン出てくる。魔術師なのであり得なくはないが、およそ正常な思考と時間間隔でない。内容の割に彼の口調は事務的でどこか他人事だ。極度の空腹とストレスで感情が平板化している節がある。好きに話させるととりとめがなさそうなので、一度区切って気になったところを聞いていくことにした。

「砦と言うのは、あなたが所属していた『ムカデ』の魔術結社の拠点?」

「あぁ。俺は百足流派に属していた。北の砦だ。夜叉は一人で狩りをするが、決まった時期には帰ってきて研究や次の猟期(シーズン)の準備をする。何年居たかはわからないが、麓の子供が村の長老になるのを見たことがある。尤も、そいつらが砦を滅ぼしたんだが」

 少なくとも半世紀は生きていることになる。彼は私と同年代かかなり高い年齢だろう。

「なぜ砦が焼かれたかに心当たりが?」

「直接はわからない。だが、野山を渡り歩いて獣を裂いて、その毛皮を着る奴が差別されない国はないだろう。まして俺たちは魔法生物を殺すために作られた、魔法を使う化け物だ」

 狂信的な昼教徒の間では魔法使いを魔物の血が入った混血(mongrel)だと侮蔑することがある。この世界の人間には本来魔力が無く、エルフとの交配によって魔力を獲得した魔法使いが現れたが、そのエルフも元は魔力を持たず、魔物と交配したことで魔力を持ったそうだ。昼教があるこの地でそういった差別感情があるのは珍しくないが、夜叉の言葉にたびたび出る『作られた』『調整』と言う言葉が引っかかる。

「あなたは自分が作られたっていうけれど、もしかしてあなたはミュータントだったりする?」

「あぁ、夜叉は魔物を殺すために魔物の因子を入れた化け物だ」

「!?」

 ミュータントは魔力を持たない生物に後天的な施術で魔力因子を付与した存在だ。魔術の伝来以降、夜の神が最初に指定した『魔術の禁忌』にも関わらず、歴史を通して様々な研究が行われた。しかし、魔物の因子の直接投与は急速な回帰を引き起こして人間での成功例は確認されていない。

(その成功例が、この男の可能性がある。これだけでも持って帰る価値のある成果だわ)

「貴方が淡々と話すのもそのせい?」

「そうだ。夜叉には感情が無い。そう調整されている」

 彼はそう言う。すべてを失って混乱の極みにあるのに、こちらの質問には訓練の行き届いた兵士のようによどみなく受け答えできるのは確かに処置によるもののようだ。しかしその割には死に際して自棄と合理性が混在して、感情が無いと言うのは自分に言い聞かせているように感じた。

「ねぇ、夜叉を作ったのは誰なの?」

「菅原太学。半エルフの魔術師だ」

 ハーフではあるが、やはりエルフである。

「この国にもエルフが居たのね」

「あぁ、住良木ではエルフが人類より先に住んでいた」

「っ、それって本当なの?」

 最初のエルフが夜の船によって西洋世界に到来したのがおよそ千年前、カラに最初の王朝が立ったのはたしか千二百年前だ。住良木に人類が到達したのはそれとおよそ変わらないだろうから、それ以前にエルフが存在するならば、これは夜教の聖典を塗り替える事実になる。

「あぁ、知り合いのエルフが言うにはな」

「そのエルフはどこに?」

「東の山脈の向こう、この小大陸の東の端。住良木人に追いやられた純エルフの最後の領土だ」

 東の果てのこの国の、その東端に、私の求める知識がある。それが分かれば、やることは一つだった。

「ねぇ貴方、その国に私を連れて行ってくれないかしら? どうしても知りたいことがあるの」

「……」

「護衛としての報酬は勿論出すわ。旅の途中で貴方が仕事をするなら、私の手伝えることはする」

「俺はエルフの国に入ったことはない。河中を追い出されてからエルフと住良木人の関係はずっと悪い。()()に頼んでも入れてくれるかはわからない。彼女は……」

 そこで夜叉は初めて言いよどむそぶりを見せた。あるいはこれも彼のトラウマなのだろうか?

「ダメならそれでもいい。そろそろ宿の門限だし、詳しい話はそっちでしようと思うわ」

 私は椅子を立ち、もう一枚の銀貨を出して、テーブルに置いた。

「今日の宿代よ。嫌なら話代と思ってそれを貰って立ち去っても構わないわ。でも、着いてきてくれるなら……」

 我ながら現金な自己満足だが、合理性と良心のバランスが魔術師を長く続けるコツと親友も言っている。私は会計を済ませ、結局ほとんど食べなかった料理を包んでもらって彼を待った。彼はテーブルの上の銀貨を見て少し逡巡したあと、銀貨を手に私のところまでやってきた。その目には少しだが光が宿っている。

「俺もお前に聞きたいことができた。これは契約まで預かっておいてくれ」

 さて、ここからが腕の見せ所だ。

 

 

 

 宿へ向けて歩きながら、夜叉と話す。意外にも、話始めたのは夜叉だった。

「人に奢られるのが嫌いなのに、ずいぶんと気前がいいんだな」

 とはいっても飛び出すのは皮肉だ。彼はずっとこんな調子で偏屈で、懐古的で、懐疑的で、この点に関しては魔術師らしかった。

「奴らは下心があったからよ。貴方は見返りを求めなかったじゃない」

「無関心だっただけだ。女は皆下心が嫌いと口にするが、関係性の終末には必ず肉体の関係を見ている」

「その先の子供を見ているのよ。不可逆の結果であり一生付きまとうコストをね」

「夜叉は戦うだけの生き物だ。子を成す術は、人間性と共に切り取られた」

 夜叉もまた魔女と同じく生殖能力が失われているようだ。長く生きているので、首輪のような道具があるのだろうか?

「でも、知識は伝えられるわ。学び、生み出し、伝える。これは子供よりも有用で永遠性があるとアカデミーで習ったわ」

「失われない物はない。家も、知識も、俺の受け継いだ道は全て断たれた」

「あ……」

 彼は負の観察力に非常に長けている。戦いの中でそれは危機察知として有用なのだろうが、過度なネガティブ思考に繋がっている。まるでエルフ文学だ。

「背中の剣はずいぶん大切にしてるみたいね」

「これは俺の半身だ」

「凄い名刀なの?」

「折れたがな。大事なのは柄だ。俺は地獄に行くのも許されない。俺を縛り続ける理由だ……」

 こんな感じで探るほど全身あらゆるものがトラウマと結びついて、悲観的な話題に向かうので、話が続かないまま宿二辿り着いた。男を連れ帰ってムッとした店主は、銀貨を一枚渡すと途端に機嫌が良くなった。きっと私がこの男を一晩金で買ったと思っているんだろう。私たちは階段を上がって個室に入る。住良木の生活空間はベッドも椅子も一般的でなく、代わりに床が一段高く、靴を脱いで直接座ったりシーツを敷いて寝たりする。この宿はカラ様式でベッドも椅子もあったので、彼を椅子に座らせ、私はこっそり鍵と防音魔法をかけて寝台に座った。

「さて、契約の話だけど」

 私は魔法印紙の契約書を取り出す。これは魔術師同士の契約に使われるもので、インクに血を混ぜる事でパスが通り、破ると魔法神経に激痛が走る呪いをかける代物だ。

「一つ、依頼内容は私の護衛と、東のエルフの国へ案内する事……」

 ここからは長く事務的な内容なので、要約すると、

 


 

1.夜叉の私(二コラ・レッドヴィル)に対する護衛義務

2.期間は私がエルフの国に到着し、その後この町に戻って出国するまで

3.報酬はエルフの国に到着時に半分、出国時にもう半分を支払う。期間中は必要経費を私が負担する。

4.資金調達の為、又は必要性と判断する状況で夜叉は害獣駆除業務他を受注し、私はそれに協力する。

5.契約の途中変更、解除は双方の同意、或いは片方の死亡の場合に可能になる。

 


 

「わかった、契約を結ぼう」

 夜叉は疑う様子も無く同意した。私はナイフを取り出して、インク壺に自分の血を入れてサインする。

「私がしたみたいにあなたの血をインクに入れてサインすれば契約完了よ。私の国の習慣でね、変わってるでしょう?」

 魔術的強制力があるとは知らせていないが、契約書は契約書、一度結んでしまえば文句は言えない。魔術師の間では情報の非対称性は悪徳ではない。

「そうか、ナイフを貸してくれ」

 彼が私にナイフを要求したので私は左手でそれを差し出した。今思うと迂闊だった、彼は太刀の他にわかりやすく短刀も持っていた。彼はナイフを受け取るふりをして私の手首を掴んで、そのままベッドに押し倒した。

「魔女め、本当のことを言ってもらおうか。ここに張り巡らされた魔術も、よくわからない文字が裏書された契約書とやらも」

「……いつから察知してたの?」

「最初からだ。俺の目は魔力が見える。魔力持ちは脊椎が光るから一目見ればわかるんだ」

「凄いわね。吸血鬼を探すのに便利そう」

 私の知る限り魔力関知の魔法やそれを組み込んだ魔道具は存在するが、感知できるのは魔力の使用時のみで、外見を見ただけで魔術師や人に化けた魔法生物を見分ける手段はない。一部の魔法生物はそういう魔眼を持っているらしく、おそらくその因子が入っているのだろう。

「この契約書はおそらく呪いの類だ。隠している契約内容があるだろう。違うか」

「隠している条文は無いわ。本当よ」

「後から書き加える事も?」

「無理よ。インクに私の血を混ぜてサインしたわ。この状態では貴方がサインして有効化したうえで、両方の血が入った別のインクで書き加える必要がある」

「そうか、なら今すぐ試してもらう。俺を見ろ!」

 掴まれた手首から彼の魔力が流れ込み、見ろと言う声で彼と目が合う。魔力を帯びて紅に光る彼の目に囚われて、私は目をそらせなくなる。やはり接触型の精神干渉魔術だ。それを確認した彼は手を掴んだまま私を引き起こし、契約書に向かわせる。彼は右親指を噛んで血を壺に入れ、サインする。パスとは別に魔力が繋がる感覚があり、契約書が有効になった。

「契約は成立したな。じゃあ、変更用のインクを出せ」

 私は抵抗せず別のインク壺を出し、二人の血を入れる。

「よし、それじゃあ新しい条文を書いてもらう」

「えぇ、何を書いてほしいの?」

「相互の危害行動の禁止、二コラ・レッドヴィルによる夜叉に対する魔法使用の禁止」

「服を脱げとかじゃないの?」

「うるさい。書け」

 自分が接触系の精神干渉を使う以上、こちらがそれを使うことを警戒しているらしい。この精神干渉の操作は接触したうえで目を合わせれば破落戸にやったように刷り込みをしてそのまま解放する事も可能だが、精密な操作をするには対象と接触し続ける必要があるようだ。常に至近で目を見られ続けるのはすごく恥ずかしい。

「じゃあ、書くわよ。一つ、相互に加害行動はしない。一つ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「!?」

 直後、夜叉が苦しみだして膝をつく。契約違反によって魔力神経に重い負荷がかかっている証拠だ。

「私が精神干渉魔法を想定してないと思った? これにはそういう状態で契約した場合に干渉を打ち消す術式がかかってるの」

 魔法契約書は単純ながら強力な呪いだ。詐欺による悪用や重複使用による論理事故を防ぐために、契約時にかかっている精神操作を解除する安全装置が装備されている。私は敢えて夜叉が精神操作を使ったことを気づかないふりをして、彼が私にそれを使わせるように罠を張ったわけだ。

「第一、精神操作魔術の使用はほとんどの国で違法行為よ。そんなものがあったら社会が滅茶苦茶になるじゃない」

「それはこの国の話じゃないだろ」

「『魔術師は、在留国の国内法を遵守し、不法行為を見逃してはならない。いかなる場所においても国際魔法倫理規定を遵守し、違反を見過ごしてはならない』。私がアカデミーで最初に教えられた事よ。魔術師が人知を超えた力を特権的に使うことが認められているのは、社会に奉仕することと不可分なの。だからこの地の果ての無法地帯であっても、それを見逃すわけにはいかないのよ」

 これは魔術を人に賜った夜の神の聖典に誓う信仰に直結したものだ。昼教は魔術師を神の秩序に反する背信者だと曰うが、私はイヴニスの役人としてこの言葉を信念に仕事をしてきたし、多くの魔術師は神の領域を解き明かす魔術を誇りをもって使っている。故にこれは夜教徒の魔術師である限り不可分な拠り所なのだ。

「それで、この状態になった場合、緊急回避の為に契約は三か所まで自由にできるわけ。残りは一か所。じゃあ、内容を詰めるわ」

 精神干渉に加えて加害行動は禁じた。つまり夜叉がこちらを妨害することはできない。その上で、書き加えることは……

「護衛の義務について、具体的には、『二コラ・レッドヴィルを守るための夜叉の能動的な行動と、二コラ・レッドヴィル()()()()()の生命保護の為の二コラによる指示への服従義務』よ。不信感を与えたことは謝るし、罠にかける形になったのも認めるわ。でも、私は貴方に死んでほしくない。エゴかもしれないけど、これは本心よ。夜叉、この仕事を受けてくれるかしら?」

 

【挿絵表示】

 

 契約書を書き終えると、書面からホログラムが浮かび上がり、YesかNoのボタンが現れる。Noを押せば契約は解消だ。夜叉がその気になれば最初のサインを無視して出ていくこともできる。だからもう一度夜叉の意思を確かめることにした。

「俺が墓場で目覚めたとき、あいつの声がしたんだ」

「それって誰の?」

「もう誰かも分からない。だが、ずっと一緒にいてくれた。()()()()()()。だからきっと俺の為なんだろう」

 彼はYesを押して、更新された契約内容が確定された。

「ん、疲れたわ。取り合えず今日は眠らせて。お金は払ったから毛布は貰えるはずよ。酒場で包んでもらった残り物はあんたのだから好きに食べなさい。それじゃあ、明日からよろしくね」

「あぁ、おやすみ」

 私はベッドに倒れそのまま寝込む。契約がある以上、眠っている間に私がどうこうされる心配はないだろう。なんであれ、私の劇的な住良木生活初日は終わったのだった。

 

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