稲荷様は平穏に暮らしたかった。   作:味八木

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明けましておめでとうございます!


日本の考え

 

 

―第三文明圏圏外日本国首都東京首相官邸―

 

第三文明圏を始め、世界に影響力を持ち始めている日本の首都東京、その国家行政を取り仕切る首相官邸では大臣や関係者が会議を行っていた。議題は、『神聖ミリシアル帝国主導の世界連合艦隊の戦果報告とそれに伴う対応』である。彼等の目の前には、リモート会議で参加している稲荷神の姿がある。因みに、稲荷神は空母出雲から出席している。

 

別班統合隊長が話し始めた。

 

「神聖ミリシアル帝国が主導した世界連合艦隊ですが、ムー大陸西部ニグラート連合付近のバルチスタ海域で戦闘が発生しました。同海域に派遣した原子力潜水艦と監視衛星による監視、諜報員の情報から世界連合艦隊はグラ・バルカス帝国艦隊に敗北、約500隻の内約320隻近く失いました」

 

この報告に参加者は何も反応せず話を聞く。そこに別班統合隊長の補足が入った。

 

「尚、この500隻ですが戦列艦が大多数であり近代艦はその1割程度です」

 

その報告で、参加者は喪失艦数に納得したようだ。近代艦が戦列艦に勝てない筈が無いのだ。

 

「所で、世界最強を称していた神聖ミリシアル帝国はどうでしょう?」

 

大臣の1人が質問する。これに、別班統合隊長は答える。

 

「はい。グラ・バルカス帝国の航空機攻撃によって空母部隊は全滅です。戦艦や巡洋艦を中心とした水上砲術部隊は我が国が提供、共同開発した魔導魚雷で幾つかの艦を沈めたようですが、両者共に弾切れで敵撃滅は叶いませんでした。神聖ミリシアル帝国艦隊約100隻の内、少なくとも半数が撃沈され多くの艦が損傷しました。また、神聖ミリシアル帝国の航空機はジェット機の姿をしていながらレシプロ機にも劣る速度であり、バタバタと撃ち落とされた様です。しかし、神聖ミリシアル帝国はとんでもない物を持ち出しました」

 

そう言って、既にスクリーン上に映していた衛星写真の他に、一枚の写真を投影した。それは、空中戦艦パル・キマイラを映したものだった。浪漫兵器に稲荷神は我慢出来ず質問した。

 

『これはどんな兵器なのですか?』

「はい。この兵器ですが、軍事通信衛星により傍受した所、正式名称を空中戦艦パル・キマイラと言い、古の魔法帝国の遺産との事です」

 

参加者は口が開かない。コア魔法とか言う核兵器もそうだが科学ではどうやって建造するかも分からない兵器を運用している時点でその強さがよく分かる。そして、その帝国が近年復活すると言う事実に頭を抱えた。

 

「この兵器は武装として巡洋艦クラスの三連装砲と、我が国の対空技術に相当する対空砲がある様です。また、超大型通常爆弾クラスの爆弾を積載し、それを敵頭上にて投下する事も可能です」

 

参加者は特に反応しなかったがこの兵器は近づかせなければどうと言う事はない。各国は対抗出来なくても日本国はこれを落とせる兵器はあるのだ。一旦話が防衛大臣に移った。

 

「防衛省及び自衛隊から補足です。現在、自衛隊ではこの兵器に対抗するため、対艦誘導ミサイルの改良も行っています」

「補足ありがとう御座います。では、この空中戦艦パル・キマイラですが、バルチスタ沖海戦にこれを2隻投入しました。性能は凄まじく単艦でグラ・バルカス帝国のレシプロ機を多数撃墜しました。また、40隻程度の艦隊も単艦で殲滅していましたが、1隻が偽大和型…グレードアトラスター級戦艦の主砲で撃墜され撤退しています」

 

これは驚くべき事だ。この空中戦艦と言う非常識な兵器をグラ・バルカス帝国が撃墜した。これは、今後の各国兵士の士気にも関わる物だ。だが、逆に言えば46センチ砲でも破壊出来るのなら、非効率だが対艦誘導ミサイル等の飽和攻撃でも撃墜出来る可能性が充分にある事が証明されたのだ。

 

「対して、グラ・バルカス帝国も大きな被害を受けています。具体的に水上艦250隻中130隻の被撃沈破、航空機約300機の喪失です。ですが、グラ・バルカス帝国は世界連合艦隊、神聖ミリシアル帝国艦隊どちらも撃破しました。ムー大陸より西の制海権は完全に敵の手の内にあると言えるでしょう。また、その裏でムー国の首都オタハイトと商業都市マイカルに少数の艦隊を派遣した模様です。そちらは、ムー国の首都防衛艦隊や航空機隊、マイカルに停泊していた稲荷神様始めとする自衛隊の皆様によって撃破し、両都市を守りました」

「そこまで国力に余裕があるのか…」

 

参加者である大臣の1人が呟く。さもありなん。この250隻は本国艦隊だ。まだ、各方面軍や特務軍、帝都防衛艦隊など艦艇数は1000隻は越えるのではないのだろうか?

 

閑話休題

 

そんな事情は知らない日本側は今後の身の振り方を考える場面に移った。先陣を切ったのは防衛大臣だ。

 

「防衛省は先日、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊共同でグラ・バルカス帝国への反攻作戦を立案しました。それをこの場で説明させて頂きます」

 

そう言って、スクリーンに投影されたのは第二文明圏の中心地ムー大陸からグラ・バルカス帝国本土までの地図だ。

 

「今回の作戦は第二文明圏の国々や神聖ミリシアル帝国と共に進軍します。これにより、我が国の威信を示すと共にパーパルディア皇国の様な二の舞を防ぎ、我が国の政治的スタンスを内外に示すものです。この点は、自衛隊からも賛同を頂いています。そして、最終的にグラ・バルカス帝国を降伏ないしは講和に持ち込もうと言う考えです」

 

この考えに、稲荷神含めた大臣全員が賛同した。稲荷神としては、サッサと戦争を終わらせて家に帰りたい。大臣達は戦争等という非生産的な物を早期に終わらせたいと言う物だった。

 

「現時点での侵攻ルートはこの様になっています」

 

そう言って、スクリーン上の地図に三本の矢印が表示された。矢印は、ムー大陸の北部中部南部から出発している。北部は、ムー国から旧レイフォルに向かう。中部は、ムー国からヒノマワリ王国を通り旧レイフォルに向かう。南部はマギカライヒ共同体からニグラート連合とソナル王国を経由して旧レイフォルに入る。その最終目標地点はレイフォリアだ。

 

『私達は何処から攻めるのですか?』

 

稲荷神は聞く。これに即座に防衛大臣は答えた。

 

「はい。我々は中部を担当したいと考えています。その他北部と南部は各国との調整を行う必要がありますので、現在各国に打診中です。海上自衛隊は補給線の警備と地上部隊の支援をお願いしています」

「侵攻作戦をするのは結構なのですが、別班としてはグラ・バルカス帝国の軍事力はどれ程の出血を強要すれば良いのでしょうか?」

 

大臣の1人が、勝てるという前提でグラ・バルカス帝国の国力による戦争長期化を危惧して別班統合隊長に問う。その質問に、別班統合隊長は答える。

 

「はい。現時点で800隻もの規模に迫っています。その内訳は戦艦が多少多いですが、最近では旧式の駆逐艦やタンカーを改造した小型空母なども運用しており、このままのペースで行けば1000隻を超えると思われます」

『それは…アメリカ並みの物量という認識で良いのですか?』

 

前世は浅く広く漁っていたオタクの稲荷神は、USA!の強さを実感していた。黒船が来航した時は、開国するかで悩み戦争をしても勝てる自信はあるが戦死者の増加を嫌った稲荷神は開国の道を開いた。それ程の物量の国が攻めてくるのだ。勝てるだろうが、戦死者の増加は稲荷神の望む所では無い。それ故の確認だった。

 

「はい。その認識で正しいです。彼の国は戦艦を第二次大戦時のアメリカより保有しており、それ程の戦艦を保有していれば国家財政が麻痺しそうな物ですが、大丈夫と言うことは植民地を含めて、それだけの戦力を保持できる国力があると見るべきでしょう」

 

実は、別班統合隊長の考えと現実は少し異なる。確かに、グラ・バルカス帝国の国力がアメリカ並みなのは事実だが、グラ・バルカス帝国には史実の第三帝国と似たような事情がある。しかし、稲荷神がドイツに手を差し伸べた結果、ドイツでは親しまれている国家稲荷主義ドイツ労働者党と言う組織が生まれ、チョビ髭のおじさんがリーダーを務めた。そして、第二次大戦の引き金を引いたのはソ連である。故に、モデルケースが無いだけに近代国家がとある理由で侵略戦争を行うなど合理的には考えられないのだ。

 

(え?ソ連だって?あんなコミー共の考えなんて合理的に考えるだけ無駄だよ?)

 

まさしく、合理的過ぎた弊害と言えるだろう。稲荷神も合理的的ではない『感情』と言う物を史実の歴史から知っているが、興味の無いことはすぐ忘れてしまうので余り当てには出来ない。

 

結論として、グラ・バルカス帝国の実情を把握するのはもう少し後になる。

 

まあ、そんな事は兎も角として別班統合隊長の言葉に納得した稲荷神は『そうですか…』と言って口を閉ざした。彼女の頭の中は『家でペットの狼達と戯れてお茶片手にお菓子を頬張る』事で、それが遠くなりそうで、ため息をついた。

 

「航空自衛隊は、陸上自衛隊の援護をすると共に本土哨戒のシステム不備を無くして警戒を厳にしてもらいたいです」

 

別班統合隊長から防衛大臣に代わって言う。その理由は、パーパルディア皇国戦の際にパーパルディア皇国の艦隊が舞鶴沖に接近してきたのだ。それらは、対水上レーダーで察知して本土防衛システムで全滅させた。パーパルディア皇国でさえ接近出来るのだからグラ・バルカス帝国がやって来ない道理はない。

 

『では、皆さんの奮闘に期待します』

「はっ!」

 

こうして、会議は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

―第一文明圏中央法王国王城―

 

中央法王国、それは第一文明圏西側に位置する魔導を研究する国である。

 

ただ、この国は神聖ミリシアル帝国の様な古の魔法帝国の遺産を解析して魔導技術を発達させるのではなく、古代魔法の研究開発を行い個々の大魔導師の力を極限まで引き出す。謂わば質を重視した国なのだ。

 

首都にある王城ダール・デラの会議室では国王アレンデラ6世や国の重役、大魔導師を集めてある一報を待っていた。

 

「そろそろ、世界連合艦隊とグラ・バルカス帝国艦隊の決戦結果が届く頃じゃの」

 

のんびりした様な口調でアレンデラ6世は呟く。彼等は、神聖ミリシアル帝国主導の世界連合艦隊に参加している。その海戦結果…即ちバルチスタ沖海戦の結果を待っているのだ。彼等は、フォーク海峡戦で多数の戦列艦や神聖ミリシアル帝国地方艦隊が撃沈されたと聞いている。しかし、それはグラ・バルカス帝国が奇襲を仕掛けて来たからであって、しっかりとした準備をした今回なら負けるはずは無いと思っていた。中央法王国だけでなく列強も参加している。第2文明圏列強のムー国や世界最強の神聖ミリシアル帝国が参加しているのだ。この世界の常識に当てはめれば勝てるのは当然だ。

 

「我が軍も戦果を挙げていれば良いのですが…」

 

若くして大魔導師と言う地位に上り詰めた男が言う。

 

「何を言っている?精鋭を送り込んだのだ勝てて当然だろう?」

 

若い大魔導師の言葉に古参の大魔導師が反論した。

 

「いえ、勝てるのは当然です。精鋭魔導士を送り込みましたから。問題は、我が軍の派遣した艦艇はたった2隻です。そのため、活躍できなかった場合外交上宜しく無いのではないでしょうか?」

「何だ、その事か…まあ、致し方あるまい。ムー国や神聖ミリシアル帝国と言った列強が参加しているのだ。まあ、参戦するだけでも我が国の面子は立つだろうて」

 

アレンデラ6世の言葉に納得する者達が次々に意見を言う。

 

「確かに…その通りです。しかし、敵が強大とは言えファルタス提督の…古代禁呪火炎閃光魔法【イクシオンレーザー】の前には鎧袖一触でしょう」

「確かに。あの火力は凄まじいですからな…」

 

そんな事を言い合っていると冷や汗をかいた外務卿が入ってきた。

 

「おお、来たか。して、結果は?」

「はい…全滅に近い…」

 

何か言いにくそうにする外務卿を無視して、会議室に集まっている魔導師達は「やはり敵を全滅させたか…」「当然だろ?」と勝った気でいた。

 

「いえ、全滅に近い被害を受けたのは…世界連合艦隊の方です!」

 

その言葉に会議室は時が止まったかのように音が生じない。いや、外務卿の言葉だけは響いていた。

 

「世界連合艦隊は…参加艦艇の3分の2と700騎からなる連合竜騎士団に所属する竜騎士全てを喪失、神聖ミリシアル帝国の主力魔導艦隊も敵艦を多数撃沈したものの、半数以上の艦を撃沈され、グラ・バルカス帝国艦隊を撃滅することは出来なかった模様」

 

それを聞いた魔導師達は怒声をぶつけ合う。

 

「馬鹿な!神聖ミリシアル帝国の魔導艦隊がそこまでの被害を!」

「あり得ん!あってはならない!」

「グラ・バルカス帝国はどれ程の力を有しているのだ!」

 

そんな荒れた会議室に外務卿が追加情報を入れる。

 

「世界連合艦隊は、列強ムー国の空母機動部隊でもグラ・バルカス帝国艦隊と航空機に手も足も出ず、神聖ミリシアル帝国の魔導艦隊も劣勢に追い込まれました!そこで、神聖ミリシアル帝国は、古代兵器空中戦艦パル・キマイラを2隻も投入しました」

「おぉぉぉ!」

「あの古の魔法帝国の!」

「あのお伽噺は本当だったのか!」

 

神聖ミリシアル帝国の秘匿兵器、空中戦艦パル・キマイラは古の魔法帝国の遺産だ。これなら…と希望を抱いた魔導師達の思いは打ち砕かれる。

 

「空中戦艦パル・キマイラは、圧倒的な力でグラ・バルカス帝国の艦隊や航空機を撃沈、撃墜したとのことです。しかし、不確定情報ですが、そのパル・キマイラがグラ・バルカス帝国の超大型戦艦の砲撃によって撃墜されたとの報告が…」

 

今度こそ、この報告に会議室は完全に沈黙した。古の魔法帝国の遺産であるパル・キマイラが撃墜されるなど信じられないし、信じたくない。アレンデラ6世は、震える手を隠さず外務卿に問う。

 

「その、超大型戦艦とは?」

「グレードアトラスターです」

 

最早、押し黙るしか無かった。グレードアトラスター、それは、旧レイフォルの主力艦隊を全滅させた他、レイフォルをたった1隻で滅ぼした艦。カルトアルパスでも多くの軍艦を沈めた伝説の艦だ。しかし、東の列強パーパルディア皇国を打倒した日本国によって鹵獲されたと言う。グレードアトラスターも脅威だが、更に凄いのはそれを鹵獲してのけた日本国だ。しかし、鹵獲した物が2つあるという事は同型艦が最低2隻あるという事だ。その事実に魔導師達は、グラ・バルカス帝国の国力を恐れた。

 

因みに、情報統制の為に一般向けには日本国も相当の被害を受けた事になっている。しかし、各国上層部には事実を教えている。しかし、如何に情報統制をしようとあれ程の大型艦は目立つ。見つかるのも時間の問題だろう。

 

閑話休題

 

それはともかく、古の魔法帝国の遺産、空中戦艦パル・キマイラが撃墜された事に魔導師達は驚きを隠せない。

 

「古の魔法帝国の遺産が撃墜されるだと!グラ・バルカス帝国のグレードアトラスターとはそれ程の力を持つと言うのか!」

「我が大魔導艦隊はどうなったのだ!」

 

その質問に外務卿は俯いて答えた。

 

「大魔導艦隊からの連絡が無いので第3国経由での情報ですが、戦闘開始後に敵飛行機械の攻撃を受けて撃沈したとの事です」

「何ということだ…」

「ファルタス提督は何も出来ずに敗れたというのか…」

 

中央法王国の大魔導師は数が少なく、今回の損失はかなりの痛手だ。しかし、嘆いている暇はない。会議は直に今後の国家運営の方針を決める会議に変わった。

 

世界連合艦隊の敗北は世界各国に衝撃を与えた。神聖ミリシアル帝国でさえ、敵艦隊を撃滅できなかったのだ。世界各国は、今後の対応を模索する。しかし、グラ・バルカス帝国領レイフォル州に近い国々は戦わずに降伏する道を真剣に検討していた。

 






〜コラム〜

狼達

稲荷神が転生して間もなく、群れから追い出された狼達が稲荷神が仕留めた猪を食べようとした所を稲荷神によって成敗された。その後、当時犬だと思っていた稲荷神は、餌付けしてペットにする事に。5匹の狼達の名前は、頭部に三日月模様のハゲがある狼をボス、白眉毛っぽい模様のマロ、折れ耳のミミ、ブチ模様が特徴のブチ、白い耳のシロ。どれも即興で決めたものだが文句は無いようだった。

しかし、驚いた事にこの狼達だけは子孫達が死んでも存命である。何故でしょうね?しかも、サイズが、虎サイズと言う…

しかも、この狼達。人間との意思疎通が可能で何か言う前に行動出来る凄い子(子孫も適用される)それは軍隊を想起させる。狼達の警備や近衛や稲荷大社の警備を掻い潜って侵入するのは至難の業だ。

だが、若干1名稲荷大社聖域に侵入計画を立てた者がいるが、ここでは明記しないでおく。

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これから登場する兵器について

  • 核兵器
  • 光学兵器
  • その他(生物兵器、化学兵器、宇宙兵器等)
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