じめじめとした薄暗い地下道を僕たちは進む。
ティアが杖先を照らして先を歩き、その次に僕が杖を構え、そして最後にロンがロックハート先生を後ろから杖で脅しながら、という順番で僕たちは歩き続けていた。
薬草学の授業の時にティアから
「次に継承者が動きを見せたら、一度先生方から出された指示に従い、数時間が経過した後にロックハート先生の部屋に来てください。私が知っていることを教えます」
という内容の手紙を貰った時は驚いた。
危ないことに関わりたくない(僕たちの中ではティアが一番図太い気がするけど)と彼女は言っていたけれど、ジャスティンが継承者に襲われてから何か思うところがあったのだろう。
僕たちは道中、バジリスクが怪物であること、動く気配がしたら目を閉じることなどを話し合った。
「ああ、やはりハーマイオニーは凄いですね。私もバジリスクが怪物だとは気付きましたけど、それは多分彼女が分かってから大分後の事でしたよ」
どうやらティアも自分で調べていて、大体の事は分かっていたらしい。その上で言った。
「おそらくジニーが犯人だったのではないでしょうか」
と。
「そんなはずがないよ! ジニーがパーセルマウスだったなんてことは無いんだから」
ロンが反論したけれど僕も正直それは無いと思う。
「落ち着いてください。ロン、許されざる呪文って知っていますか」
「あれのこと?」
僕は聞いたことが無いけれど、ロンは知っているみたいだった。
「ロン、どういうこと?」
少し考えてからゆっくりとロンは口を開いた。
「あのね、ハリー。パパから聞いた闇の魔術に『服従の呪文』っていうのがあるんだけど、それを使われると本人が望んでいないこともさせられたり、もっと恐ろしいことも掛けた人にやらされたりしちゃうみたいなんだ。
ティアは多分、ジニーがそれで継承者に操られていたんじゃないかって考えているんだと思う」
彼女は頷いた。
「その通りです」
「そんな……!」
だとしたら許せない。
「おそらくはジニーに罪を被せるつもりでそう行ったやり方を取ったのでしょう。
最低で最高のやり方ですね」
「そんな言い方って……!」
「重要なのは!」
ロンの抗議するような声に対してティアがいきなり声を張り上げた。
「私たちが彼女の無実を信じていると言うことですよ。
今年ホグワーツに来る時、ハーマイオニーと一緒のコンパートメントになって、話もしました。あの子はそんな子ではありませんよ」
そうだ。僕たちはジニーを助けるためにこんなところまで来たんだった。
「ジニーと犯人の二人がこの先に居ると思います。ジニーを助けてからこの四人で犯人を取り押さえれば済む話ですよ。そうでしょう?」
そう言ってからしばらく無言で進み、そして巨大な蛇の抜け殻に僕たちはぶち当たった。
「凄く……大きいです」
「人一人飲み込めそうだよ」
僕たちがそう呟いているのを横目に、あまりにも大きな抜け殻を見て腰を抜かしたロックハート先生をロンが立たせようとして、殴り倒された。どうやらロンの杖を奪うのが第一の目的だったみたいだ。
ロックハート先生がこれまで彼の犠牲者たちにやってきたように、僕たちの記憶を消すつもりだったらしい。
らしい、と言うのはロンの壊れかけの杖で忘却呪文を使おうとして、今まさに盛大に失敗したからだ。
トンネルの崩落が起こり、岩や石の壁でティアと僕、ロンとロックハート先生。
この組み合わせに分断されてしまったのだ。
しげしげと蛇の抜け殻を見る為にそれの近くに居たティアは無傷のまま、僕は少し落ちてきた石と砂のおかげで薄汚れてしまったけど……。
確認にしばらく時間を使ったけど、どうやら直ぐこの壁を壊すことはできないみたいだ。
「大丈夫です、ハリーを盾にする準備は万全です。私は必ず生き残りますよ」
「君の心配はしてないよ! 待っていて、ハリー。全速力で壁に穴を開けるから!」
ティアの冗談を尻目に、ロンの名残惜しそうな声を後ろにしながら僕たちは先ほどと同じように暗い道を歩き続けた。
少し遠ざかった後でただ黙っていても緊張したままだと思ったのか
「何だか二人でこうしてホグワーツの敵に立ち向かって行くと、去年の事を思い出してしまいますよね」
僅かにティアが微笑みを浮かべている気配がしていた。
ふざけたことを言うことが多い女の子だけど、こういった僕には無理な気遣いができるあたり、ハッフルパフに必要だと言われている「優しさ」を僕たちの中だと一番持っているのかもしれない。
ジニーが本当に大丈夫なのか、不安でたまらない気持ちが少しずつ何時も通りになっていくのを僕は感じていた。
「そういえばそうだね」
思い起こせば去年クィレルとヴォルデモートと対決した時も彼女と二人だった。
「あの時とは色々と条件が違いますけど……でもこれで馬鹿騒ぎもようやく終わりが見えてきたようで何よりです」
「うん」
できるだけ速く二人でジニーを助け出さないと。
犯人に利用されたジニーは、今きっと苦しんでいるだろうから。
それから暫く歩いて、エメラルドの眼をした蛇が彫られた一見壁に見える扉を蛇語で開けた後、僕たちは中へと踏み込んだ。
僕たちがそこで見つけたのは倒れているローブ姿の赤い髪の女の子……ジニーだ!
「ジニー! 死んでいちゃだめだ! お願いだから生きていて!」
ジニーの元へ僕は慌てて駆け寄って、杖を放り投げて彼女を揺さぶった。
目を覚ましてよ……!
そうして死んでしまったようなジニーを目の当たりにして嘆いていた時、僕は「彼」の声を聞いた。
「その子は目を覚ましはしない」
物静かで、でも聞いたことがある声。
その声に振り返ってみると古いSF映画の、ホログラム画像のようになった姿のトム・リドルが、じっくりとこちらを見ていた。
ティアは杖を構えて油断なく彼を見ていた。……どうして?
それに彼の言葉はどういう意味なのだろう?
とにかくジニーを助ける為に手を貸すように頼もうとして、僕は自分の杖がトムに弄ばれているのを目撃した。その様子を尻目に
「貴方だったのですね。貴方がジニーを服従の呪文で操っていたのですね」
「……ああ、ユースティティア・レストレンジ。多少間違いがあるようだが、君の方はやっぱり直ぐに気付いたようだね。そうとも、僕がジニーをこんな風にした張本人だ」
二人の間で会話が成立していた。
「リドル、それは一体どういうことなの?」
幾つかのあまり友好的とは言えないやり取りをした後で、彼は自分がジニーに何をしてきたか、五十年前に彼が何をしたのかの聞くに堪えない話を僕たちに聞かせ続けた。
ハグリッドに罪を被せたのが彼で、トムこそが真のスリザリンの継承者だったなんて!
そしてその衝撃的な話を聞かされている間中、ティアはと言えばずっとリドルを睨んだままだった。彼女はきっと予想していたのだろう、リドルがそうなのだと。
「……まあ、途中から僕の狙いは君に移っていたから、君と親しかったあの『穢れた血』を最後に、犠牲者を出すのは止めようと考えていたというわけだ……ただ一人、ユースティティア・レストレンジ、君を除いてね」
そうして彼はついにティアにも向き直った。
「君は一体『何』だ?」
僕が初めて会った時、ちょうどドビーに掛けようとしていた内容そのものだった。
「何とは? 私はハッフルパフ生で、犠牲になったジャスティンの友達です。ああ、純血のレストレンジ家の末裔でもありますね」
心外な、という顔でティアが答えた。
「惚けるな。そういうことじゃない……いや、それも勿論重要ではあるのだが。
何故僕を誰よりも早く疑った? 君は何故『スリザリンの蛇』に一度狙われておきながら無傷で居られた? いや、鶏の声を真似て、ということなら奴から報告を受けて分かっている。
……君は最初から秘密の部屋の怪物がバジリスクだと言うことに気が付いていたのか?」
納得が行かないのはこちらも同じだ、と言うようにトムは言った。
「あれはたまたま寮のルームメイトたちの為に覚えていた物が咄嗟に出てきてしまっただけです。彼女たちの中に寝起きが悪い子が居るので、今度から耳元で優しくやってあげようかなと思っていただけですよ」
ティアは一体何をやっているのだろう……後その起こし方は絶対に心臓に悪いと思う。
「君は……いや、もう良い。少なくとも尊き純血でありながら、僕の正体を知っても味方になりようがない子供だと言うのは分かった」
リドルの正体って一体どういうことなのだろう?
「ハリー、さっき途中から穢れた血やスクイブと言った連中では無く、君の事が気になっていたと言ったはずだ。その理由を今から教えよう」
そう言って僕の杖を振って……
「あれ?」
間の抜けた声をリドルは出していた。
ぶんぶんと僕の杖を振っているけれど、何かおかしいところでもあったのだろうか?
「トム、頭でも悪いのですか?」
ティアが彼の事を心配するような声で、不安そうに言った。
「いや、そうじゃなくてちょっと……待て、君今僕の事を何と言った!?」
そのリドルからの質問には答えずに右手で杖を持ったまま、彼女は左手で僕の方へと何かを手渡してきた。
「ハリー。落し物ですよ」
そう言って出したのは……僕の杖!? あれ、でもリドルが持っているのは一体?
「ああ、多分それは私が彫ったハリーの杖のレプリカだと思います。ハリーのファンが欲しがるかなと思って」
ティアって器用だね、って違う。僕の杖は何時の間にすり替えられていたんだ?
「ああ、トム。どうぞ続きをお願いします」
「……お手数だが君の杖を貸してもらっても良いかな。それと僕をトムと呼ぶな」
僕の疑問を他所に、心底腹を立てている表情で彼はティアの事を睨んでいたが
「冗談はよしてください、トム。この場で、いえ魔法界で一番危険な人物に私の大切な杖を渡すわけがないでしょう?」
じっくり見ていると腹が立ちそうな表情で彼女はリドルを睨み返していた。
「一番危険な人物?」
「ああ、ハリー。トム・マルヴォーロ・リドルという文字、これをこのように並び替えると」
そう言ってティアが出した炎でできたリドルの本名の綴りは、そのまま杖で文字の順番を少し変えられて……
「ヴォルデモート!」
置き換えられたアルファベットは「私はヴォルデモート卿だ」と言う意味を表わしていた。
「リドル、君が?」
「如何にも。ヴォルデモートとは僕の過去であり、現在であり、未来なのだ……」
その後の僕とリドルのやり取りの後、あの古びた組み分け帽子を咥えたダンブルドア校長の不死鳥が現れた。
校長室で一度だけ見たことがあるけど、あの時のような死に掛けの姿なんかじゃない。
おそらくダンブルドア校長から遣わされたであろう、とても美しいフォークスの素晴らしい歌声は、僕に勇気を与えてくれていた。
リドルが強がりを言っているけど、僕たちにはダンブルドアが付いている。
一番重要なのはあの人が僕たちを見捨てていないことなんだ。
目を離した瞬間に彼から何をされるか分からないからからだろう。こちらに目を向けてはいなかったけれど、ティアも薄らと微笑んでいた。
「今すぐジニーを連れて行けば未だ間に合うかもしれません」
「モビリコーパス 体よ動け」
そう言って彼女が杖を振るうとジニーの身体は仰向けのまま、浮き上がった。
「無駄だ、ユースティティア・レストレンジ。君はこの場から本当に逃げ失せられると思っているのか?」
「私をユースティティアと仰々しい名前で呼ばないでくれますか? 後、ジニーが動けなくてもハリーと私の二人が居るんですよ。
玩具の杖を振って喜んでいるトム一人くらい、ハリーがきっとやっつけてくれるって私は信じています。私は精一杯声援を送らせていただきましょう」
「あの、ティア。できれば君にも手伝ってほしいんだけど」
「頑張れ、男の子!」
「ふざけた子たちだが……僕は生憎一人じゃない。あいつは僕が呼べば直ぐに出てくる。そんなことも忘れてしまったのかい? 無論ユースティティア、君ならあいつを追い払うことくらいはできるだろう。だが一度命令さえしておけば必ず実行する奴だ。
もしも此処で追い払うようなら仕方がないが、君が寝ている時でさえも襲い掛かるように仕向けておこう」
怒り心頭と言った彼が、それでも何とか余裕を見せようと、せせら笑うようにこっちを向いていた。
だけどティアに口でやり込められていたようなリドルは全然怖くなんかない。
「やむを得ないですね。私がトムを抑えておきます。ハリー、バジリスクの方をお願いしますね」
杖もあるし、僕は多分大丈夫だ。でも
「分かったけど……ティアは一人で大丈夫?」
「大丈夫です。バジリスクが来ても、私にはこれがあります」
そう言って取り出して瞬く間に装着したのは「目隠し」だった。
「ダンブルドア校長の耳当てを元に制作した自信作です。なんと使用者が望まない限り外せません。付けている表面には怖くないように遊び心が付いています」
ティアがこっちを向くと、何だか腹が立ってくる大きな目の絵が僕に対してウィンクをくれた。
「……ちなみに僕の分は?」
「あ」
あ、じゃない! それは僕にこそ必要な代物なんじゃないのだろうか?
「まあ、大丈夫ですよ。昨年も実質ハリー一人で萎びた姿になっていた『例のあの人』を打ち倒したじゃないですか」
「君たち二人とも、ただで済むと思うなよ」
わなわなとリドルは震えていた。多分ここまでコケにされた経験が無いのだろう。
彼女はその言葉にしっかりと口を開いた。バジリスクを倒さなきゃいけないって言うのに、取り乱した様子がまるでない。
「ええ、掛かってきなさい。……その前に私の弱点について教えて差し上げます。私の弱点は此処です。此処をしっかりと狙ってください」
「ティア、そこで僕の心臓を指すのは何か間違っていると思う」
でも良い具合に僕の緊張感もほぐれた気がする。
「君たちはふざけているのか……?」
「何時だって大真面目です」
絶対に嘘だ。
そしてバジリスクが呼ばれた。
眼を瞑り、しかしそれでもサラザール・スリザリンの巨大な像から何かとても大きな物が出てきたのを感じる。
リドルはバジリスクが直ぐ近くに居る余裕からかティアの方を警戒した様子がまるで見当たらなかった。
「男の子だ。男の子をやれ!」
僕の方へとリドルはバジリスクを追いやったらしい。
その眼を見るわけにはいかない。
だけど何とか知っている魔法でやっつけないと!
「リクタス・センプラ! 笑い続けよ!」
音が示す方に魔法を放とうとして何も起きない。
?……!
幾つかの呪文を一か所にずっとしないよう走りながら使い続けて気が付いた。
「この杖も偽物じゃないか!」
「すみません、ハリー。そういえば貴方の杖のレプリカは二本あったんです!」
眼隠しを付けたまま、彼女は僕に向って叫んでいた。ちなみに目隠しの眼は僕を苛立たせるように驚いた様子でその大きな目の絵をパチパチさせていた。
そんな場合じゃないのに。
「あれ? ハリーの杖は……」
ローブをゴソゴソとやっている気配がするけど僕の杖は見つからないらしい。
できるだけ細目でティアの方を見ると、彼女は諦めたのか杖を構え、
「ペトリフィカス・トタルス! 石になれ!」
……そして僕に当たった。
急に動けなくなった僕は後ろへと仰向けのまま倒れざるを得ない。
まるで見えない状態で魔法を使ったんじゃ仕方がなかったのだろう。
不味い、全身金縛り術を掛けられたせいで身動きが取れない!
「あ、あれ? ハリーに当たっている?」
珍しくティアが取り乱していた。
「ええと、取り消すにはどうするんでしたっけ!?」
焦っている間に横たわったまま、声が出せない僕に、とても大きな牙が突き刺さった。
「……!」
その直後、僕の頭上で争うような音がしていた。
苦痛で喘いでいるバジリスクの気配を感じる。
「目が見えなくても小僧に止めくらいは刺せる。早くやれ!」
蛇語特有のシューシューとした声で命令が下された。
声すら出せない激痛の中、フォークスの鳴き声が聞こえ、
「アバダ ケダブラ! 息絶えよ!」
悲鳴が聞こえた後で途絶えた。
……今度は多分ティアの魔法がフォークスに当たったのだろう。
何かをしている最中だった様子のフォークスに当たったそれは、一瞬にして死に追いやったようだ。
おそらくだけど以前校長室で見た時のように、灰になった後で焼け落ちた中から、その雛となった姿を見せているのだろう。
でもティア。死なないとはいえ、フォークスに当てるなんて駄目じゃないか!
「ええ? そんな……!」
見えていない中でも僕にも感じ取れるような、今のような強力な呪文を放てるのは凄いとは思う。
だけど何もこんな時に外さなくても良いのに。
それよりも今の呪文の感覚は何処かで感じたことがあるような気がする。
去年じゃない、もっと昔に……
驚いたためかティアとリドル、それからバジリスクの動きが止まった。
その一瞬に再びあの強力な呪文の気配が放たれ、怪物の巨体が倒れて生じた音がこの秘密の部屋で響き渡る。
舌打ちと悔しがる気配がした後で
「何でその年で許されざる呪文の最も強力な物を使える……? 闇の魔術に関する素養が高いのか……?いや、しかし今はどうでも良い。
ハリー、君の命もこれまでのようだな。魔法を外しまくっていた間抜けな女の子に、歌を歌うことしかできない馬鹿な鳥。ろくな仲間にも恵まれず死んでいくわけだ……」
直後、ティアが駆け寄ってきた。
「フィニート・インカンターテム! 呪文よ 終われ!」
ようやく僕は目を開けられるし、喋られるようになった。
全身に走る痛みは続いている、長くは保たない気がする。
それでもバジリスクを倒すことはできたんだ。
後はジニーをダンブルドア校長の元に連れて行けば
「ジニーを……頼む……」
「!」
珍しい、驚いた表情のティアが見えて
「ハリーしっかりしてください! きっと助かりますから!」
そして再びリドルが嘲笑う気配がして
風が吹いた。
動く気配に反応したのだろう。ティアがその方向に目を向け、杖を構えた瞬間には終わっていた。
僕にかかった不死鳥の涙、それが僕の毒に蝕まれた身体を癒してくれたのだ。
ほんの少しの間、その素晴らしい感覚を味わった後で僕は立ち上がる。
呆然としたリドルとティアの顔を見た後で、何故かこうしなきゃと思った僕は――
暴れた際に折れて転がっていたバジリスクの牙を「日記」に突き立てた。
リドルが絶叫し、姿が薄れ、そして初めから誰も居なかったようにこの暗い部屋に沈黙が戻る。
悪い夢から覚めたようにジニーの顔色にも血の気が戻り始めているようだ。
ただ、何故かティアが哀しそうな顔をしていたのが少し気になった。
何時もの感想返しは次回投稿時に致します。
ある意味次回は超展開……?