「オススメですか?焼き鳥ですよ」   作:Tkmraeua2341

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本来なら向かうことができないはずの土地に我らが焼き鳥ちゃんを送り込んでワチャワチャして貰うお話。
※ご都合主義で褪せ人の鉤指に独自設定を生やしています。
申し訳ないのですが、そういうものが苦手だという方は今回の閲覧を控えて頂くか、「ケイリッドにて」のみ閲覧される事をおすすめします。



if:危険地帯で焼き鳥を売る商人ちゃん

 

・ケイリッド地方にて

 

今日は未来の王様にケイリッドへと連れて行ってもらった。

ケイリッド、破砕戦争後ここまで傷跡が残った土地は他にないだろう。

朱い腐敗により生き物の多くはその在り方を歪ませてしまっている。

巨大で凶暴な犬にカラス、触れるだけで腐敗に冒される沼、何処からか生まれた人のような蟲。

 

けれど、けれど私はこの地に訪れたかったのだ。

腐敗…つまり腐る、上手くいけば発酵になるはず。

それならば…味噌や醤油を作れるかもしれない!

 

善は急げだ、そう思いまずは豆を探した。

本当は大豆を探したほうがいいのだが、狭間の地に都合よく葦の地のものがあるとは思えなかった。

なのでひとまずは豆だ、豆を探すのだ。

まずは聞き込みを始めた…結果はお察しだったが。

続いて現地調査だ、リムグレイブを端から端まで歩き回った…物資の補給にしかならなかった。

次はリエーニエへ向かった…ならず者さんが居なくなってて泣いた。

アルター高原…お察しであった、後ならず者さんと再会して泣いた、カニおいちい!

 

こうして私が探せていない場所はケイリッドのみとなった(※圧倒的知識不足)。

しかしケイリッドはアルター高原以上に異常で危険な土地と聞いた…なので。

 

「本日は本当にありがとうございます、未来の王様」

 

身振り手振りで気にするなと伝えてくれる未来の王様、ほんとに感謝である。

なお未来の王様にはお礼として焼き鳥の他にもアルター高原で拾った金色ホタルと鳥脚を10組贈らせてもらった。

予想以上に狂喜乱舞されて驚いたが。

おかげで行き帰りのみの筈が帰るまで護衛してくれることになった、豪華すぎる。

 

…カラスこっわ。

なにあれ、嘴こっわ、脚なっが、目もこっわ。

え、こっわ。

未来の王様が狩ってくれた。

咲いてたスイレンを取りたかったからちょうど良かった、そう未来の王様は気遣ってくれたけど、あんなの任せてしまって申し訳ない。

気を取り直して豆を探し、なかったので移動する。

 

…イヌこっわ。

なにあれ、牙や口どころか頭自体がでか過ぎる。

やめろ這いずりながら追ってくるな私は美味しくないぞ!!荷物の商品(焼き鳥)は美味しいけど!!

今度も未来の王様が倒してくれた。

ここの宝箱をいつか漁ろうと思ってたから、また気遣わせてしまったが、未来の王様が宝箱の中身を取り出すと私にも見せながら狂喜乱舞した。

 

それは、剣と言うには、あまりに大きすぎた。

大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた。

それは正に、鉄塊だった。

 

未来の王様は使い心地を確かめるようにそれを使いながら私を護衛してくれた。

後日、ヒューグさんがあの鉄塊を鍛える事が確定したのだった。

 

さて、たっぷり2日使って探索したが…大豆どころか豆すらなかった…。

諦めきれない…どこにあるんだ、豆よ。

 

 

 

 

 

数日後、味噌や醤油の作り方を知らないことを今更ながら思い出した。

やるせない思いからローデリカさんとヒューグさんも巻き込んで焼き鳥のヤケ食い大会をした。

優勝者はいつの間にか参加してた未来の王様だった、どれだけ多く食べたかを勝者の基準としたのが敗因となったようだ…。

まあ宴会のようになって楽しかったので良しとする。

 

 

 

 

 

・影の地にて

 

今日は私の鉤指を未来の王様に渡している。

なんでも私に会わせたい人がいるらしい。

因みに私の鉤指とは言っているが、実際に私の指を切り取って作った訳ではない。

私が狭間の地へ来てすぐに拾った物で、焼き鳥を売るようになってから商人のカーレさんに見せたら私用に調整してくれたのだ。

戦闘はできないが、召喚先で商売が出来るようにしてくれたらしい。

いつか必要になるだろう、そう言って渡してくれたカーレさんには感謝しかない。

つい先日矢を買いに行ったが、お礼を言いにまたすぐに行くとしよう。

 

召喚された先は、何処かの倉庫の中だった。

周りを見ると、いくつかの棚と溢れるほどの壺や食器があった。

部屋全体が薄暗く、扉からの差し日と小さな蝋燭が照らす程度だった。

そうやって見回していると、未来の王様がある机の前で立ち尽くしていた。

目線の先には老婆が居た。

身にまとう衣服は古く擦り切れ、風化が激しく思う。

わずかに見える手はしわくちゃで灰色、顔もしわくちゃだった。

だが、頭に巻いている布の下から出ている幾本もの捻れた角が、老婆の目を覆い隠していた。

だが、その顔はしっかりとこちらを向いていた。

 

「…なんじゃ、お主は…?なぜ勇人様と共におる?…不思議じゃ、なんとも不思議じゃ…お主からはあのメスメルめの手先どもとは…明らかに違うという、謎の確信がある。…勇人様、少しその者に相談があるのですが…」

 

 

数十分後。

 

 

私は老婆からサソリの煮込みを教わった。

理由としては、私が未来の王様(老婆にとっての勇人様)に仕えている巫女だと思われた事、食事の支度もしていた事、ならば我らの故郷の味を知るべき、という話の流れとなったからだ。

一応合格点は取れたけど…老婆には少し申し訳ないが私は今後このサソリの煮込みを作ることはないだろう。

いや美味しかったよ?美味しかったけど…。

 

狭間の地には…サソリが居ないんだ。

 

 

 

 

後日、似た手法でトリの煮込みを作ってみたら、それを食べた未来の王様が狂喜乱舞していた。

そんなに美味しかったんだ、鳥の肉と骨の煮込み。

 





※暫くどうでもいい戯言が続きます、要らないって方は飛ばしてもらって大丈夫です。



まずは、お久しぶりです。
ひとまず言い訳させて下さい。
私ね、モチベがある時は頑張れるんだけど……。
やり切ったとか、もう無理だって感じた瞬間に一気に出来なくなるタイプなんです。
でもどっかで聞いたんですよ、やる気はやり始めてから出てくるものだって。
だから、その…はい。
投稿遅れてすいませんでした。

なお投稿するまで何してたかと言うと、エルデンリングで倉庫の老婆イベントをしたりナイトレインで結局深き夜を進む技量がないから常世にソロで突っ込んだり30MS SIS‐V00 ライディア[カラーA]を衝動買いしたりナイトレインの復讐者が英語でレヴェナントって言うの知ってコードヴェインじゃんって思って久しぶりにやったり会社の資格勉強頑張ったり今更ブルーアーカイブとゴーストオブツシマ始めたりしてました。
…いいかい?遊ぶ余裕がなければ、楽しむ余裕がなければ出来ないこともあるんだよ?
決して欲望に負け続けてるわけじゃないよ?

今後ですが、狭間の地と影の地で関わりのなかったNPC達ともし関わったら?というような内容を出そうかなって考えてます。
フィアだったりブライヴだったりイジーだったり…あの変態魔術教授と絡ませるのやだなぁ…。
他にもゴーリーやミリセント、影の地のNPCはほとんどだから…あれ、結構大変そう。
まぁやる気が出るようにちょくちょく文字を並べてみます、はい。
後もっとやり込んだり理解出来たら対馬のバーサーカーこと政子殿の姪に転生してしまった、みたいなのもやってみたいですねぇ。
…いや、流石に私の手に余る案件だなぁ。
こんなところかな?
長々とここまで見てくれてありがとうございます、それではまたいつか。
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