「オススメですか?焼き鳥ですよ」   作:Tkmraeua2341

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本編で特に関わりのなかったNPCとワチャワチャ…出来たらいいなぁ…。
なんとなくですが、今回はキャラによってはうちの商人ちゃんが碌でもないことになりそうで心配です、出来るだけそうならないようにするためには…

キャラ崩壊しかなくない?



if:いろんな人と出会う商人ちゃん(1)

 

・リエーニエ地方にて(※本編2話頃、もしくは褪せ人さんがラニ様に仕えてすぐの頃)

 

リエーニエに来て暫く、新商品の為に探検していくが、ついつい祝福からならず者さんの茹でエビを食べに行ってしまう。

結構痛い出費だが、値段に見合う美味しさに我慢が出来ない。

買いに行きやすく、どんな値段でも買ってしまう…ある意味これが私の目指す先なのではないだろうか…。

そうなるとならず者さんは私の目標だな!

 

「…あら?こんにちは褪せ人さん、焼き鳥いかがですか?……はい、もも肉2本ですね、どうぞ……ん?…私を紹介したい?…褪せ人さんのお友達ですか?…あ、違うんだ……なるほど、いわゆる仕事仲間ってことですね。わかりました、案内してもらえますか?」

 

その後、褪せ人さんのお馬さんに相乗りさせてもらいつつ、かなり遠くの城館まで連れて行ってもらった。

 

 

 

 

 

「…さて、どんな策を…おや、貴公、ノクローンについて何か進展が…?そちらの少女は?」

「こんにちは、私は商人です、おすすめは焼き鳥ですよ」

「…ふぅむ、食べ物の類でしょうか?申し訳ありませんが、私は食を必要としていないのです」

「そうですか…それは残念です」

「しかし…肉であれば、ブライヴが好むでしょう…貴公、彼女にブライヴを紹介して頂けますかな?きっとブライヴは気に入るでしょうから」

「おお!褪せ人さん、頼みましたよ!」

 

 

 

 

 

「…ふむ、検証したが精薬に特におかしな所はない…やはりあの娘に期待し過ぎていたか…。…君は何をやっているのだね、あの駄犬と共にノクローンを探しているはずだが?……おや、これはこれは」

「……えっとぉ、はじめまして。商人してます、おすすめは焼き鳥です…」

「ふぅむ……ふぅぅむぅ……」

「…あの、そんなに見ないでもらえますか?」

「あ、ああいやすまない、所で君、喉は渇いていないかね?」

「え?特には…」

「丁度ここに私が作った精薬がある、これは飲みやすいように甘く、飲むと精神を落ち着かせる効果がある、とても良いものだよ、さあ」

「…遠慮シマス」

「……そうかね」

「そ、それじゃあ褪せ人さん、私は少し外を歩いてますね!後急用を思い出したので早く迎えに来てくださいね!!」

 

「……なぁ君、頼みたいことがあるのだが」

「(フルフル)」

「即決かね…ふぅむ…しかしあれを逃すのは…やはり惜しい」

「(フルフル)」

「まぁまぁ、そう答えを急ぐんじゃない」

 

 

 

 

 

暫くした後、褪せ人さんと円卓に帰った。

中々鳥肌が収まらない…褪せ人さんには悪いが、あの人の所には二度と行くことはないだろう。

 

 

 

 

 

「…君か、どうかしたのかね」

「……」(セルブスの精薬を渡す)

「…………また、なのかね。宜しい、精薬は私の方で始末しておく」

「……」

 

 

 

 

 

 

・円卓にて(商人ちゃんがセルブスと遭遇後)

 

「…っていう事があってですね」

「なるほど…さぞ、気味が悪かったでしょう…」

 

さて、現在私は褪せ人さんの勧めもあり円卓の客間っぽい所で休んでいる。

そこには先客として黒く柔らかい衣服を身にまとった美しい女性が居た。

お邪魔かと思い出ていこうとすれば呼び止められ、側で休むよう勧められた…そんな酷い顔してたのかな私。

フィアさんと名乗った彼女の隣に座り、今日あった事を話していく。

あの青黒服の鉄仮面からの仕打ちに同情してかフィアさんは初対面の私に親身になってくれた。

お礼に焼き鳥を渡したらローデリカさんの時のように食器を求められた、やっぱり私の焼き鳥は野性的過ぎただろうか?

 

お腹も膨れゆったりしていると、最近褪せ人さんからもらった面白い物を思い出した。

 

「フィアさんフィアさん、そういえば私、褪せ人さんから面白い物をもらったんです。虹色石って言うんですけど、置いた場所で虹の七色のうちのどれかに光るらしいんですよ、凄くないですか?」

「ええ、凄いですねぇ…ふふ」

「私、やってみたいんです!後でちゃんと片付けるので、ここでやってもいいですか?」

「ふふふ、いいですよ……愛らしいこと」

「?まぁいいや、よっと」

 

手の平から少し余るほどの大きさの遺跡石を一個、床に放る。

すると、カシャッと音がなったかと思えば石は鮮やかな青に光った。

 

「おおおぉぉ!青!きれー!!」

「そうですね…ふふ」

「もう一個!ぽいっと」

 

最初の石の隣辺りに放ると、また青色になった。

段々楽しくなってまた一個放る、今度は緑色に光った。

 

「緑!私緑色が色の中でいちばん好きです!」

「そうなのですね…」

「次々行きますよー!よっ!」

 

何やらフィアさんにずっと微笑まれているが気にしない。

今度は…紫。

紫かぁ…。

 

「紫…私が居た地方では、紫色は怨霊とか、未練が募った死者の色だと、私の母から教わりました。こんなに綺麗な色なのになぁ…」

「……」

「ちょっとしんみりしちゃいました、次で最後にしましょう…よっ…ん?」

 

最後に放った石は不思議な光り方をした。

白いのだ、暖炉の火によって少し黄色く見えるが、やはり白く光り輝いている。

そういえば言っていなかったが、虹色石は光ると、光った色の粒子が火の粉のように上がり消えていく、そんな綺麗な事が起こるのだが。

この白色に光る虹色石…光の粒子が虹色だった。

青も紫も、黄色も緑も橙色も朱色も桜色も…七色全ての粒子の光が、忙しなく動いて、消えていく。

 

「……きれい」

「…そうですね…」

 

私達は暫くその光をずっと見ていた、ずっと…。

 





なおこの話を書くためにフィアの元へ行き、虹色石を色んな所で使った私です。
ねぇ知ってる?虹色石って床だけじゃなくて、壊せる壺や机の上、なんなら机の角や縁にも置けるんだよ。
その後机や壺を壊したら宙に浮く虹色石が出来るんだ……なんの役にも立たねぇ。
因みになぜ青色と緑色と紫色と白色だったかと言うと、フィアのいる部屋で調査の為に使った最初の1個目が青色で、2個目が白色、3個目が紫だったからです。
順番を変えた理由?白色は話の落ちに持っていきたかったからですねぇ。
緑色?私が緑色が好きだからです。
短いけどこんな所です、ではでは。

※虹色石

遺跡石の簡易な加工物
製作可能なアイテムのひとつ
置かれた場所で、七色の何れかに光り道標となる

狭間の辺境では、子供たちの遊具であった
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