灯里「かかってこいよクソトカゲ共!纏めて
宮子「師匠、口が悪いです」
灯里「
宮子「…」
灯里「それはそうと何か
宮子「まずは
灯里「まぁ、だいたいの流れを調べながら書いてるみたいだけどね。まず今回のヒロイン枠がミヤコもとい宮子なのは前作からの確定事項ね、というかこの作品の為に前作で私達を出してあの展開にしたからね」
宮子「私以外の候補っていたんですか…?」
灯里「私達を登場させず今までの作品から独立した作品にする場合の話だけど、まずRABBIT小隊全員」
宮子「」
灯里「後は某ファウストさんとか某氷の魔女さん、某暁のホルスさん、後はモブという名のオリキャラ。但しどの子でもゾイックアデプトテレイター化かそれに近い存在に改造されて、主役ゾイドはジェノザウラーかゼノレックス…って何処行くの宮子?」
宮子「ちょっと
灯里「やめなはれ!抑えて!抑えて!エクスブレイカーを仕舞って!」
―side:Akari Raijin―
市街地にいるジーオス共との接敵を前に私は予めマスターフォースを身に纏ってトラクターヘッドを走らせている。荷台には宮子が背面にゾイド時の武装を顕現させた状態で待機しつつソルジャー級を撃ち落としている。
報告じゃソルジャー級20体って聞いてたけど、これはもっといるね。という事はリコリスの方もいるかもしれないと用心した方が良いね。
因みに宮子は身バレ防止でパーカーのフードを被った上でマスクもしてる。もしかしたら
最新の装備に生徒達も厳しい選抜試験と訓練を潜り抜けた謂わばエリート…だったけど、生徒会長が行方不明となった結果、SRTの活動に対して責任を負う存在が不在となってしまったことから、彼女達の武力に危機感をもった連邦生徒会内での協議の末に、閉鎖が決定されてしまったようだ。
で、SRTの生徒達はヴァルキューレ警察学校に編入される予定だったんだけど、一部の生徒は編入を拒んで閉鎖を決定した連邦生徒会に対して抗議してる。此処まではリンから聞いたこの世界のSRTの現状だけど宮子がいた世界もだいたい同じ歴史を歩んだらしい。そもそも宮子も編入を拒否して子ウサギ公園って何とも可愛らしい名前の公園に立て籠ったらしい…
もうすぐジーオスランダーと接敵する。
「宮子、逃げ遅れた人達の支援を最優先、私はジーオスランダーを仕留める」
「了解」
指示に従い宮子は荷台から飛び降りて背面に顕現させたバックパックのウィングスラスターを噴射させて飛んでいった。
宮子は凄い娘だよ。ジェノブレイカーは次世代機相手でも無双出来るポテンシャルを秘めたゾイド…しかし元々操作性に難を抱えていたジェノザウラーから更に操縦性は悪化して扱いこなせる者はほんの一握り。
そんなジェノブレイカーを操縦と自ら変身して自分の身体として動かしているという違いと制御可能時間が精神状態に左右されるとはいえ一応は使いこなせてるし人間態でも顕現可能な武装に関しても問題なく使いこなせてる。
戦闘技能で私から教えられる事はないってレベル…だから私は彼女の変身後の制御可能時間を伸ばせるよう精神面で鍛える事にした。そうしたらいつの間にか師匠と呼ばれるようになった。私はそんな柄じゃないんだけどね。
閑話休題、宮子と別れた私はジーオスランダーに
「ゴッドオン!スーパーコンボイ、トランスフォーム!」
という訳で方針転換。ロボットモードへ変形して跳躍、右拳でリコリスを潰した。
「大丈夫?怪我はない?」
私は猫耳の娘に呼び掛ける。ロボットモードに変形した段階で発声ユニットの都合上、私の声じゃなくて元々のスーパーコンボイの声で発せられる。ロボットモードのまま私の声で発するにはボイスチェンジャーの設定をしないといけないし、恩人たる彼がいた証を残したいから彼の声のままにしてる。正体隠すのに役立つしね。今は正体バレのタイミングじゃないかなと私は思ってる。
「え、えぇ…」
「安全な場所に逃げるんだ」
彼女がリコリスから離れたのを確認した私はリコリスの残骸をジーオスランダーに向かって投げ捨てた。
残骸が命中した事でジーオスランダーは私の方を向き、ゴリラの様にドラミングをした後、威嚇として咆哮する。初めて戦った時は体型がジン◯ウガと思ってたけど、実際はどっちかというとゴリラ、それがジーオスランダー。
「此処は私に任せろ!」
私は警官達にそう告げ、ジーオスランダーとの交戦に入った。私は両手に超電導ライフルを装備、ジーオスランダーの咥内から放たれたエネルギー弾に目掛けて発砲する。
ジーオスランダーは近接格闘戦はジーオスの中でもトップクラス。しかしエネルギー弾の火力はジェネラル級と大差ない。ジンオ◯ガみたいに電撃攻撃もしない。そう、ただ格闘戦が強いだけ…まぁそこが厄介だし以外と素早いんだよねぇ…というか見た目がもろパトレ◯バーコラボの奴なハンターウルフやられてるやん。
ジーオスランダーは砲撃で仕留められれないと察するや否や格闘戦に以降、全力ダッシュで距離を詰めつつ右腕を振りかざす。それに対し私はジーオスランダーの右掌に向けて左手に持った超電導ライフルから超魂パワーによる牽制弾を発砲して弾く。
続け様に胸元に右手の超電導ライフル、左手の超電導ライフルを順に発砲し、頭部目掛けて回し蹴りを2発当て、すかさず胸元に超電導ライフルを右手に持った分、左手に持った分という順で発砲する。
ジーオスランダーの対処法…それはとにかく隙を与えない事だ。一瞬でも手を抜けばそこを突いて反撃してくる。
「あの巨人…まさか私達を守ろうと…?」
警官の1人が呟く。そうだね…正解だよ。私は自分の世界を護れなかった手が届く限りの人達を護ろうと足掻いたけど、護れなかった。だからこそ今度は、今度こそ護りたい。
強盗犯に強姦されて両親を殺されて人間不信にならなかったって?なりかけはしたよ?でもさ、一番憎いのはあくまでも私
私は攻撃の手を緩めることなくジーオスランダーの胸部に向けて出来る限り超電導ライフルによる砲撃を浴びせ続ける。
その時、ふと目に入ったのは逃げ遅れた子供を救助した警官がビルから飛び降りたリコリスに襲われそうになっている光景だ。警官は脚を負傷しているのかその足取りは覚束ない。他の警官もソルジャー級に襲われて身動きが取れない…このままではあの2人がやられる。
私はジーオスランダーへの攻撃を中断して2人とリコリスの間に移動し、リコリスを踏み潰した。ランダーを倒さない限り奴のコアと連動しているであろうリコリスも再生する…でもさ、襲われそうになっている人を助けない理由にはならないからね!
ジーオスランダーは当然その隙を狙って体当たりを仕掛けようとする。しかし…
「出来る限り巨人を援護せよ!」
武装が破損してなかったハンターウルフのハウリングガンがジーオスランダーの胸部に命中、ジーオスランダーの胸部装甲が割れてコアが露出した。
「ありがとう」
私は名も知らぬ警官達とハンターウルフに礼を言うとコアを破壊すべく超電導ライフルをジーオスランダーのコアに向けたその時
「キシャァァ!ワッキャァァァァァァァァァァ!キシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
ジーオスランダーは天高く咆哮し、それに反応したソルジャー級とリコリスはランダーの元へ集結するとランダーの外殻に取り付く。
「まさか…巨大化したのか…!?」
警官の1人が言うようにソルジャー級とリコリス達を取り込んだジーオスランダーは見た目そのまま倍近くのサイズまで巨大化した。
こうなればこちらもハイパーモードにならなければ…
「トレーラーユニット!」
私は体内に仕込まれた素粒子コントロール装置を応用した亜空間内に格納していたトレーラーユニットを顕現させ
「トランスフォーム!ダブルオン!」
合体コードを叫ぶ様に口にする。ジーオスランダーは私目掛けてエネルギー弾を放つものの、トレーラーユニットが展開した防護フィールドに包まれていた私には届いていない。
その隙にトレーラーユニットは各部を展開格納を繰り返し、胴体の中央が開いているボディへと姿を変えた上で両肩にパーチカル・ビームキャノン砲が、背中にハイパーモード用の超電導ライフルが接続される。
其処に一旦ビークルモードに変形したトラクターヘッド部分が荷台部分をキャブに合わせるよう折り曲げた状態で合体、最後にトレーラーユニットに格納されていた頭部がキャブ上面に接続し
「スーパーコンボイ!ハイパーモード!」
「巨人が更に大きくなった…!?」
接近してくるジーオスランダーに対し私は左足を軸にして反時計回りに回し蹴りを食らわせ、怯んだ隙に両肩のパーチカル・ビームキャノン砲を発砲しつつジーオスランダーの胸部を9発殴ると今度は右足を軸にして胸部を蹴ろうとするが、ジーオスランダーは私の左足を掴むと上空へ向かって投げる。
私はスラスターの噴射で体勢を立て直し、ライ◯ーキックの要領でジーオスランダーの頭部目掛けて落下、ジーオスランダーは胸部を護るかのように両腕を交差して防御態勢を取るが
「残念だがフェイントだ!」
各部のスラスターを噴射させる事で寸前で止め、身体を一回転させての踵落としとサマーソルトを続け様に食らわせて態勢を崩した隙に着地して胸部を1発2発3発と殴った末に膝蹴りを当てる。
更に警官のグレネード弾とハンターウルフのハウリングガンによるアシストによってジーオスランダーの胸部装甲は再び砕け散り、その隙に私は両手に超電導ライフルを装備、両肩のパーチカル・ビームキャノン砲の砲門をジーオスランダーの胸部に収まっているコアに向け、各砲門に超魂パワーとメイン動力のエネルゴンマトリクスから生み出されるエネルギーを込める。
最後の悪足掻きと言わんばかりにジーオスランダーも収束砲撃を行おうとするが
「超魂!マトリクスメガショット!」
それより先に私が放った全砲門から一点に向けて一斉放射を行う必殺技…超魂マトリクスメガショットがジーオスランダーのコアに命中した。
コアが砕け散った事で活動停止となったジーオスランダーの身体の発光部位は光を失い、そのまま崩れ落ちた。
これがキヴォトスでのジーオスとの初戦だ。
「ありがとう!巨人さん!」
あの時助けた子供を皮切りに感謝の言葉が伝わってくる。悪い気はしない…むしろ心地好さを感じた。
私は勇気ある警官達の方を向くと出来る限りしゃがみ込み
「君達の勇気に感謝する」
と此方からも礼を言ってその場を飛んで去っていった。
で、後はホログラムで姿を消して融合とマスターフォースを解除して宮子に合流しようとしたんだけど…
その宮子が泣きながら私の元へ合流してきた。
「どうしたの?」
「師匠、私、私はどうすれば…」
普段は冷静なあの彼女が取り乱している…まぁ、だいたい察しはつくかな。
宮子の話を聞きつつ私達はシャーレ部室棟へ帰還、帰るとリン達が出迎えてくれた。此処で合流しようと伝えてたからね。
「頼尽先生、聞きたい事が山程あります!あの黒いロボットの事とか怪獣、そして貴女方の事に関して!」
そう詰め寄ってきたのは早瀬ユウカ。ミレニアムサイエンススクールの生徒、それもセミナーという生徒会の一員の会計というトップに近い役職の娘だ。ミレニアムサイエンススクールはその名に違わず科学者や技術者の娘達が多く在籍していると宮子が教えてくれた。
まぁ、そんな娘達ならスーパーコンボイやジーオスに興味を持つのも当然の話。それに私としても今後…来るべき"
因みにリンには私達の素性に関して世間への公表はまだ控えるけど信用出来るであろうサンクトゥムタワー奪還に参加した彼女達になら話しても良いよとは伝えてある。
今回のサンクトゥムタワー奪還に参加したのはリンとユウカの他、連邦生徒会交通室の幹部である由良木モモカ、トリニティ総合学園のトリニティ自警団のメンバーの一員な守月スズミ、同じくトリニティ総合学園の正義実現委員会の副委員長の羽川ハスミ、そしてゲヘナ学園の風紀委員会の一員で元救急医学部所属だった火宮チナツ。以上のメンバーと私達でお送りしました。
…というか思ったんだけど、みんな美人さんだよね…えっ、感想が男子高校生のそれ?まぁ、そう言われても仕方ないかなぁ…
私の感想はともかく、詳しい情報共有の為にシャーレ部室棟の会議室にてこのメンバーで私と宮子の事、ジーオスの事と第56太陽系の地球…そして
まず宮子の正体には驚いていたよね。閉鎖された筈のSRT学園の生徒…その平行同位体だ。そして宮子がいたキヴォトスが滅んだ事にはショックを受けてた…これも仕方ない。因みに宮子がいたキヴォトスでの事はあくまでもジーオスアークの軍勢で滅んだ事しか話しておらず、この後起きるであろう歴史までは伏せておいた…歴史そのものと
そこから私の過去の話になった…まぁ、迷ったよ。元いた世界じゃμ'sのメンバーは受け入れてくれたけど、この世界でもそうなるとは限らない。そもそも元いた世界でも私が強盗犯を殺した事は防衛組織の意向もあって伏せられたし。
しかし、あの事を…
考えた末に私は彼女達に対し
「…酷い過去だし私は彼女達が思っているような聖人じゃない。知ったら幻滅するかも知れないどころか正直突き放されても仕方ないとは思う。それでも知る覚悟があるなら」
という条件付きかつこの場にいない者へは今は秘密にする条件で話した。強盗犯への死体蹴りに快感を感じたという私の
話し終えた後…みんな泣いてた。この場にいる娘達が優しい娘で良かったと救われた気持ちになったと同時に彼女達を騙しているような気分もして罪悪感を覚えた。
その後、この場にいる皆とモモトークというシッテムの箱に入ってたアプリで連絡先の交換を終えてこの日はお開きとなった。皆はそれぞれ母校の自治区にいるであろう。会議後も書類整理の手伝いで残ってくれたリンも数分前にサンクトゥムタワーへ帰った。
シッテムの箱は現在電源オフの状態で充電中。元々持っていたタブレット内のデータはアロナが頑張ってシッテムの箱に移し替えてくれた。あの端末にはジーオスやゾイドの情報なども記録してたからね。
ジーオスは必ずまた襲来してくる…奴らのしつこさは他ならぬ私がよく知ってる。
「けど、まずは
宮子が取り乱した理由…それはソルジャー級やリコリスとの戦闘時、彼女が偶然にも
To be continue…