素早い動きと空中浮遊でUを誘い込むハルカ。慎重な様子でハルカの分析を行うべく、仲間達を真子へ託し、Uは戦闘へと動くのであった………
Uvsハルカの対決が始まろうとする中、ハルカは高速移動で距離を取り始め、後ろへ下がりながら炎の魔法をUへ飛ばしてきた。Uはセイバーでこれを弾くと共に、素早い動きでハルカを追いかけ始める。
「(距離を取りながら魔法を使ってくるか………その辺の並の魔法使いよりはやるみたいだな………)」
Uはハルカの戦術を分析していたが、彼女の戦術は距離を取るものであった。Uは冷静に様子を見せながらハルカへ接近を続けると………
「遠距離攻撃はアンタだけの特権じゃない! {フルチャージセイバー}!!」
右手のセイバーにエネルギーを集束させ、そのままハルカに向けて刀身のエネルギーを飛ばして見せた。ハルカは両手に魔力を纏わせてUの振るったエネルギーに耐える様子を見せると………
「(牽制とはいえ容易に止めてきたか………やるな)」
ハルカの実力は確実に並の魔法使いを上回るものである事を理解する様子を見せる。だがハルカは接近しようとしてこなかった。
「(でも接近はしてこない………遠距離オンリーかな。もしこれが春香ならフェイントを混ぜてくるけど………ここまで逃げながら動くのは近付かれたくない遠距離タイプだ。出力を飛ばして戦うべきかな………?)」
Uはハルカの出方を伺うように空中浮遊のスピードを上げた。ハルカはUのスピードに驚く様子を見せた。
「(速い………! まさか手を抜かれていた………?)」
ハルカはUのスピードに驚く様子を見せていた。そして急接近したUは、空いた左手で握り拳を作ると、そのまま彼女の右頬を殴った。
「ぐっ!?」
ハルカは口から血を零した。Uは複雑そうな表情を見せていたが、少しして距離を取ると………
「………アンタを容赦なく殴れるって事は………やはり春香に似てるだけの別人か。安心したよ」
そう言って、目の前のハルカが瓜二つの人物なだけという事実にどこか安堵していた。
「女性の顔を殴るとは………最低ですね」
ハルカはUの攻撃を非難する様子を見せる。だがUは彼女の言葉を鼻で笑うと………
「姫さんに危害を加えるなんて最低な事をやってるアンタとどっこいどっこいだろうに」
そう言って、お互い様である事を突きつける様子と共に、セイバーを向ける。
「(まあ偽物でも大事な奥さんの顔を殴るなんて吐きたくなるけどな………)」
内心の複雑な想いに心を痛めながら………
Uvsハルカの対決において、ハルカの戦術を分析するU。当時に彼女に対して容赦のない冷徹さも見せるのであった………
To Be Continued………
次回予告
戦いを進めながらハルカの戦術を予測していくU。その中でハルカはUが自分よりも格上である事を察知する様子を見せたのだった………
次回「手を読む剣士、格上の相手」