ブラックワイバーンの出現を探知したUは戦場へと走り出す。その頃、ブラックワイバーンを前にインポートベースの兵士達は苦戦を強いられていたのだった………
インポートベースの兵士達がブラックワイバーンの鋼鉄の皮膚に苦戦する中、空中浮遊を行うUが戦場へ到着する。
「(あれはブラックワイバーンか………? 確か鋼鉄の皮膚を持ち並の攻撃はあっさりと跳ね返す魔物………だったかな)」
Uは目の前に現れたブラックワイバーンの存在をここで認知し、その特徴を思い返していた。だが目の前の兵士達が苦戦を強いられる光景を目の当たりにし………
「(………考えるのは後だ。あの女の魔力の残穢も近い………ここで倒すに越した事は無いだろう………!)」
Uはそのまま地面へと急降下する。ブラックワイバーンは急接近してくるUに対して特に危機感を抱いていなかったが、Uはセイバーの刀身にエネルギーを集束させると………
「{マスターセイバー}!!」
必殺の一撃を叩き込み、インポートベースの兵士達が束になっても敵わなかったブラックワイバーンの翼を軽々と切断して見せた。
「グオオオッ!?」
これにはブラックワイバーンも悲鳴をあげる。そしてインポートベースの兵士達は、Uがあっさりとブラックワイバーンへ大ダメージを与えた光景に動揺の声を漏らしていた。
「す、凄え………って、あれ? あの白髪って………この前の奴か!?」
そして兵士達は、ブラックワイバーンへダメージを与えた凄腕の剣士がUである事にこの時気づいた。ブラックワイバーンはしばらく痛覚による悲鳴をあげていたが、しばらくして落ち着きを取り戻し、Uへ反撃を行うべく口から炎を吐いた。
「苦し紛れだな」
しかし、Uにとってそんな苦し紛れの攻撃が通用するはずもなく、Uはセイバーで炎を斬って見せた。Uの神業とも言える剣技にその場の誰もが驚く中、Uはその隙にブラックワイバーンの懐へと入り込むと………
「どんな強力な魔物だろうと、僕の敵なら倒すまでだ………!」
そう言って、セイバーの刀身に再びエネルギーを集束する。ブラックワイバーンが我に返った時には既にUはエネルギーを纏わせた刀身をブラックワイバーンの身体へ押し付けており………
「………{ギャラクシーセイバー}」
銀河をも斬り裂く斬撃によってブラックワイバーンの身体を粉々に打ち砕いて見せた。そしてその光景を密かに見ていたハルカは………
「(まさか………! あのブラックワイバーンをいとも簡単に倒すとは………)」
Uの圧倒的な実力を再び実感させられる様子を見せたのだった………
ブラックワイバーンに苦戦する兵士達を救う形で一気に撃破まで追いやって見せたU。この時のUの強さは、ハルカやインポートベースの兵士達へ思い知らされる結果となったのであった………
To Be Continued………
次回予告
ブラックワイバーンを倒したUは、近くにハルカがいる事を指摘し彼女を誘き寄せる。そしてハルカは今度こそUに勝つ事を宣言し、彼との戦闘へ突入するのであった………
次回「再度の対峙、策を持つ対決」