ライガとの対決中に介入してきた人間軍と現れた部隊のリーダー格ソーダリア兵士長。だがUは彼の乱入を快く思わず、互いの面目など知らんと言わんばかりにソーダリア兵士長との対決に動こうとしていたのだった………
ソーダリア兵士長は右腕を伸ばすと、そのまま右腕を上へ挙げる。
「右腕を挙げた………」
Uはその様子を見て予感を感じていた。そしてその直後、ソーダリア兵士長は右腕を振り下ろす。するとその直後、巨大な衝撃波が放たれる。Uはセイバーを振るう事でこれを相殺した。
「何っ………!?」
ソーダリア兵士長は何が起きたか分からない様子で困惑していた。
「この程度でビビんなよ。それに、アンタの能力が何となく見えた」
Uはそう言うと煽るように言葉を返し、ソーダリア兵士長を刺激する。
「………そうか、なら隠す意味も無いだろうな。俺の能力は両腕両足を鋼鉄の剣へと変える力! つまり俺の両腕両足は金属も同然だ!!」
自身の手をなんとなく読まれたソーダリア兵士長は、Uに向けて自身の力を演説する。それを聞いたUは………
「大層なこった」
冷静に言葉を返し、セイバーによる斬撃を飛ばす。ソーダリア兵士長は右腕でこれを受け止めようとするが、その重さに動揺の声を漏らす。
「ば、馬鹿な………!? これしきの攻撃が返せないだと………!?」
Uの放った攻撃が押し返せずに動揺するソーダリア兵士長。少しして何とか攻撃を相殺しきったが、ソーダリア兵士長は本能的に動揺していた。
「どうした、この程度じゃないだろう?」
Uは煽り混じりの言葉を呟く。
「当然だ………! 俺の正義を貫く力は………お前のような雑魚には敗れん………!!」
それを聞いたソーダリア兵士長は自身の力を正義を貫くものと呼称して再び右腕を振り上げ、そのまま振り下ろす事で衝撃波を飛ばす。だがUは冷静な様子のままセイバーを振るうと、この衝撃波をあっさりと捌いてしまった。
「正義ねぇ………お前みたいに力さえあれば何をしても許されると思ってる奴は虫唾が走る。その程度で正義を名乗るなら………そんな正義壊れてしまえばいい」
Uはそう言うと、セイバーにエネルギーを集束させ、刀身を紫のエネルギーで発光させてそのままセイバーを両手で持ち、上へ構える。
「舐めるな………!!」
ソーダリア兵士長はそう言うと、Uに向かって走り出す。だがUは彼が自身の正面に立ち、かわす気が無い事を悟ると、素早い動きでセイバーを上から下へ振り下ろす。
「………{マスターセイバー}」
Uは今の剣技による技名を呟く。その直後、巨大な斬撃が瞬間的に直線状に走った。その結果、ソーダリア兵士長の右腕をあっさりと切断した。
「………! そ、ソーダリア兵士長の腕を落とした………!?」
これには様子を見ていたミディア達も驚いていた。ソーダリア兵士長本人も最初こそ何が起きたか分からない様子であったが………
「………う、うああああああっ!?」
やがて右腕からの大量出血と言葉に出来ない痛覚に悶絶するのであった………
ソーダリア兵士長の信じる強さはUとは根本的に異なる物であった。しかし、Uはそれを粉砕するかのように圧倒的な強さを見せ、格の違いを見せつけたのであった………
To Be Continued………
次回予告
ソーダリア兵士長はUに圧倒され怒りを覚え始める。Uはソーダリア兵士長へ追撃をかけようとするが、その直後もう1人の人間側の最高戦力とも言うべき人物が現れたのだった………
次回「もう1人の最強、冷静な魔法長」