幻想異次元冒険記   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
フィーリvsハルカの対決は、ハルカによる世界の意志の力を利用した能力により、ハルカの勝利に終わってしまった。そしてハルカは次の狙いとして、真子を定めるのであった………


第137話 父への心配、Uの保険

Uの封印、インポートベースが全滅してから2日経った頃。真子はフィーズ公爵領で相変わらず拗ねた様子を見せつつも、内心はUの事で頭がいっぱいになっていた。

 

「(………お父さん、今何してるのかな………ちゃんとご飯とか食べてるのかな………)」

 

Uの勝手な行動に思う事はあれど、やはり彼女にとってはUが1人になって生きていられるのかという彼の心の内を理解した上での不安が勝っていた。そして、彼女のそんな様子はミディアの視点でも明らかであった為に真子を心配する様子を見せていたが………だがその直後、夜が更ける今の時間帯において、窓の外に映っていた月の光を目にした真子は、突如として自身の身体の中で何か異変が起きている感覚を感じていた。

 

「うっ………!? (な、何………これ………頭の中で………響く………!?)」

 

真子が頭痛を感じる様子を見せると共に、真子の意識はどこか遠くへと落ちていったのだった………

 

 

 

そして、真子が次に意識を取り戻すと彼女の周囲は白い光の空間となっており、ミディア達の姿が無くなっていた。

 

「えっ………!? ………いったい何が………!?」

 

真子は何が起きているか分からない様子を見せていたが………

 

「………良かった。まだ真子達の方へは特に危害が行ってなかったみたいで」

 

突如、真子の耳元へ聞き慣れた声が響いた。真子が必死に周囲を見回すと、やがて彼女の前に白髪の青い目をした男性が立っており………

 

「っ………!! ………お父さん!!」

 

真子は泣きそうな顔で目の前のUへ駆け寄る。だが真子がUの手に触れようとした瞬間、彼女の手はUの手をすり抜けてしまった。

 

「えっ………!?」

 

真子は何が起きたか分からない様子を見せる。

 

「すまない………これは僕に何かあった時の保険のようなものでな。お前に干渉する事は許されないんだ」

 

今のUはあくまで真子へ干渉する事は出来ない事を彼は明かした。真子はせっかくUと再会出来たにも関わらず、触れられない事を落胆した。

 

「………いいか真子。あの春香の姿をした女の次の目的がお前に関わる事である故1回で伝える………奴の次の狙いは………お前だ」

 

Uは真子と触れ合っている猶予は残されていないと考えていたのか、真子に対しハルカ本人から聞いた目的を真子へ語るのだった………

 

 

 

Uを心配する真子の中でUの保険が発動し、真子はUと擬似的な再会を果たすも、触れ合う事は出来なかった。そして、ハルカの目的を真子へ語るU。果たして、それを聞いた真子は何を思うのだろうか………?

To Be Continued………




次回予告
ハルカの目的を聞き、やはり自身を操る術がハルカにはある事を悟る真子。だがUは自身の保険が真子を守る事を約束する様子を見せたのだった………
次回「逃れられない闇、子を思う力」
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