幻想異次元冒険記   作:Uさんの部屋

140 / 200
前回までのあらすじ
目を覚ました真子は半日近く眠っていた事を知らされる。それと同時に現れたハルカが真子を狙いに強襲。真子達は再びハルカ達と対面するのであった………


第140話 絶対的な力、抗う為の保険

ハルカが取り出して見せた宝玉を目の当たりにする真子達。

 

「な、何よその宝玉………!?」

 

そして直後、ミディアはハルカが取り出した宝玉の正体について問いかける様子を見せた。

 

「これですか? この中には唯一私にすらどうにもならない相手が眠っていますよ………貴女達の良く知る………ね」

 

ハルカはそう言って、宝玉の中にUが封印されている事を語った。

 

「まさか………! あの中に兄貴がいるって言うんじゃねぇだろうな………!?」

 

ライガは動揺するようにそう呟く。その直後、宝玉を目の当たりにした真子は、宝玉の中から自身の知る気配とエネルギーを偶発的にも探知すると………

 

「(そのまさかが起きてる………! お父さんはあの中にいる………!!)」

 

真子はハルカの手にある宝玉の中にUが封印されている事を確信した。だがハルカはそれを自らの纏うローブの下へとしまうと………

 

「話は終わりです。後は貴女さえ私の手中に収めれば全ては終わる」

 

そう言って、自身の右手からエネルギーを真子へ向けて放出する。

 

「ぐっ!? ううっ!!」

 

真子は膨大なエネルギーに苦しめられるようにその場へ蹲る。その直後、真子の身体は本人の意思を無視する形で子供化し、そのまま強化形態へと変身しかけていた。

 

「真子さん!!」

 

ミディア達は真子の救出へ動こうとするものの、ハルカは自身の目を発光させ、ミディア達の身体を{世界意志の目(ワールドウィルアイ)}によって動かせなくしてみせた。

 

「身体が動かねぇ………!?」

 

ミディア達が全く動けなくなり勝利を確信するハルカ。そして真子に対するエネルギーの出力を更に強めると………

 

「………さあ、私の傀儡となりなさい」

 

そう言って、自身の傀儡へ陥れようとするハルカ。だがその直後、真子の中に宿る力が光出し、ハルカの力を突如として弾いて見せた。

 

「なっ!?」

 

この衝撃で大きく吹き飛ばされるハルカ。真子も何が起きたのか理解が出来ずにいたものの、その直後真子の身体を金色のエネルギーが覆って見せた。

 

「この力………何故彼女の中にあの男の力が………!?」

 

ハルカにすら理解が出来ないこの事態。真子やミディア達も事態が飲み込めずにいたが、少ししてミディアはとある事に気付いた。

 

「あれは………もしかしてあの時に………!?」

 

ミディアは以前、Uが真子を救う為に自身の力を流しこんだ事を思い出し、その力の残穢が彼女を救った事を確信した。そして真子は自身の中から溢れる力を目の当たりにしつつも、どこか精神はUへ近づくように落ち着いた様子を見せたのだった………

 

 

 

真子を傀儡とするハルカの策は、Uの力の残穢に妨害されてしまった。果たして、Uの力を得た真子はハルカを倒す事が出来るのか………?

To Be Continued………




次回予告
Uの力が流れ込んた真子は、普段以上の実力を発揮してハルカとの戦闘に挑む。その中で真子は更にパワーアップし、遂には強化形態にも影響を与えるのだった………
次回「力の影響、覚醒の形態」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。