幻想異次元冒険記   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
Uの力によって覚醒し、ハルカを押し始める真子。ハルカは奇襲をかけようとするものの、真子は更なる強化形態の力を獲得するに至るのだった………


第142話 最強の氷、意志を上回る実力

真子は右拳によって鋭いパンチでハルカの左頬へ反撃をぶつける。

 

「がっ!?」

 

ハルカは大きく吹き飛ばされ、近くの壁へと激突する。そしてその直後、真子は自身が新たな力を獲得するに至った事を悟る。

 

「………凄い力。高揚感が全然違う」

 

真子は自身の力を前に思わずテンションが上がっていた。その直後、壁の方へ吹き飛ばされていたハルカが再び真子へ接近してくる。だが真子は冷静な様子を見せると共に、ハルカの軌道から突如として姿を消した。

 

「なっ!? (消えっ………!?)」

 

そして次の瞬間、ハルカの背後には氷の棒を手にした真子の姿があり、真子は意趣返しと言わんばかりに奇襲をかけた。

 

「奇襲ですか………しかし甘いですね!!」

 

ハルカは驚きこそしたが、驚いただけであり、すぐさま真子の奇襲をかわし、反撃の右拳を放とうとする。だが真子はそれを上回るスピードを見せ、ハルカの腹部に氷の棒による打撃を叩き込んだ。

 

「がはっ!?」

 

ハルカは何が起きたか分からない様子と共に怯んだ。そしてその隙に真子は氷の棒を無数に生成し、ハルカの身体へ即座に突き刺す。

 

「ぐあああっ!!」

 

ハルカは悲鳴を漏らす。少ししてハルカは身体の再生を進めようとするものの………

 

「………{ブリザードエクスプロージョン}!」

 

真子はハルカの身体に刺さった氷の棒づてに膨大な冷気を送り込み、そのままハルカの身体の中で爆散させた。その時の衝撃でハルカは所持していた宝玉が地面へ転がり、真子がこれを奪取した。

 

「………これがお父さんを封じ込めた宝玉………」

 

真子は父親の奪還に成功した事を安堵する。だがその直後、ハルカの身体は再生され………

 

「これは効きましたね………しかし、私への致命傷にはなり得ない………何故なら私こそ世界の意志そのものであり………私が死ぬ事はこの世界が滅びる事そのものですから」

 

ハルカは真子の攻撃を持ってしても自身が死ぬ事は無い事を突き付ける。だがそれを聞いた真子は………

 

「………そうなんだ。けれど、貴女にこの世界を支配する権利も無いと思うよ………」

 

特に動揺する様子は見せず、寧ろハルカに世界を支配する権利は無い事を突き付ける。

 

「………どういう意味です?」

 

ハルカはムッとした様子でそう問いかける。それを聞いた真子は笑いを零すと………

 

「この世界の人間は………強いもん」

 

そう言って真子はミディア達を見て、この世界の人間が強い事を語るのだった………

 

 

 

真子vsハルカの対決でハルカを圧倒する真子だが、ハルカに致命傷を与える事は出来ずにいた。だが真子はハルカを煽り返すなど、ハルカを倒せない事に動揺する事は無かったのだった………

To Be Continued………




次回予告
ハルカへ致命傷が与えられない現状において、真子は形成を逆転する為の秘策に走る。それは奪取した宝玉に眠るUの解放であり、ハルカの力を与えられた真子は宝玉の封印を解体して見せるのだった………
次回「倒せない危機、形勢逆転の切り札」
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