幻想異次元冒険記   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ハルカはUとの戦闘を避けようとするものの、Uは圧倒的なスピードと容赦の無い連撃でハルカを蹂躙する。そしてUはハルカが世界の意志たる存在であろうと、殺害する明確な殺意を露わにするのであった………


第145話 世界意志への殺意、新たな必殺

Uの強さを前にハルカは危機を覚えていた。逃げる事は許されず、実力についてもUの方が格上という事態はハルカにとって詰みに近く、絶望的な事態であった。

 

「………これは参りましたね………しかし、私はこんな所で貴方に倒される訳には行きません………ですからここで………この町ごと貴方を葬ってあげます………!!」

 

ハルカは自身の両手に膨大な魔力を纏わせると共に、自身の背後へ無数の魔法陣を展開する。だがUはその状況において空中へと浮遊。ハルカの視線の前へと立っていた。

 

「かわす気は無いという訳ですが………ならば一緒に死んでもらいます………!! {ジャッジメント}!!」

 

ハルカはそのまま地面に向けて無数の光の柱を放つ。だがUは両手を組み合わせると………

 

「………僕をあの中へ封印したのは失敗だったな。無駄に時間が与えられたせいで………自分の力と向き合う時間が出来たんだからな………!!」

 

Uはそういうと共に、自身を中心に光の防御フィールドを展開する。

 

「{マグネティックシャインフィールド}!!」

 

これにより、Uを中心とした周囲一帯は巨大な光の結界が構築される。その直後に結界の中へ入った光の柱はそのまま結界の中であっさりと消滅。ハルカの放った魔法は全てこの結界の軌道にあった為に、全ての光の柱が消滅してしまった。

 

「なっ!? (私の魔法が全てかき消された………!?)」

 

ハルカは目の前の事態に困惑を隠せなかった。だがその間にUは空中浮遊の高度を上げ、ハルカと同じ高度へ立った。

 

「………もういっちょ見せてやるよ。僕の奥さんが使っていた究極の魔法を応用した新たな可能性………!!」

 

Uはそういうと共に両手で握り拳を作り光を纏わせると共に、両腕を胸の前でバツを作るように交差。そして少しして両腕を大きく外へ広げると………

 

「………能力解放(アビリティリリース)、{月の宮殿(ムーンパレス)}!!」

 

Uは強力な光の結界を展開し、ハルカを巻き込む形で作り出した。そして彼が作った空間は、Uの背後に巨大な宮殿が立っており、地面は月の表面のようなものとなっていた。

 

「(能力解放………!? そんな能力は聞いた事など………!!)」

 

ハルカはUの力を前に動揺する様子を見せていた。そしてUはハルカへ視線を向けると………

 

「あくまで構築は手本がいたから出来た真似だ………尤も、完成させるのに30年くらいはかかったがね………」

 

そう言って、まるで自身が30年掛けて作ったと言わんばかりの様子で自身がこの必殺技を考えた事を語るのだった………

 

 

 

Uはハルカの攻撃を防ぐと共に、新必殺技の能力解放{月の宮殿}を発動する。果たして、この必殺技は如何なるものであろうか………?

To Be Continued………




次回予告
Uの新必殺技、能力解放{月の宮殿}は自身へ特大のバフを与え、相手を閉じ込める領域であった。そしてその力により、Uの力はとてつもないパワーを獲得するのであった………
次回「閉じ込めの領域、最強のフィールド」
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