Uvsハルカの死闘を経て、会話をするUとミディア達は空気の差が生まれていた。その中でUは60年以上の時間経過を感じており、その結果2組の空気の差は生まれていたのだった………
それから数日。戦争状態は膠着を続けていた。というのもここ数日でハルカとの対決騒動が響いており、人間軍、魔族軍共にフィーズ公爵領は危険地帯と認識されているくらいには外部の人間が近づく事は無かった。
「………恐ろしいくらいに人が近寄らなくなったらしいな」
Uは真子に対して、現状の事を問いかける。
「そうだね。どっかの馬鹿お父さんとお母さん似の変な人のせいだよ」
真子は呆れ混じりにそう呟く。
「悪かったな馬鹿で」
Uは不貞腐れるようにそう言い放つ。だがその中でミディア達は真子とUが普通に会話している現状に首を傾げていた。
「あの………なんで真子さんはUと普通に接していられるの………?」
ミディアは真子に対してUとの関係が全く変わっていないことを問いかける。
「そうだね………正直さ、私とお父さんの仲ってそんな数十年離れても壊れないんだ。昔からずっと一緒だった訳じゃないしね」
真子はUと離れ離れになる経験が何度もあった事を返す。
「そうだったんだ………でもどうしてそんな淡々としていられるの………?」
ミディアは真子に対して何故そんなに淡々と会話が出来るのかと疑問を抱いた。
「そうだね………恥ずかしくて言いたくないけどお父さんなら絶対帰ってくるって信じてるから………かな」
真子はUに対して大きな信頼を抱いていた。それを聞いたUは真子の優しさを耳にし思わず涙していた。
「………もう、そういう所は馬鹿親なんだから………」
真子は苦笑いと共にそう言い放つ。その一方でミディア達はUが真子の事で過保護寄りな人間である事をどこか思い返す様子を見せていた。
「まあでも………確かに感覚がズレるのは分かるかな。お父さん、今回離れ離れになっている間に前よりもずっと強くなっていた事を感じているし………」
とはいえ、真子はミディア達の立場や感情をよく理解していた。離れ離れになっていた人間の雰囲気が全然違う中でいきなり仲良くなど出来る訳が無い。それを聞いたUも心のどこかでは頷いており………
「そうだな。ありがとう、真子」
Uは真子へ感謝の言葉を漏らすのだった。だがそれでもミディア達3人は現状に納得する訳では無く………
「(………Uとの関係、どうにかならないかしら………)」
特にミディアはUとの関係改善に思い悩むのだった………
Uとの関係の中で、真子だけは変わらず接していた。そしてそれは2人の信頼関係が大きく影響していた。果たして、U達との関係に思い悩むミディア達はUとの関係を取り戻す事は果たして出来るのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
関係修復に動くミディアは、Uに特訓を申し出る。Uはこれを了承するが、その際にミディアは殺す気でやって欲しいとUへ申し出るのだった………
次回「関係改善の一手、殺意込みの訓練」