ミディアとの特訓を経て、ミディアとの関係を思い出すU。そして2人は互いに軽口を叩き合いながらもかつての仲の良さを見せるのだった………
こうして城の中へと戻ったU達………だったのだが。
「ああああああああああああっーーーーー!?」
ミディアは今になってUから受けたとてつもないダメージに苦しめられ、悲鳴を上げていた。
「………お父さん、いったい何したの?」
真子は恐る恐る何が起きたのかを問いかける。
「………だってミディアが殺す気で恋って言うから………つい本気出しちゃった」
Uは口篭るようにそう呟く。
「出しちゃったじゃないでしょう!? ミディアちゃん死んでたら責任取れるの!?」
真子は酷く怒った様子でそう呟く。
「わ、悪かったって………一応ドラゴニックブレイカーによって生み出された鎧部分をぶん殴っただけだからまだマシなはずだよ………生身に攻撃ぶつけてたら良くて骨が折れるレベルになるし………」
Uは謝りつつも、自らもミディアを殺さないよう工夫はしていた事を明かす。
「全身苦痛与えてる時点で充分ダメだから!!」
だが真子は突然許す訳も無かった。まあ、下手をすればUの攻撃は人を殺しかねないので仕方無いが。
「本当にすまなかったって………!」
Uは目を回しながらそう呟く。だが少ししてミディアは苦痛が落ち着いてきたのか、思わず笑いを零し………
「いいの、真子さん………私も共犯だから………!」
ミディアはあくまで自身が共犯者である事を語った。
「ミディアちゃん………あまりお父さんを甘やかしちゃダメだよ、調子乗るから」
真子はミディアに対して釘を刺すようにそう呟く。
「お前は僕の母さんか」
Uは呆れ混じりにそう返す。
「お父さんが子供すぎるんだよ」
だが真子は冷静に煽った。それを聞いたUは思わず頬を膨らませる様子を見せたが………
「ウフフ………!!」
ミディアは思わず笑う様子を見せていた。
「な、何笑ってるんだよもう………」
Uは頬を紅くしながらそう呟く。
「いや………相変わらずUと真子さんの仲は良いものね」
ミディアはUと真子の仲の良さを感じ取り、とても嬉しそうだった。
「………そう感じてくれるのは嬉しいが………まずはダメージを治す所から始めるべきだ。死なれても困るしな」
Uはミディアに対して、療養の優先を促した。それを聞いたミディアも静かに頷き………
「分かってるわよ」
彼へ言葉を返すのだった………そのような仲睦まじい会話を3人でする中、部屋の扉から1人、密かに様子を見ている人物がいた。そして、その人物はミイルであり………
「………羨ましい………です」
どこか嫉妬するようにそう呟くのだった………
ミディアが大ダメージに苦しむ事態となる中、関係性は間違いなく改善した事を確信するU。だがここでまた1人、Uとの微妙な関係を改善したい少女が顔を覗かせるのだった………
To Be Continued………
次回予告
ミディアとの対話後、部屋の中から外の様子を見ていたU。そんな彼の元を訪ねたミイルは、Uとの関係を修復したい件を真正面から言い放つのだった………
次回「王女の悩み、自らの本音」