倒してもキリが無いブンガーに対して探知技{ムーンライトサーチ}を発動するU。そしてこれによりブンガーの不滅は分身体によるものである事が明らかとなり、ブンガーは開き直って分身体を呼び寄せるのだった………
分身体のブンガー達はUに向けて接近する。だがUはセイバーで纏めて薙ぎ払うと………
「何体来ようが同じ事だ。全て倒すだけ」
そう言ってまず一体の個体へ目を向けると、セイバーの刀身にエネルギーを纏わせ………
「{フルチャージセイバー}!」
光のエネルギーを纏わせた斬撃で1体を分断し爆散させる。その直後、Uの背後から別個体が襲ってきたが、Uはまるで意に介しておらず、そのままセイバーに赤いエネルギーを纏わせ………
「{オメガセイバー}!」
膨大なエネルギーによる攻撃を直撃させる。その際に分身体を倒した際に発生する爆発へ誘爆する形で大爆発を起こし、4体の個体を吹き飛ばす。だがUはまたしてもセイバーの刀身にエネルギーを纏わせると………
「{マスターセイバー}!」
直線的な軌道による力強い斬撃で先程吹き飛ばした4体の個体を全てぶった斬り爆散させた。
「こ、こんな事が………!?」
これにはブンガーも言葉を失っていた。実際30秒にも満たない時間で分身体を次々と破壊されているのにはブンガーにとっても想定外だった。
「(こ、こうなれば………!)」
Uの危険さを本能的に悟ったブンガーは、現在いる分身体の内、2体の標的をUではなく近くで魔族軍の兵士達と戦っていた真子へ切り替えた。魔族軍の兵士はもはや50にも満たない数だったが、その状態なら彼女も疲弊していると読んでの作戦であった。だが、真子はブンガーの分身体達へ視線を向けると共に緑色の目を発光させており………
「………変身」
そう言って大人の姿へ戻ると共に、以前のハルカとの戦いで変身した最強形態へ変身。真子は自身の氷の魔力で、両手に氷の棒を生成させると………
「私なら勝てるとでも思ったのかな。でも、前の戦いで手に入れた新しい力、名付けるなら………スノーシロミヤかな。その力を手に入れた私に対してこれじゃあ見立てが甘いよ………!」
そう言って氷の棒を分身体2体の身体へ突き刺し、そのまま内部から爆散させる。
「ば、馬鹿な………!?」
ブンガーが困惑する中、Uはブンガーの本体へ近付くと………
「お前の分身体の能力はまあ悪くは無いよ………いや、お前が僕達より弱いから意味は無いか」
そう言って、ブンガーを挑発する言葉をかける。それを聞いたブンガーは舌を鳴らし………
「な………舐めるなこの白髪があああ!!」
Uへの憎悪を顕にするのであった………
ブンガーは分身体を駆使するが、Uと真子の2人には手も足も出なかった。そして、Uからの決定的な挑発を受けたブンガーの怒りは更に深くなるのであった………
To Be Continued………
次回予告
ブンガーは残る分身体でUへ総攻撃をかける。だがUにとってブンガーは最早敵でもなく、残る個体へ必殺の一撃を冷静に叩き込むのであった………
次回「果てしなき怒り、冷静な攻撃の決着」