ライガは自らの父が同じ能力を持つ事から苦戦を強いられるが、自らの想いを曲げずに食らいつく。その想いによってドラゴニックブレイカーはライガへ力を与えるのだった………
ライガは目にも止まらない速さで動き出し、父を圧倒するスピードを見せながら体当たりを仕掛け吹き飛ばす。
「ぬあっ!? (ば、馬鹿な………!? ライガのスピードとパワーが上がっている!?)」
ライガの父はライガの能力が途端に上がっている事に動揺していた。ライガは火を起こす程の超スピードで父へ接近すると共に右手に持ったドラゴニックブレイカーで攻撃した。
「ぐああっ!?」
これにより、ライガの父は右肩を斬られ、蒼い血を吹き出しながら苦しんでいた。
「な、なんだその武器は………!? 何故お前のスピードとパワーが上がっている!?」
ライガの父はそれに加え、何故ライガが強くなったのか理解出来ない様子を見ていた。
「さあな………けど今の俺は親父に負ける程弱くはねえ………!!」
ライガはそう言うと共に素早い動きで走り出し、左拳による鋭いパンチをライガの父の右頬へ叩き込んだ。
「ぐああああ!!」
ライガの父は顔から血を吹き出しながら倒れた。ライガの父は何とか身体を起こすが、ライガはゆっくりと歩いてライガの父に向けてドラゴニックブレイカーを振り上げる。
「まだだ………まだ俺は倒れん………!!」
それでも抵抗するライガの父は両腕を広げると、反撃を狙うように獣の力を解放する。だがライガのスピードはそれをゆうに上回り、振り上げていたドラゴニックブレイカーへ炎のエネルギーを集束する。
「親父の能力は確かに俺なんかより優れているかもしれねぇ………けどな、俺だってこんな所で倒れられねぇんだよ!! 兄貴や皆の為なら俺は………生命だって賭けてやる!!」
ライガはそう言うと共にドラゴニックブレイカーを振り下ろした。
「{ドラゴニックワイルド}!!」
炎のエネルギーを纏わせた強烈な一撃はライガの父の身体を真っ二つに粉砕して見せた。
「ぐああああああ!!」
ライガの父はダメージによる悲鳴をあげる。ライガは自らの父を真っ二つに切断した直後、距離を取って自らの父を見下ろしていたが………
「ぐっ!? うああああああ!!」
少ししてドラゴニックブレイカーの負荷に耐えられなくなるように身体へ電流が走り、地面へ膝を着いた。
「はあっ、はあっ………」
ライガは息を切らす様子を見せる。そんな中、ライガの父はライガへ視線を向けると………
「強くなったな………」
突如としてライガの強さを賞賛するのだった………
ライガvsライガ父の対決はライガの勝利へと終わった。そして激闘の末にライガの強さを賞賛するライガの父。果たして、この言葉の意味とは………?
To Be Continued………
次回予告
ライガの父は自らの息子が強くなった事を賞賛し、彼の道を押し進める様子を見せる。その時にライガは父親の優しさを強く感じ取るのだった………
次回「息子の背中押し、父の優しさ」