ドラゴニックブレイカーの力を得たライガは、自らの父を圧倒する強さを見せ撃破に追い込む。ライガの父は倒されたにも関わらず、ライガの強さを賞賛するのだった………
ライガは自らの父が突如として実力を賞賛して来た事に驚く様子を見せる。
「………何を言ってるんだ親父………俺の事を当然褒めるなんて………気色悪いな」
ライガは自らの父の言葉に首を傾げた。ライガの父はフッと笑いを零すと………
「………俺は今までお前の事を甘ったれのガキだと思い続けていた。だがライガ、今日程お前が強く、折れない心の持ち主だと感じた事は無い………余程良い人間達に恵まれたんだな………」
そう言って、ライガの環境が恵まれていた事を予感していた。
「………そうだな、俺は恵まれた奴だ」
ライガは自らの恵まれ具合を感じていた。そしてライガの父は自らの身体が崩れ始めたタイミングで何とか動かせる左手をライガへ向けると………
「………いいかライガ。その人間達と共に生きるのであれば………お前の意志を貫け………さもなければ………死ぬぞ………」
そう言って、ライガに対してU達と生きる道を進む際の心得を言い放つ。それを聞いたライガは………
「ああ………分かってるさ」
そう言って、自らに求められている事を理解する様子を見せた。
「………頑張れよ、馬鹿息子………」
ライガの父はそれを聞いて安堵したのか、ライガへ最後の言葉を残した。その直後、ライガ父の身体は灰となって消滅した………
「そうだな………俺は頑張らないとだ」
ライガはそう言って、身体を起こそうとする。だがドラゴニックブレイカーによる負荷は無視出来ず、中々身体が起こせなかった。その様子を見かねたミディアは危険を顧みずにライガの傍へと走り出し、彼からドラゴニックブレイカーを奪取する。
「あっ!?」
ライガは身体から鎧が消えると共に、ミディアの行動に動揺する様子を見せた。そしてミディアの身体にはドラゴニックブレイカーに流れ込むエネルギーから鎧が構築され装着された。
「アンタはこれ以上これを使う体力は無いでしょう? まだ倒れたくないなら………これは私に貸しなさい。私も加われば頭数も増えるし………」
ミディアはどこか厳しい口調を見せつつも、ライガが戦いを続行する上での後押しをする。それを聞いたライガは………
「………へっ、素直じゃねえな」
そう言って、ミディアが素直じゃない事に笑いを零した。
「どっちがよ」
ミディアは毒突きながらも笑いを零しながらそう呟くのだった………
ライガは父の言葉を聞き、U達と生きる道に必要な覚悟を自覚する。その後ドラゴニックブレイカーの負担に苦しむライガだったが、ミディアが毒突きながらも戦闘を続行出来るように後押しする様子を見せるのだった………
To Be Continued………
次回予告
ライガの父を倒したのと同時に真子達が数を減らす事で魔族軍の勢いは落ち始めていた。Uはここで潜入の隙を狙い始めるのだった………
次回「勢いの低迷、潜入の隙」