魔族軍総大将と対話をする中で、ハルカと再度対面するU。Uは明確にハルカへの殺意を露わにするが、総大将の男はハルカの事を娘と認識する様子を見せたのだった………
Uがハルカの事を偽物と理解した上で殺そうとしている中、総大将の男は首を横に振ると………
「君がなんと言おうと彼女はハルカ、私の娘だ」
そう言って、目の前の人物が自分の娘であると譲らない様子を見せた。
「なんでそこまでその女を娘だと思いたがる?」
Uは総大将の男への疑問を強める。何故なら、Uからすれば目の前のハルカは生き返った訳でも無く、その姿や名を騙っているだけの何かでしかない為、有り得ない事象に見えていた。
「君の指摘は分かる。確かに私の娘は………人間に殺された。そしてそこにいる娘も偽者かもしれない………だがそれでも私のかけがえの無い娘の面影を持っているんだ、だから君が殺意を向けるなら私も君を敵と見做すぞ」
だが総大将の男はハルカが偽者では無いかと薄々理解しながらもそれでも彼女に感じた面影を捨てられなかった。
「そうだな………この光景になってしまってアンタがその女を娘として守ろうとするなら………僕もアンタを真正面から殺しに行くしか無くなる………元よりそのつもりだったけどさ」
Uは総大将の男の敵対発言を前に自身も敵対する意思を見せた。彼の様子を見た総大将の男は玉座を立つと………
「そうか………ならばここで死ぬがいい………!!」
そう言って、自身の両手から雷の魔法を放った。Uは素早い動きでこれをかわし、総大将の男の左肩へ鋭い斬撃を放つ。
「ぐっ!?」
これにより総大将の男は左肩から蒼い血が吹き出すが、驚異的な再生能力でこれを回復して見せた。
「高い回復力だな………流石魔族軍のトップと言うべきか」
Uはそう言って、総大将の男の回復力の高さに目を向ける。
「君は何者だ? ユウくんもかなり強い人間だったが………ここまでの強さを持っているのであれば私の耳にも届きそうなものだが………」
一方で総大将の男はUの異常な強さに驚いていた。Uはセイバーを構え直すと………
「さてな。アンタの組織体制の問題だろ」
吐き捨てるようにそう言い返し、セイバーへエネルギーを集束させ………
「{フルチャージセイバー}!!」
エネルギーの斬撃を総大将の男に向けて飛ばした。これにより、総大将の男の右腕を切断して見せた。
「ぐおおおっ!?」
総大将の男は切断のダメージに苦しむ様子を見せた。少しして総大将の男の右腕は再生される形で事なきを得たが………
「………アンタが敵になるなら容赦はしない。娘の面影を持つ人を守りたい気持ちは………分からなくもないけど」
Uは冷静な様子で容赦の無い強さを見せるのだった………
総大将の男はハルカを偽者と理解しつつも娘だと主張し、Uとは対話が拗れてしまい戦闘が始まってしまった。これにより始まった2人の対決は、Uが総大将の男へ圧倒的な強さを見せる展開として始まるのであった………
To Be Continued………
次回予告
Uの強さを前に驚異的な再生能力で耐える総大将の男だが、Uはまるで苦戦もせずに総大将の男へ攻撃を加え続ける。彼の異様な強さを前に、総大将の男は言葉を失うのだった………
次回「鬼神の強さ、封殺の実力」