ハルカを殺すべくムーンシロミヤへと変身するU。ハルカはUには自分を殺せないと言い放つが、それに対してUは世界そのものの破壊を始めるのだった………
Uが世界を徐々に破壊していくと共に、ハルカの身体は消滅の一途を辿っていた。ハルカが何とかこれに抗おうとするが、ハルカが右腕を動かしても世界には何も影響が起きなかった。
「………無駄だよ。今この世界の権威は僕の手の中だ………アンタにはどうする事も出来ないさ」
Uはそう言ってハルカには最早この世界をどうにかする力は無い事を言い放つ。それを聞いたハルカは絶望するようにUへ接近し殴りかかるが彼女のパンチはUの身体をすり抜けた。
「そんな………!? 私の世界が………何故こんな男に壊されてしまうのですか………!?」
ハルカは嘆くようにそう言い放つ。だがUはゆっくりとハルカの前へ立つと………
「この世界の未来を決めるのはこの世界の人間達だ。断じてアンタなんかじゃない。この世界は、アンタの玩具じゃない………!」
そう言って、この世界の未来を決める者はハルカであってはならない事を突き付ける。それを聞いたハルカは壊れるように笑い出し………
「………いいでしょう、貴方がこの世界をどのような形へ変え………それがディストピアとなるかユートピアとなるのか………見定めさせてもらうとしましょう………」
Uがこれから作ろうとする世界の行方について口にした。
「………けれど、これだけは言えますよ………貴方にはこの世界を変える力はあっても、この世界の人間達では世界は破滅を待つのみです………所詮私のいない世界など崩壊を待つばかりなのですから………フフッ、アハハハハハ………!!」
だがハルカは自らのいない世界は破滅を待つばかりと考えており、嘲笑う様子を見せた。Uは目を輝かせながらミディア達を見やると………
「どうかな………世界はアンタの思い通りにはならないよ」
そう言ってハルカの思い通りにはならない事を言い返す。だがハルカは嘲笑う様子を見せたまま消滅するのだった。Uはハルカの消滅と共に世界全体にヒビが入ったのを確認すると………
「さあ始めよう………世界の意志が関わらない………新しい世界を」
そう言って、自身の身体から放出する光を更に強めると共に大きく広がった。Uの光によって作られたヒビは少しして音を立てて破壊を始めていた。
「(………これから僕が作る世界は………)」
それと共にUはこの世界を破壊し創造する世界を頭で思い描き始めるのだった………
Uの力によってハルカの支配から脱却した世界。Uはそんな世界を作り替えるべく破壊を選択した。果たして、破壊した先にどのような世界が待っているのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
Uの力によって崩壊した世界は何も無い虚無の世界と化した。そしてUは新たな世界を創る為に力を解放する。果たして、彼が思い描く世界とはいかなるものであろうか………?
次回「世界の創造、新しい世界」