真子に苦戦を強いられるミディア達。Uはミディア達が手を組むように焚き付ける言葉をかける。それを聞いた2人は渋々手を組む選択を取るのであった………
翌日、ミディア達は真子を相手に再び挑む。真子は氷の力で攻撃をシャットアウトし続けていたが………
「なら狙い方を変えるわよ。アンタなんかと手を組むのは癪だけど………」
ミディアはそう言ってライガと力を合わせた攻略を実行する言葉をかける。
「………俺の台詞を奪うなって昨日も言っただろうが………!!」
ライガはそう言うと、チーターの要領で四足歩行による高速移動を行う。
「その動き方………もう何十回と見てきたよ………」
真子はそう言って高速移動を行うライガに向けて氷塊を飛ばす。最初こそライガが上手くかわしていたが、真子は少しずつ氷塊を飛ばすスピードを上げていき、次第に動きを捉え始める。
「(流石姉御………俺のスピードに順応してやがる………!)」
真子の強さに思わず感心するライガ。やがて真子の氷塊はライガの動きを計算していたかのように高速移動中のライガの足元へ向かい、彼の足をタイミング良く凍結させた。
「終わりだよ」
真子はそう言うと、続けて氷塊を飛ばそうとする。
「………悪いな姉御、俺は囮だ………気に食わねぇ話だがな………!」
だがライガは直後にそんな事を言い放った。するとそれを証明するかのように、突如として真子の右腕に向けて長い草による鞭が飛び出し、彼女の右腕を縛った。
「っ………!」
真子はこれまでに無い2人の連携に小さな声を漏らした。直後にライガが足元の氷を砕くと、素早い動きで真子に接近し………
「もらった!!」
そのまま右拳によるパンチを真子に向けて放とうとする。
「(成程………手を組む事で1人じゃ届かなかった私へ攻撃をぶつける隙を作り出したって事だね………)」
2人が手を組んだ事で自身に攻撃が届きそうになる真子。だが真子はフッと笑いを零すと………
「………少しは成長したかな………でも!」
2人の成長を褒めると共に、突如としてライガの目の前から姿を消した。
「なっ!?」
ライガは動揺の声を漏らす。そして次の瞬間、彼の背後に子供の姿となった真子が立っており………
「………あくまでまだ一歩前進だって事は忘れないでね」
そう言うと、膨大な氷の魔力を放出する。この氷の魔力による有効範囲は少し離れた位置にいたミディアすら巻き込み、広い範囲を凍結させたのだった………
ミディアとライガは手を組む事によって、真子に攻撃を当てる寸前にまで辿り着いた。結果として真子の反撃を受ける事となってしまったが、ミディアとライガは確実に成長の一歩を辿ったのであった………
To Be Continued………
次回予告
その後、真子はムキになって反撃してしまった事を謝罪するが、2人が試練を乗り越えた事を認める様子を見せる。これにより2人は手を組む事の優位性を学んだが、相変わらず2人の関係は悪いものであった………
次回「手を組む優位性、2人の確かな成長」