ソーダリアの前に姿を現したUは、ソーダリアとの会話において、彼が核を持ち込んでいる事実を知る。核の脅威を知るUと真子は現在の状況をより一層危険視するのであった………
ソーダリアが持ち込んだ核搭載型戦車ラグナロクタンクの危機を肌で強く感じるU。Uは冷静に前へと歩くと………
「………そいつを撃った事はあるのかよ」
ソーダリアに向けてラグナロクタンクの発射経験を問いかけた。
「さてな。だがこれを撃った奴はあまりの威力にビビり散らかしたらしい」
ソーダリアは答えをはぐらかすが、核の威力についてはある程度知っている様子だった。
「だろうな………僕ですらビビるくらいだ」
Uはそう言って、その答えに頷く様子を見せた。
「なんだ、敗北宣言でもしたいのか?」
Uの言葉に調子づいたソーダリアはそう呟いた。だが………
「馬鹿言え。止めるに決まってんだろ………お前みたいな馬鹿は僕が相手しなくても良さそうだしな」
Uは逆にソーダリアの事を放っておいても問題は無いと言わんばかりの様子でそう言い返した。
「なんだと!?」
それを聞いたソーダリアは分かりやすく激昂した。だがUは高速移動を行うと、核搭載型戦車ラグナロクタンクを持ちあげると、そのまま空中へ飛び始めた。
「なっ!?」
ソーダリア達は何が起きているか理解出来ない様子だった。そして、真子達もUの姿に驚いていたが………
「皆! 僕はコイツを何とか捨ててくる! それまででいい、持ち堪えてろよ!!」
Uはそう言ってラグナロクタンクを持ち上げたまま雲の上へと消えてしまった。その場にいる人物の大半が呆気に取られている中、真子は溜息を漏らすと………
「………こういう時だけ人に丸投げするんだから………馬鹿お父さん」
そうボヤいた後、近くにあった門を開け、ソーダリア達の前へと立ち………
「………そういう訳らしいから、私が遊んであげるよ。お父さん程強くなくて申し訳ないけど」
やや面倒な様子で人間軍の相手を引き受ける様子を見せる。
「こ、小娘如きが………や、やっちまえ!!」
人間軍は真子に煽られた事から彼女に向かって襲いかかる。だが次の瞬間、真子の身体から光が放たれると、真子は髪型をツインテールとした子供の姿に戻り、自身の周囲の地面から無数の氷塊を出現させ、兵士達を串刺しにする。
「な、なんだと!?」
近くにいる兵士達は動揺の声を漏らす。真子は冷静な様子で動揺する人間軍の兵士達に目を向けると………
「………ああ、1つ忘れてたよ。私はお父さん程強くは無い………けど、貴方達より弱いとは言ってないから」
そう言って、自身の強さについて改めてその現実を語るのだった………
核搭載型戦車ラグナロクタンクを止める為に動き出すUと、人間軍を止める事になった真子達。果たして、U達の咄嗟の策は成功するのであろうか………?
To Be Continued………
次回予告
真子達はソーダリア達人間軍との戦いで次々と人間達を殲滅していく。真子はソーダリアと対峙する事となり、ソーダリアは真子へ攻撃を仕掛けるが、真子には攻撃が届かないばかりか、真子から残酷な現実を叩き付けられるのだった………
次回「地上組の奮闘、真子からの残酷な現実」