ソーダリア達が持ち込んだ核搭載型戦車ラグナロクタンクを止める為に、ソーダリア達の事を真子達へ託すU。真子は呆れながらも人間軍の相手を引き受けるのであった………
ミディア達が真子の圧倒的な強さに改めて動揺する中、真子はその様子を見ていたミディア達に視線を向け………
「………見てるだけでもいいけど、手を貸してほしいかな。こういう戦いは久しぶりな上にあんまり好きじゃないんだけどね」
そう言って、ぶっきらぼうながら自身に力を貸すよう依頼する。
「………心得た」
それを聞いて真っ先に動いたのがフィーリだった。フィーリは自身の姿を見て襲いかかって来る人間の姿を目にすると………
「遅い」
そう言って素早い剣の太刀捌きで襲いかかってきた兵士を細切れにした。
「何っ!?」
兵士達は動揺の声を漏らす。直後にフィーリは刀に付着していた血を弾き飛ばすと………
「来い。貴様ら程度相手にもならんだろうがな」
そう言って、自身に敵を引き付ける言葉をかけた。これにより人間軍の兵士達はフィーリの方へ引き付けられ、フィーリはこの人間達を軽々と殲滅していった。
「すげぇ………」
ライガはフィーリの圧倒的な強さに驚きの声を漏らしていた。そして、この直後、真子の方にソーダリアが左腕を振り下ろして攻撃を仕掛けてきたが、真子は結晶形のバリアを自身の目の前へ生成し、攻撃を止めた。
「なっ!?」
ソーダリアは動揺の声を漏らす。だが真子はすぐさま距離を取ると………
『アイシクルマシンガン!!』
自身の右手からマシンガンの要領で氷塊を飛ばし続ける。ソーダリアは鋼鉄の剣と化した左腕で次々と氷塊を相殺していくが、直後、ソーダリアは足に激痛を感じた。ソーダリアが足元に視線を向けると、彼の足は凍結していた。
「足が………!?」
ソーダリアはいつの間にか自身の足が凍結させられていた事に動揺する。
「………足元がお留守だよ」
真子はそう呟くと、右手から更に氷塊を飛ばす。ソーダリアは左腕でこれを相殺しようとするものの、氷塊を捌ききれずに左腕を凍結させられてしまった。
「………私なら勝てるとでも思ってたのかな。だとしたらかなり浅はかだよ」
真子は呆れ混じりに現実を呟いた。それを聞いたソーダリアは………
「黙れ!! 反逆者の娘如きが!!」
そう言って真子に罵声を浴びせた。それを聞いた真子は溜息を漏らすと、直後に彼の心臓に向けて鋭い氷塊を音も立てずに飛ばした。
「があっ!?」
ソーダリアは一瞬何が起きたか分からない様子だったが、直後に自身の胸に氷塊が突き刺さっているのを目にし、戦慄する様子を見せた。
「………あんまり人を殺すのは褒められたものじゃないのは確かだけど………貴方は死んで。人に迷惑をかける事しか出来ないんだから………」
そして直後、真子はこれまで見せていなかった明確な殺意を顕にするのであった………
真子達が人間軍を引き付ける形で対峙する中、真子は実力面においてソーダリアに現実を見せ付ける。それでもくだらない罵声を浴びせるソーダリアに対し明確な殺意を見せる真子。果たして、真子はこのままソーダリアを殺害してしまうのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
ソーダリアが絶命の危機に瀕する中、彼の危機を読んでいたバーニンが介入し、ソーダリアを間一髪救う。だが真子はバーニンに対し、Uを侮辱したり、愚弄するのであれば容赦しない事を宣言するのであった………
次回「間一髪の蘇生、真子からの宣戦布告」