ユウの登場を前に、バーニンの指示で人間軍は撤退を選択。ユウは真子の存在に驚き、彼女に疑問を投げかけ続けていたが、そこへ核搭載戦車ラグナロクタンクを宇宙空間へ除去したUが真子達の元へ帰還するのであった………
Uが真子と会話をする中、ユウは白髪意外自身と瓜二つの男を前にし………
「貴様………何者だ………!?」
Uに対しその正体を問いかける。
「………U。僕はU………アンタと同じ呼び名だよ」
Uは自身の名を明かすと共に、自身と瓜二つの姿をした男に対してそう言葉を返した。
「………そうか。やはりお前は俺のドッペルゲンガーとも言うべき存在なのか………奴の言う通りの展開になったな………」
ユウは意味深な言葉を呟くと、手に持った剣を構え、突如としてUへ襲いかかってきた。Uは懐からセイバーを取り出すと何とかこれを受け止めるが………
「ぐっ!? 何の真似だ!?」
Uもいきなり襲われるとは思っていなかった為、思わずそう問いかけた。
「黙れ! 大事な家族が俺に無くてお前にある………この不条理を俺が容認出来ると思うか!?」
ユウは、Uが自分には無い大事な家族を今も持っている事に理不尽を感じており、怒りを覚えていた。
「不条理………ねぇ。アンタの内心は同情するさ。でもな、アンタに攻撃される覚えは微塵もねぇ!!」
だがUは冷静にそう言い返すと、鋭い斬撃で反撃を狙う。だがユウはスレスレでこれをかわすと、Uへ再び攻撃をしてきた。
「おっと………!」
Uはセイバーで間一髪受け止めたが、同時にユウから得体の知れない何かを感じていた。
「(なんだ………この世界の僕から感じる………ドス黒いオーラは………!?)」
ユウから感じ取れたドス黒いオーラを前に動揺の声を漏らしたUだったが、それでも引き下がる気は無かった。だが、この状況を前に真子は困惑しており………
「………止めて………止めてよ!! なんで2人が戦うの!?」
2人に対し、戦いの意味は無いと言わんばかりの様子を見せる。
「(………確かにこの戦いにはまるで意味は無い………けど………どうやってこれを避けるべきか………?)」
Uもこの戦いに何も意味が無い事は分かっていた。しかし、Uからこの戦いを止めるなどとは言える状態では無く、U本人もそれを察知している為、対応に頭を悩ませていた。その直後、ユウが鋭い斬撃を連続で放ち続け、凡そUでなければ止められない情け容赦の無い連続攻撃を仕掛けてきた。Uは何とかセイバーでこれを防ぎ続け、Uから距離を取ると………
「(………仕方無い。疲れるからやりたく無かったけど………本気でやるしかないか………?)」
ユウを相手に本気でやるしかないのかと意気消沈しながらそう考えるのだった………
自分に無いモノを持つUれ恨みを持つ様子を見せたユウと対峙する事となってしまったU。果たして、Uは自身と同じ見た目のユウと戦うしかないのだろうか………?
To Be Continued………
次回予告
ユウの容赦ない攻撃を前に、全力を出す決意を見せるU。だが、そんな対決の空気を変えたのは、この戦いに否定的だった真子であった………
次回「情けの無い戦い、真子の想い」