Uvsユウの対決は続き、押されるUは思わず本気を出そうとする。だが、勝負は真子の介入によって止まり、ユウはやむなく撤退を選択する。Uが真子の介入に患者を見せる中、真子は突如として涙を見せたのだった………
それから数分後、真子は漸く落ち着きを取り戻すと、Uと真子の2人は砦の方へ戻る道で会話をしていた。
「………突然泣き出してどうしたんだ? お前らしくないぞ………?」
Uは真子に対し、突如として彼女が泣き出した理由を問いかけた。
「………あんなお父さん同士が戦っているかのような光景、私には耐えられなかった………それにあの人の様子………多分お父さんや私があの人の立場にいたら………絶対にまともじゃいられないと思っているから………尚更お父さんと戦って欲しくなかったんだ………でも、出しゃばってごめんね………」
真子は、Uとユウが戦う光景が耐えられない様子だった。それを聞いたUは………
「………そうだな、父さんもそう思う。あのユウと僕が対決する事による意味は………多分無い。不毛なだけだ………でも、彼にとってはそうしてしまうだけの何かがあったのは事実だ………」
真子の言葉を肯定しつつも、ユウが攻撃を仕掛けてきた事について、彼の中で何か大きな闇が隠れており、今回襲いかかってきた事についてもそのように感じていた。
「でも………あの人の負の部分については………お父さんには関係が無いはず………無いのにどうしてあんな様子になっちゃったんだろう………?」
真子は、ユウの持つ負の部分について疑問を感じるようにそう呟いた。それを聞いたUは少し考える様子を見せたが………
「………分からん。けれど彼の中で只事ではない何かが起きている事実は確かだ………」
明確な答えは見つからず頭を悩ませた。ただ、ユウの状況がまともではない事には気付いており、真子に対してそのように呟いた。
「そう………だよね。初対面でお父さんに問答無用で襲いかかってくるのは………正気の沙汰じゃないよね………」
真子もそれには頷いていた。その根拠として、問答無用でUに襲いかかってきた事を挙げ、今のユウの行動は正気の沙汰では無いと評した。それを聞いたUは………
「だな………でもあまり責められる気もしないんだよな………下手すれば僕が同じ目に遭っていた可能性も有り得る訳だしな………」
ユウに対して思わず同情する言葉を呟いた。それを聞いた真子は………
「お父さんはそうならないはずだよ………私はそう簡単に死なないから………」
そう言って、Uはユウと同じ道へ進む事は無い事を宣言する。その根拠として、真子がUの前から消えたり死んだりしない事を呟きながら、Uを安堵させようと言わんばかりにそう呟いたのだった………
真子が戦いを止めた裏で、真子はユウの感情に疑問を覚えながらもUとユウの対決を悲しく感じていた真子。そしてUもまた、ユウトの対峙へ強い疑問を感じていたのだった………
To Be Continued………
次回予告
砦に戻ったUは、フィーリから今後自分達に手を貸してほしい事を依頼しつつ、ユウの事を引き続き調べるよう依頼する。ユウに対して思う所があるUは、フィーリの依頼を受ける様子を見せたのだった………
次回「新たな依頼、ユウを追う旅」