Uとユウが対峙する事を嫌がった為に戦いの中へ介入した真子。Uもユウが襲いかかってきた事態に首を傾げており、ユウの中で何かが起きているのではないかと予想するのであった………
その後、砦へ戻ったU達はフィーリと会話をしていた。
「………白髪のU。貴様には今後とも私に力を貸してほしい………それに、ユウの事も調べて欲しくてな」
フィーリは砦に戻って間もなく、自身に力を貸してほしい事と、ユウの事を調査するようUへ依頼した。
「いいのか? 僕はアンタの味方とは限らないんだぞ?」
Uはフィーリに対して、自身が味方では無いかもしれない事を煽った。
「あんな人間共よりは信用出来る。それに………ユウの事が気になっているんだろう? ………貴様も」
フィーリは人間軍よりは信用出来ると語り、それに加えてU自身がユウの内心を気にしている為に、それを配慮した結果である事を語った。
「………すまない」
Uはフィーリに対して謝罪の言葉を返す。
「謝るなよ白髪のU。私は私自身が気に入った人間には頼られて欲しいものでな」
しかし、フィーリは特に気にせず、寧ろ頼って欲しい事を語った。
「………分かった、今後ともアンタを頼らせてもらおう」
Uはフィーリに対し、今後は頼らせてもらう事を考えていた。
「交渉成立だな………」
フィーリはそう言って、U達との協力関係が結ばれた事を実感する。
「………ただし、これはあくまでアンタ個人との協力だ。僕は魔族軍の仲間になった訳じゃない」
一方でUは、あくまでフィーリとの協力関係に過ぎない事を語り、魔族軍に味方をする訳ではない事を語った。
「分かっているさ………あくまで私としてもフリーの人間に金で依頼しているようなものだからな………おっと、まずは今回のインポートベースを守ってくれた御礼をしなければだな」
フィーリはUの言葉を受け入れつつも、金貨が多く入った袋を手渡してきた。中には数十枚は下らない金貨が入っていたが、Uはその袋から1枚を取り出すと………
「………これでいい」
そう言って、報酬は金貨1枚でいいと語ってしまった。
「なっ………!? しかしそれではあまりにも………」
フィーリもこれでは釣り合わないと考えていたのだが、Uは残りの金貨が入った袋を返すと………
「別に金儲けの為にやってる訳じゃない。その金で兵士達のモチベーションでも上げてやれ」
Uはそう言って、自身に金を渡すくらいなら兵士の為に使うよう語った。それを聞いたフィーリは………
「………すまない、白髪のU」
Uの気遣いに感謝の言葉を漏らすのだった………
フィーリとの対話で彼女と個人的な協力関係を結んだU達。そして、この戦いを機として、U達の戦いはユウを追いかける方針へと動き始めたのであった………
To Be Continued………
次回予告
インポートベースでの戦いから数日後、U達はドラゴンマウンテンと呼ばれるエリアに来ていた。その地域は、伝説のドラゴンが眠っていると噂のエリアであった………
次回「竜の巣窟、古からの神話」