暴れ馬の剣こと、ドラゴニックブレイカーを引き抜いて間もなく、火山の噴火に巻き込まれるU達。しかし、ドラゴニックブレイカーの力により、見事その場をきりぬけたのだった………
それからしばらく経ち、U達はドラゴンマウンテンを下山。U達はとある森の中でドラゴニックブレイカーを地面へ置き、これを眺めていた。
「………こんなに強い力があったのね、この剣………」
ミディアは剣の力に驚きを隠せない様子だった。そんな中、Uはドラゴニックブレイカーを手にし………
「あのドラゴンマウンテンはこの剣を納める為のものだったのだろう………でも結局、この剣を扱える奴は誰もいなかった………だからずっとあそこで安置されてたんだろうな………」
Uはこの剣が危険なものであった理由について1つの説を考えていた。
「………とはいえ、危険な武器である事に変わり無いのは事実だ………取り敢えずコイツは僕が管理しておくよ」
Uはドラゴニックブレイカーの危険性については無視出来ない事から、一旦この剣は自身が管理する事を決めると、下山の過程で作成していた鞘にドラゴニックブレイカーの刀身を収めた。そしてそれを腰のベルトに装着した。
「(ドラゴニックブレイカー………お父さんの新たな力………)」
その様子を見ていた真子はUの手にした新たな力に憧れと同時に………嫉妬心を抱いていた。
「………どうした、真子?」
この時の様子を見たUは思わず真子へそう問いかける。
「なんでもないよ。相変わらずお父さんは変な力に惹かれるんだなぁって」
真子は誤魔化す様子と共に、皮肉の言葉を口にした。
「………なんだって?」
それを聞いたUはムッとした表情を浮かべる。
「冗談だよ………ムキにならないでって」
真子はすぐに冗談だと言って誤魔化したが………この時の真子のどこか悲しそうな素振りを見たUは………
「………分かったよ、冗談って事にしといてやる」
この場は冗談で済ませる事を語った。
「お父さんにしては優しいね………?」
真子は首を傾げながらそう呟く。
「僕はいつも優しいつもりなんだがな」
Uは真子に対し、そう言葉を返す。そんな言葉を掛け合った2人は思わず笑いをこぼした。
「………真子、何か困った事があればなんでも言ってくれ。父さんが力になる」
直後にUは真子に対し、何か困った際には力になる事を語る。それを聞いた真子は………
「………分かった、困ったら頼らせてもらおうかな………」
そう言って、困った時にはUを頼る事を呟くのだった………
Uの新たな力を前に心の中で嫉妬心を抱く真子。Uとの会話で緊張感は少しだけ緩んだが、真子の中で新たな力に対する渇望は………知らず知らずの内に生み出されていたのであった………
To Be Continued………
次回予告
数日後、U達は人間軍の拠点へとやってきた。しかし、拠点に到着して間もなく、そこでは事件が起きていた。それはユウによる襲撃によるものであった………
次回「人間の拠点、黒い男の復讐」