なんとか撤退したU達。その直後に真子が眠りに堕ちるように倒れてしまった。ミディア達はこの戦いの次元の違いに首を傾げつつも、Uは今後、ユウとの対決を避けたい願望を口にするのだった………
それから数日、U達は森の仲をさ迷うように歩き続けた。
「………お父さん、肩の調子は………?」
そんな中、真子はUの右肩の調子について問いかける。
「まだちょっと痛む程度だ、大した話じゃない」
Uは肩が痛む様子を見せつつも、そこまで気にしてはいない様子を見せた。
「大した事ないって………そういう時が1番大丈夫じゃない癖に………」
真子は呆れた様子でそう呟いた………そんな中、U達は大きな屋敷がある地帯へと出てきた。
「………あの様子。また人間側の地域か………やれやれ」
Uは面倒そうな様子でそうボヤいた。そんな中、ミディアは身体を震わせていた。
「………ミディアちゃん?」
これには真子を始めとして誰もが首を傾げる。だが次の瞬間、ミディアが震えていた理由が判明する。それは………
「こ、ここ………私の家………」
なんとその屋敷こそがミディアの実家であると判明した為だった。
「なっ!? じ、実家なのか………!?」
U達は驚く様子を見せていた。そんな中、U達は屋敷の入口から男性の姿が現れたのを目撃した。
「………やっぱり………お父様………」
そこにいたのはミディアの父親だった。その様子を見ていたUは………
「彼がミディアの父親か………」
思わずそう呟き、ミディアの父の姿を目撃する。ミディアは物悲しそうに様子を見ていたが………
「………会いたいか?」
Uはミディアの様子を目にし、思わずそう問いかけた。
「………分からない。それに今の私は反逆者扱いだろうし………」
ミディアはUの問いに対してそう言葉を返した。だがUはそれを聞き………
「………それは気にするなよ。最悪僕が脅してたとか適当に言っといてやる。別に帰りたいならそれでもいい………君がどの選択をしようと………僕は恨まない」
そう言ってミディアに対して救いの道を差し伸べようとしていた。
「何よそれ………私にとってあまりに都合が良すぎるじゃない………」
それを聞いたミディアは思わず泣きたくなるような様子でそう呟いた。それを聞いたUは………
「そうだな………都合のいい選択だ」
そう言って自嘲する様子を見せていた。だがその直後、突如として何かの気配を感じ取ると………
「………おっと。誰がが近くに来ているな………それもステルスで」
Uはそう呟いた。すると彼の背後から突如として人影が見え、ナイフをUに対して向けてきたが、Uはこれをノールックで受け止め、人影の右手を掴むと………
「性格が悪いぞ、そういう戦い方は………」
そう言って、背後に立つ人物に向けて皮肉めいた言葉をかけたのだった………
U達が訪れた屋敷はミディアの実家であった。父の姿を見たミディアは動揺する様子を見せていたがらそんな彼等の元へ奇襲をかける人物が現れた。果たして、この人物は何者だろうか………?
To Be Continued………
次回予告
Uに奇襲をかけてきた人物もまた、ミディアに関連した人物であった。ミディアの姿を目にしたその人物は、ミディアに対して実家へ戻るよう説得をしてきたのだった………
次回「奇襲男の正体、ミディアへの説得」