迷うミディアに向けて彼女に残された道を問うU。それを聞いたミディアは覚悟を決め、Uと共に戦う道を選ぶ。それに応えるようにドラゴニックブレイカーはミディアに大きな強化を与えるのだった………
ミディアの進化に驚きを隠せないメスフィア。
「虚仮威しが………笑わせるな!!」
武器を失ってもミディアに向けて接近しパンチを放とうとする。だがミディアは冷静な様子でドラゴニックブレイカーを振り上げると、無駄の無い動きによる斬撃を放つ。
「ぐあっ!?」
これにより、メスフィアの攻撃を止めるばかりか返り討ちにして見せた。
「凄い………身体が軽く感じる………!!」
ミディアは新たな力を前に感激の声を漏らす。
「調子に乗るな小娘が………!!」
これに対してメスフィアは動揺しつつも反撃に転じる。だがミディアは自身の力で近くに咲いている花を操る。すると花は強く燃え出すと共に風を起こし、巨大な熱風を生み出した。
「ぐああああ!!」
これによりメスフィアは大ダメージを受けた。
「くそっ………こんな小娘如きに………!!」
メスフィアは屈辱を感じる様子を見せていた。だが次の瞬間、メスフィアは距離を取ろうと後ろへ跳躍する。
「させるか!」
だがUはそれに対して、先程メスフィアから奪取した槍を飛ばす。この槍がメスフィアの右足に直撃した。
「ぐああああああっ!!」
これを受けたメスフィアは勢いを失う形で地面に倒れた。
「U………!」
Uの援護攻撃にミディアは驚く様子を見せていたが………
「さっさと決めろ。ここを守りたいならな」
Uはそう言ってトドメを促す様子を見せた。
「分かってるわよ………!」
ミディアはそう言い返すとドラゴニックブレイカーのトリガーを引く。するとドラゴニックブレイカーの刀身に対し赤く燃える花弁が纏われる。ミディアは大きく身構えると………
「食らいなさい………{ドラゴニックフラワーリング}!!」
そう言ってドラゴニックブレイカーによる必殺技を放つ。これにより、炎を纏った花弁の渦がメスフィアの身体に直撃する。
「ぐあああああっ!! 馬鹿な………この俺が………!!」
これによってメスフィアを跡形もなく燃やし尽くす事となった。
「………はあっ、はあっ………」
だがその代償もあった。ミディアの身体は大きく消耗し、地面に膝を着いた。その際にドラゴニックブレイカーを手放した為、ミディアの身体に纏われた鎧は消滅した。ミディアが息を上げ疲労に苦しむその直後、Uは彼女の頭を撫でると………
「………よく頑張ったな、ミディア」
そう言ってミディアの活躍を褒める言葉をかけた。だがミディアは笑いを零すと………
「………まだまだよ、貴方と比べたら………」
そう言って、自身の強さに謙遜する様子を見せたのだった………
Uの援護もあり、魔族軍の強敵メスフィアを撃破する事が出来たミディア。彼女にとってこの戦いは、ミディアが一皮剥けるに当たって大きな戦いとなったのであった………
To Be Continued………
次回予告
真子達も直後に雑魚狩りを終えた事で何とか状況を乗り越えるU達。そんな中、密かに様子を見ていたスドラガは、娘の大きな成長に感心する様子を見せたのであった………
次回「防戦の死守、娘の成長」