ドラゴニックブレイカーの力で覚醒したミディアは、メスフィアを圧倒する力を見せる。そしてUのフォローもあり、必殺の一撃と共にメスフィアを撃破に追いやるのであった………
ミディアがメスフィアを倒したその直後、彼に従っていた魔族軍の兵士達は動揺する様子を見せる。その隙に真子は両手に魔力を集束させると………
「ライガくん下がって!! {ブリザードレイン}!!」
ライガに撤退指示をすると共に絶対零度の氷塊を魔族軍の兵士達に向けて放つ。
「合点!!」
ライガはチーターの力による四足歩行による高速移動で有効範囲外に逃げた事でライガは巻き込まれずに、魔族軍の兵士達に攻撃を叩き込み全滅へと追いやった。
「流石姉御………えげつねぇ強さしてやがる………」
ライガもこれには真子のとてつもない強さに関心を見せたのだった………
そして、屋敷の中から様子を見ていたミディアの父スドラガは、ステルに視線を向けると………
「ミディア………少し見ない内に大きく成長したものだね」
そう言って、娘の成長に多大な感心を見せていた。
「そうですね………認めたくはないですが、あの白髪の男に感化されミディア様は大きなパワーアップを遂げた………」
ステルも認めるのは不本意そうであったが、ミディアの成長にUが関係しているのは間違いない事を予感していた。
「そうだな………それに、ユウくんとは違う事もよく分かった気がする。彼は確かに人間にとっては得体の知れない指名手配犯かもしれないが………私はそうは思わないね………ソーダリアくんの早とちりなんじゃないだろうか」
続けてスドラガは、Uが指名手配されている件について、ソーダリアの早とちりではないかと予感する。
「………聞かれたらタダじゃすみませんよ、幾ら貴方様でも………」
ステルはそれがソーダリア達に聞かれれば大変な事になると指摘する。だがスドラガはフッと笑いを零すと………
「そうだね。けれど君個人はどうなんだ、ステル?」
そう言って、ステル本人の見解を伺った。
「………白髪の彼の事は気に食わないですが………指名手配する程の男では無いでしょう。現に彼等が私達を救ってくれた………」
ステル本人はUを気に食わない事には違いないが、彼等が自分達を救ってくれた事からも、U達を指名手配している現状に疑問を覚えていた。
「君もそう思うか………分かった、覚悟を決めよう」
ステルの言葉を聞いたスドラガは決意を固める様子を見せる。
「覚悟………どのようなものでしょう………?」
ステルはその詳細について問いかける。
「私は彼を信用する。彼個人は人間側でも魔族側でも無いが………信用に足る人物だ」
それは、Uを信用する道に舵を取るものであった………
U達の活躍で屋敷の防衛に成功し、ミディアの成長もあってスドラガはUを信用する考えを見せていた。この防衛戦はUの状況に、大きな前進を与える結果となるのだった………
To Be Continued………
次回予告
戦闘後、屋敷へと戻ったU達はスドラガから協力関係を持ちかけられる。既に魔族側と個人的な協力関係を結んでいる相手がいる事を提示するUだったが、スドラガ本人はそれでもUと協力する道を望むのであった………
次回「Uへの信用、第二の協力関係」