幻想異次元冒険記   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
ユウは自身の目的として、人間を滅ぼす事を集落の長に宣言するが、彼はそんなユウとは相容れない事を語る。それを聞いたユウは感情任せに暴れ始め、Uは三度ユウと激突する事となったのであった………


第77話 止まらない負の闇、Uの奥の手

暴走するように感情任せに剣による攻撃を行うユウ。それに対してUはドラゴニックブレイカーを使って攻撃を捌いていたが、U本人は驚く程に冷静だった。

 

「お前が………お前なんかが俺を理解するなあぁぁ!!」

 

ユウはUへの怒りを強め、身体から膨大な闇を放出する。だがUは2度も同じ手を食う事などなく、身体から光を放出する形で相殺に成功する。

 

「何っ………!?」

 

これにはユウも動揺の声を漏らす。

 

「………ならばこれでどうだ!!」

 

ユウは続けて闇のエネルギーを放出し、直後にそれを闇の斬撃へと変化させてUへ襲いかからせた。だがUはドラゴニックブレイカーでこれを軽々と弾くと………

 

「………少しばかり手荒になるが………お仕置きが必要らしい」

 

Uはそう言うと、ドラゴニックブレイカーを腰の鞘に納刀する。

 

「お仕置きだと………? 剣をしまう奴が何を言っている………!?」

 

ユウはUの言葉と行動が一致していない事から疑問を浮かべると共に、再び闇の斬撃を飛ばす。

 

「U………!!」

 

これにはミディアも動揺の声を漏らした。だが次の瞬間、Uの目の前に白い触手が出現し、闇の斬撃を受け止め消滅させた。

 

「しょ、触手………だと………!?」

 

これにはユウも驚いていた。そしてその出処がUの背である事にも………

 

「あ、兄貴の背中から触手が生えた………!?」

 

続いてライガも動揺の声を漏らした。そして、Uのその姿に唯一事情を理解している真子は………

 

「お父さん………まさか本気でやるつもりなの………!?」

 

そう言って、Uが本気である事を言及する。Uは懐から愛用武器ZEROセイバーの持ち手を取り出すと共に、身体から膨大な光を放出する。Uは一度目を閉じるが、その次に彼が目を開いた時、彼の青い目は光り輝いていた。

 

「………変身」

 

Uはそう呟くと、身体からのエネルギーを解放する。これによりUの身体に鎧が生成され装着されると共に、Uの背中から無数の触手が生成。Uは白く神々しい戦士の姿へと変身した。

 

「な、何が起きた………!?」

 

ユウが動揺の声を漏らす中、真子はUの変化した姿を目にすると………

 

「あれは………お父さんの全力………最強形態の姿………ムーンシロミヤ………!!」

 

Uが最強形態、ムーンシロミヤへと変身を遂げた事を口にするのだった………

 

 

 

感情任せに攻撃を続けるユウに対してUの切り札が解禁される事となった。Uが変身した最強形態ムーンシロミヤ。果たして、この形態はユウを止める為の力を大きく有しているのであろうか………?

To Be Continued………




次回予告
ムーンシロミヤへ変身したUは、ユウすら置き去りにする強さを見せた。そしてUはユウに向けて、憎しみに囚われた人間殲滅に価値など無い事を突きつけるのだった………
次回「最強光戦士、無価値な憎しみ」
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