エルフとトロール 〜三流魔法使いのトロール、メスガキエルフの下僕になる〜 作:ルブク
この章は少し長め、かつ登場キャラも多めに。
二人の少女を中心に、ハートフルな感じを目指していますのでどうぞよしなに。
人物紹介(第三章)
主人公
リュミエ&ヴィンセント
交易都市を拠点に、様々な依頼を請ける何でも屋。諸事情により多額の負債を抱えたヴィンセントが、ほぼ強制的にリュミエに雇われる形で返済する日々。
しかしながら日々の稼ぎは雀の涙。まともに返済しきるには数十年はかかろうところ、結構な報酬ということで 馴染みの商会経由でグレイスから依頼を請ける。
孤児達の行方を調べるという依頼にきな臭さを感じつつ、薬問屋の商人に偽装しマガザン領へ赴く。
キャラクター①
パルム
両親を病で失い、浮浪児となった少女。露店から盗みを行うなどしてどうにか命を繋ぐ毎日。両親が健在だった頃はそこそこ裕福な暮らしをしていたらしい。昔は艷やかだっただろう長い髪が見る影もなし。
露店で野菜を盗んだところ、ラウダに見咎められ逃走を図る。しかし追い詰められ、無理矢理にマガザン公の屋敷へ連れて行かれることになる。
キャラクター②
ココ
孤児院で暮らす少女。幼い頃に預けられて以降、グレイスを実の母親のように慕っている。草花が好きで孤児院の花壇の手入れをするのが日課。深みのある赤毛が特徴で、身なりは質素だが綺麗な髪を持つ。
グレイスの助けになりたいと常々願っているが、自身に何の取り柄もないことに心苦しく思っている。
キャラクター③
マガザン公
マガザン領の領主であるリザードマン。千年戦争の折、人類側の領地に侵攻し、激戦の末に現地の領主および兵を撃破。自らの領地とした。
かなりの肥満体で長距離の移動にはもっぱら馬車を利用する。最近、領内の孤児を見つけては捕まえて自身の屋敷へと連れ帰っているらしい。
キャラクター④
ラウダ
マガザン公の忠実な腹心。
黒い鱗に青い瞳を持つリザードマン。剣の腕が立ち、先の戦争では大いに活躍した。性格は冷静沈着でありマガザン公に忠誠を誓っている。
有数の実力者であり、マガザン公の跡を継ぐのではないかともっぱらの噂。命により領内の孤児ならびに浮浪児を探し、見つけ次第捕まえている。
キャラクター⑤
グレイス
孤児院を営む若いシスター。
優しげな風貌や柔らかな物腰で孤児達からとても慕われている。正義感や義務感が強く、不幸な孤児が増えることを気に病むほどの聖女。しかしながら少しくたびれた様子もあり、薄幸の雰囲気。
マガザン公の所業を人づてに聞き、孤児達がどこに連れ去られているのか知るために商会へ人捜しの依頼を出す。