静寂の遺志を持つ白兎   作:うま

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発足(ヘスティア・ファミリア)

あの後、自己紹介を互いにした後に僕は神ヘスティアの神柄を大丈夫だと判断して晴れて【ヘスティア・ファミリア】の一員というより最初の団員となりました。

 

「ベル君、ここが僕達の本拠(ホーム)だ!!」

 

そう言ってヘスティア様に案内されたのは完全に廃れてしまっている教会だった。

 

この廃教会を目にした瞬間、得も言えぬ懐かしさを感じた。そして、ここは大事にしなくてはいけないと思うのだった。

 

「ヘスティア様、当面の目標は本拠(ホーム)の購入としますね」

 

「えっ、あっ、うん⋯分かったよ」

 

僕の言葉にヘスティア様はそう返答するのだった。

 

本拠(ホーム)となる廃教会の隠し部屋にて【アルテミス・ファミリア】から【ヘスティア・ファミリア】へと変更するために神血(イコル)による恩恵(ファルナ)改宗(コンバージョン)を行う。

 

「わぁ、ベルくんの身体結構引き締まっているね!!」

 

「えぇ、アルテミス様の派閥(ところ)は狩猟や各地のモンスター被害などを無くすために動いていたので自然と鍛えられました」

 

「そうなんだね、アルテミスも神としてしっかり頑張っているんだなぁ⋯。ボクも負けてられないぞ!!」

 

「その調子です、ヘスティア様」

 

そんな会話の後に【ステイタス】の更新もとい改宗(コンバージョン)を行うと⋯。

 

ベル・クラネル

 

Lv.4

 

力S999

 

耐久C601

 

器用S999

 

敏捷SSS2180

 

魔力SSS2795

 

魔導D 耐異常H 精癒E 魔防H 覇光G 狩人H

 

《魔法》

【サタナス・ヴェーリオン】

静寂の園(シレンティウム・エデン)

【ジェノス・アンジェラス】

【ディアナ・ランビリズマ】

・回復魔法

・精神回復

・体力回復

・呪詛浄化

・詠唱式「月の輝煌(ひかり)は己を照らし心を癒し、悪しき呪詛(おもい)を消し去る」

 

《スキル》

義母繋絆(ファミリア)

・飛躍する

・発展アビリティ常時超強化

義母(たいせつ)が続く限り効果持続

義母(たいせつ)の丈により効果向上

守護対象(たいせつ)が増えるごとに効果増幅

 

相承静寂(アルフィア)

・魔法継承

・魔法別枠

・発展アビリティ魔導、耐異常、精癒、魔防、覇光の発現

・補正効果はLv.と『魔力』のアビリティに依存

 

才禍暴威(ギフ・ヴィーエ・エクソシア)

・常時限界解除《オールリミットオフ》

 

死音災禍(カタストロフ)

・攻撃力常時超高補正

・攻撃力常時超高強化

 

蒼月光護(ディアーナ・サンクチュアリ)

・処女神の加護

・狩猟神の加護=発展アビリティ「狩人」の発現

・魅了無効

・補正効果はLv.に依存

 

英雄願望(アルゴノゥト)

能動的行動(アクティブアクション)に対するチャージ実行権

・補正効果はLv.に依存

 

福音輪唱(ハーモニー)

・魔法射程距離拡張

・魔法威力増幅

 

交響音楽(フルオーケストラ)

・全方位魔法射程発動

・全方位魔法射程拡張

 

 

 

「なんなんだい、これは⋯!?」

 

僕の【ステイタス】の更新をしたヘスティア様が驚愕の声を上げる。

 

「あぁ、無事に改宗(コンバージョン)出来たんですね」

 

「うん、出来たけど⋯ベル君の【ステイタス】ははっきり言って異常だ」

 

「はい、アルテミス様にも言われました。だから、絶対に口外するなとも厳命されています」

 

「うん、ボクもそれを言いたかったけどアルテミスが言わないわけがないよね」

 

そうして、僕の改宗(コンバージョン)が終わると本拠(ホーム)に来る前に神ヘファイストスに言われていた事をやっておく。

 

派閥登録と冒険者登録を済ませること、それを済ませるために管理機関(ギルド)にへとやって来た。

 

「すみません、冒険者登録をしたんですけど」

 

「かしこまりました、それではこの用紙にお名前と年齢と所属派閥をご記入下さい」

 

眼鏡を掛けた半妖精(ハーフエルフ)の職員の人にそう言われて、僕は詰まることなく書いていった。

 

「これで大丈夫でしょうか?」

 

「えっと⋯元【アルテミス・ファミリア】で現在(いま)は【ヘスティア・ファミリア】。【ステイタス】は⋯Lv.4!?」

 

なんでか女性職員の人が驚いていたけど、まぁオラリオの外の派閥でLv.4というと珍しいからなのだと思った。

 

「それで登録お願いできますか?」

 

「はっ、はい、すぐ!!」

 

そう言って女性職員さんが登録を済ませてくれた。

 

「クラネル氏、ダンジョンは初めてなのでしょうか?」

 

「えぇ、初めてですね」

 

「でしたら、新人冒険者の講習がありますが受けられますか?」

 

「それではお願いします」

 

その言葉に僕は知識として蓄えておくのは大切だと思い講習を受け、一時間で履修を終えるのだった。

 

そして、遂にやって来たダンジョンで僕は力を振るう。

 

 

 

 

 

 

「ふぅ⋯、ベル君凄い吸収力だったなぁ⋯」

 

私、エイナ・チュールは自分が担当を受け持つことになったLv.4の新人冒険者の事を考える。

 

「あれ、エイナもう講習終わったの!?」

 

そう言ってくるのは同僚のミィシャ・フロット。

 

「うん、その講習を受けた冒険者がすっごい速さで講習内容覚えていくから下層までの授業しちゃったよ」

 

「えぇっ!?それって、ヤバくない?だって、その人Lv.1なんでしょ、死んじゃうよ!!」

 

私がそう言うと、ミィシャがそう言ってくる。

 

本来であれば私だって上層から下層までの講習なんてしないけど⋯。

 

「ううん、その人オラリオの外の派閥でLv.4にまでなってたし。初回だからそんなに深くは潜らないと思うよ」

 

「Lv.4って第二級冒険者じゃん、オラリオの外だと最高戦力なのになんでオラリオに来たんだろ?」

 

「それは解らないよ、個人の事情を聞くわけにもいかないし」

 

「だよねー、エイナ手が空いてるならこの仕事手伝って!!」

 

「自分でやりなさい!!」

 

私はそんなミィシャの頼みを断るのだった。

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