バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
刀と刀がぶつかる音に、銃撃と打撃音と槍の風を切る音が混ざる
なんと言うかまぁ………
「うーんちょっと我ながら居心地悪いですね………」
ザックザックと、突然の最初の見た目から想像がつかなくなった彼らに対応が遅れた黒雲会を同じく黒雲会らしい服装をしたホンルが切り裂きながら
のほほんとした様子だろうが、人格をかぶせられた面々を見てさすがに居心地の悪さを感じるらしい
うーん出血しない方が強いとは言え、ピークォドの船長とLCCBやらセブンやら剣契やらそれぞれ2人以上いる中で1人だけ黒雲会単独でいるのだから当然だろうか………
「オイッぼさっとするなよ!」
「あー人数が多いっ」
今回はシ協会に人格は俺は、選ばれたらしい同じくヒースクリフがシ協会を被らされていたらしくホンルを見てそんな事を考えていた俺に向かって峰で頭を打たれた
体が頑丈じゃなければ、これだけでコケていたと思うという文句を押し込めながら次から次へと来る黒曇会の雑兵を相手にする
どう考えても、抗争中に割く人員数じゃないのは確かかそれとも人がやたらと此処には多すぎるだけか
流れ的には、こちらが負ける道理はない皆次々とマッチに勝って殺す………うん殺すって敵をHP0にするって事だよなそう言えば精神点上昇条件満たしてたか?イシュメ
G社の戦闘員の姿を纏った割と使う様子的には懐かしい気もするグレゴールの確かに殺ったと言うような周囲へ敵性の無効化完了の合図のような声が送られると同時に黒曇会の悲鳴が響く
「ヤベッ」
その瞬間イシュメールの姿が、沈み溶けているいやこの場所を水として泳げるように変質している
T社の巣に向かっていく色褪せた空間のなかで、蛍光灯と言えるの明かりが確かにそこにあった
もうすでに、彼女を埋め尽くしている幻想体のEGOはここを大湖だと言っている
「海 海へ 船を棄てて皆 海へ降りてゆく 輝いていた深いあの場所へとっ!」
呑み込み進む、息が苦しくなるそれは制御されたものではなく敵味方ともども沈めていく………
浮かび上がる黒曇会は、姿を消したいや人だと判別できなくなったが正しいか今回は俺は原型を保てたが囚人の何人かそうなってるし
カチカチと音がなる
「あっあの者は巻き込まれておらぬのだなっ!!!???」
「いっでっ、俺の足を踏むなドンキホーテがっ!!!」
管理人の苦痛と共に、巻き戻り原型を保てていない筆頭のドンキホーテがイシュメールの暴走に巻き込まれていないかと駆け出しヒースクリフの足を思いっきり踏んだらしい
ここに於いては僅かに生き残った黒曇会へのムルソーの尋問によるうめき声とともに、先ほどの戦闘よりもむしろ声としての賑やかさはましているかもと思ってしまう
「そのだなっ!あぁ脈を………」
「お〜額で脈を測るだなんて、そんな方法もあるんですね?」
「うむ!生きておる!」
「はぁだからこいつが情報を持っているっつったか?」
真っ先に駆け寄ったドンキホーテが、熱を測るような姿勢で脈があるかどうかを確かめる………正確に言うと息をしているかの確認に近いように見えるがまぁほぼ意味合いとしては同じだろう
俺は強く今度は意識を確認するためか体を揺らし始めたドンキホーテを離しいるうちに
黒曇会じゃなくて剣契やら、なんやらの話の内容が過ぎていく
「取り敢えず強く揺らすのは、やめだな自然と安静姿勢にはなってるし」
〈取り敢えずバスに連れて行こう、治療しようにもロクな道具もないし〉
「針と糸ならあるんだがなぁ………」
最終的に、剣契はこの子しかいないと瀕死状態の彼女を管理人からの言葉でムルソーが背負ってれていく様子に止血に使えるとして針と糸なら………と俺は取り出したが
「裁縫セットのじゃないですか」
イシュメールに、一蹴された都市にも衛生概念や素人判断による治療の危険さという常識はしっかりあるらしい
バスに戻り、そう言えばお昼食べてなかったなと思った何かの出来事の先を一応は把握しているとはいえ厳密にいつ起きるのかは知りようがない日じゃなくて示されたとしても月だから(ダンテノートとかもしっかり見ればそれすらも絞り込めるんだろうが)
応急処置上がりで、食えるのか問題はあるがまぁすぐに歩いてるしまぁその辺は都市の医療技術自体が優秀とするとしようそう思って
普段通りの時間ならば、いつものように食事に入っていた為炊けていた米を出してさっと韓国海苔とか沢庵とかその他諸々混ぜるだけとチュモッパおにぎりでも作ってラップにくるむ
そうやって持ってきた時には、丁度余計な物(人物ではあるが)をと管理人がヴェルギリウスにお叱りを受けている最中またはそろそろイサンが彼女の治療の終える頃だった
適当に、作ったものをハイハイと渡しつつヴェルギリウスにも渡した
当然こんな時にも作ったのか???と大変ありがたいお小言もいただいたまぁ遅れたとしたもどっちにしろ役割的に何か言われるのだからどっちを取るかでしかないのであるが
「すべての処置は終わりき」
剣契の彼女がよろよろとだが、イサンの肩車に連れられて(見た目的には筋力等々が足りないのか明らかに引き摺られてという方が言葉的にあって入るがイサンのプライド的なものや何かに免じて連れられてにしておこう)来るのが見える
イサンはそうしてゆっくりと、彼女を空いてる座席へと置いた
まぁその対応も、特にする必要はなかったらしい彼女はすぐさまううん………と小さな声を出しながら首を確かに上げ始める
「結構すぐに、意識取り戻すもんなんだな流石イサン」
「人のおこたり力の高かりしさほどならむ」
周囲の様子を確認する為辺りを見るような姿をする彼女は、俺たちの姿も目に入らずここは何処だと真っ先に口にして良秀は
「バ・な」
と口にした………まだわかりやすい方であるがこういう喋り方すると分からない内はそれでも全く理解が追いつかないと俺は思ってしまう
「ここはバスの中です〜自己紹介を〜」
ホンルは良秀の翻訳かそれともそもまま言いたいことを言ったのか、知らないが………最初に印象に残るだろう目にした二人の獲物が不味かったらしい
「大太刀………っ」
良秀はともかくホンルは薙刀なのであるが………薙刀から脇差拵とかもあるし、そこまで目の前の彼女は知識がないのだろうかそれともある種の錯乱であろうか病み上がりですら無いのにすぐさま自身の得物を取って構えを向けた
「お前たち黒曇会かっ!」
「………管理人、さっき相手した黒曇会の首の一つ斬って黒曇会の仲間じゃないって見せた方が良かったかもな………」
〈ガリバー………今後こういう事があってもそういう事はしないで頼むから〉
面倒な事になったと、管理人の方に向いてる俺はさっき相手にした奴の首の一つでも持ってくればよかったそこまですぐに頭が回らなかったと軽く謝る素振りをするとガリバー………となかなか言い出しにくそうな様子で今後もしないでくれとお願いされた
賛同がはいると思ったんだが意外である
話しているうちに、良秀の刀を抜こうとする音と共に殺すかと珍しく略称ではない言葉が聞こえた
〈良秀………!〉
すぐさま管理人がまぁ、なんとか収めたやっぱり黒曇会の首の一つでも持ってくればよかったと思うがこうなる流れでもあるため必要自体は特にない
俺がそう思ったそれだけのことである
良秀と管理人が、うだうだと会話している最中にやっと彼女の頭の中がこの状況に対してまとまってきたようで
「よっよく見ると違うな………服装も全く違う様式で統一されていて特に………
そなたは誰だ?うるさい時計をつけているがカチカチとしか言えないのか?」
「此は我等の管理人なり、君には此の声は聞こえし」
義体としても最も目立つだろう時計の頭に目が行ったようだ同じ目立つ義体関連としても頭からビームは出せないが
「ふむ………聞き慣れた匂いがついている話し方だな」
管理人の頭を説明する為に、イサンが言葉を出す………あの独特な話し方はS社訛りとでも言えばいいらしいいやK社に行ったドンランは兎も角他のドンベクとかも訛りはなかったがまぁそういうものなのだろう
「ひとまず落ち着いたみたいだな、毒入ってるか気になるならあとで見えない所で捨ててくれ」
「かっかたじけない………」
ぽいっと渡していたおにぎりを一つの女性放り投げるうまく受け取れたようであるみたいだった
まぁイサンを間に介して話されたことは簡単に言えば剣契も九人会とほぼ同じ成り立ちをしているといったところであろうか違うのは剣の道という武力と研究者という知である所そして
T社の更に巣という安住の地は得られていた九人会と、黒曇会に追われ懸賞金すら掛けられていた剣契といった所だろう
どちらが簡単な立場的に恵まれていたか………それだけで言えばはっきりしている
K社雇われのジークフリートの様に黒曇会に追い詰められる程度の武力は、翼としても巣の中に意気揚々と入れるほどの程度でもないのは当然とも言えるがそれに複数でやったとしてもヴェルギリウスの事務所その他みたいにその他の所属員は知らんと処分されることもまあまあしばしばと考えれば剣契全員がとは難しいものだろうと軽く考えても思う
あれこれ纏めている間、彼女正式に名乗られたのでエンドゥに変えておこう
頭領のキムサッガが取り残されていることに気がついたらしいまた錯乱を起こして気をうしなった
また戦うことになるが
「まぁ頭は必要ないだろう」
そう俺はひと言呟いてまた前に溜まっている黒曇会を掃討するために停止したバスを降りていく………様子は記憶するまでもないことだろう
8期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
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南部センク協会
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黒雲会
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LCCB
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剣契
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西部ツヴァイ協会
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