バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

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次止まります

N社の謎の手パンによる突然の気絶ではなく、突然の斬首で意識を奪われた俺です

俺も手パンで終わった方が良かったですあまりにも物理が、過ぎると思います

 

流石に俺の首と胴体を持って、バスに戻るのは普通に荷物だし嫌だったのかその場で戻され

黄金の枝がN社に奪われたとかの話を聞いて、ユーリは結局何にも出来なかったとひたすら謝り続けていた

 

ヴェルギリウスがメフィストフェレスから降りて、出迎えるわけでもなく

カロンが、操作して搭乗口が開く

搭乗口に開いたことに対応するように、ファウストは気分が落ち込むユーリを支える歓迎するような態度をする者達の空気を一気に冷ますように咳払いの一つもせず

 

「分かっていたとは思いますが、ユーリさんをメフィストフェレスに乗せる事はできません

そも、一時的な契約関係でしかありませんので」

 

そういうファウストにとっては分かりきっていたであろう事実を告げた

 

「ヴェルギリウスに、相談だけでもって………」

「長期間搭乗するのであれば、事前にそういう契約を結んでおりますロージャさん」

 

ロージャはそれに、上に相談だけでもと言ったしなんにもせずにと言い淀むが有無を言わさないようにファウストは今回の結末を何もまだ空気感でしか知らないだろうヴェルギリウスへと報告する為かバスに乗り込んだ

 

それに沿うようにウーティスやホンル、イサンそして良秀等などユーリに対して特に言うこともないだろう囚人達は乗り込んで

 

グレゴールやロージャなどユーリを気にかけていた囚人達はその場に残って後ろ髪を引かれているようだった

 

「………やっぱり私の帰る場所にはなりませんでしたね、気にしないでください

この任務だけでも会えてよかったです」

 

ユーリは、何処か諦めたように下を向いて俯きイシュメールに結んでもらったアヤの遺品であるガスマスクを握りしめる

そのまま死んでもらったほうが良かったのだろうか、そう浮かんだ答えを俺は掻き消して

次々と別れを言い、入っていく囚人達にならって

 

「次は、こんな物騒なガイドじゃなくてちゃんとした飯屋でも紹介してくれ

後………もしまた会っても辛気臭い話題だと話に詰まる」

 

そう告げて、黄金の枝奪取失敗というよりN社に奪われたということでヴェルギリウスの機嫌が明らかに悪いバスの中に入っていく

もしユーリの世界に死後があるなら………辛気臭い話題をずっと話の種にされてもロボトミーの奴らもアヤも困ると思う

 

俺の親が言ってた、自殺してはいけない理由がずっと頭に残ってる

精神的に苦しんで逝った奴の話を持ち込まれたら生前の土産としてソレを楽しみに待っている人達がいるならば

きっと場が白けて、大変だって

 

まぁ俺はあまりあの世とかピンとこないが、参った状態なら行き着く場所の道も霞むだろう

 

「話自体は帰る時に聞いたが………首斬られててよく分かんないなコレ」

 

ヴェルギリウスの不機嫌パワハラタイムで、まぁボロクソに言われた後

汗やら血やらで気分が悪いため直ぐ様、座席のほうから廊下へ移動してシャワーを浴び予備の服を取り出して替えた

 

別に今の所何か言っても、そんなもんだから特に俺が何かして変わるわけでもなし空気悪いのは普通に嫌だけどな

 

「ガリバーさっきの、管理人を置いて逃走した件についてだが」

 

そう言ってウーティスが、比較的さっぱりして気分がいいところに根性を叩き直してやると話しかけられる聞くのはいいけど

 

「任務は一旦終わった、着替えた方がいいんじゃないウーティス」

「貴様に一言言ってから出なければ、気がすまない」

 

うーん………少し煽りみたいになってしまったたのが悪かったのかなコレは、最後の黄金の枝回収とかも毒ガスと同じく最初に死んでるからな

ドンキホーテみたいに、ウーティスは煩くはないのかヴェルギリウス自体が諸々言い終わってから何か反応するわけでもなく

即座にシャワーと着替えに入っていった俺に何か思うことがあったのか

 

俺はただウーティスからひたすらに、説教を受けていた

軍記なら処刑物だとか言われるが、処刑しても死にきれない(管理人の自爆スイッチ諸々除く)けど

 

やっと説教から解放された俺は、グレゴールの方にふと目が向いた最初に見た時に着けていたものの一部が無くなり逆に飾りが一つ増えていた

 

「………グレゴール戦闘中にボタンでも取れたのか、で何持ってるんだ?」

 

俺は、廊下の部屋に予備としてあって勝手に取った服のボタンとソーイングセットを持ちながら

淡々と走り出すバスの中、窓の外を向いて何かを掌で持つように黄昏れていたグレゴールへと声をかける

 

確かに遺品はなくなっているはずだが………

 

「戦闘で落としたわけじゃない、カンテラの旦那」

「カンテラの旦那は、まぁ俺か………

一応またガリバーって名前言っておくが、俺が俺と分かれば呼び方は気にしないよ」

 

近づくとはっきりわかる、手に持っていたのはユーリの髪を止めていた細く長い黒い布切れ

 

「貰ったのか」

「俺はボタンを渡した」

 

ここでは、遺品ではなく相互に微かに持ち得たものを交換することになったらしい

俺は直ぐ様ボタンが外れたグレゴールの上着を脱がしに掛かる、戦闘でとはっきり言ったなら不備になるがそれ以外の個人の情ならば問題になりかねない

 

「とりあえず、やっぱ汚えし洗濯に放り込むからちょっと脱げ」

「本当に大体の行動が突然だなっガリバーの旦那っ!?」

 

グレゴールに驚かれつつも、引っ剥がしそのリボンならイシュメールに解けない結び方でも後で聞いておけと念を押してからヴェルギリウスに怒られない程度の声量で

 

「お前等も、頃合い見てシャワー浴びとけよ10人以上もいて混雑する」

 

そう言いつつ、グレゴールの上着のボタンを着けてさっさと洗濯に放り込もうとまた廊下の方へ足を進めた

 

 

1期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)

  • ロボトミー(支部*ユーリ同僚)
  • リウ協会
  • シ協会
  • N社(異端審問)
  • セブン協会
  • W社
  • R社
  • 剣契
  • LCCB
  • 黒雲会
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