バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
元の計画は完全に崩壊し、ボスだけ偽るつもりが全体をまるっとぽんぽん派として侵入することになった俺達です
いやーカジノ五月蝿いですね、絶対近所のパチ屋よりうるせーわコレ
「おいっガリバーも、耳を塞ぐな」
「仕方ないじゃないっすか兄貴、端金で一喜一憂するやつの声より質屋脅した方がまだ楽しい反応ありますよ」
耳を塞いでる様子を、辺りに目を奪われるドンキホーテと異臭に顔を顰めるイシュメールと同じように咎められるが………俺は確かグレゴールの服装は新品じゃなかったなと思い返してから
カジノに初めて入ったルールになってない、新入りとして装った
「あっ兄貴ってガリバー?」
グレゴールそこに驚くのか、確かに演技下手くそなの判明するのここの地下だったなぁと思いつつ
音で参ってるように、グレゴールの肩に手を置いて少し縋ってるように見えるような体勢をしてから耳元で
「ぽんぽんと装えれば、どんな行動をしても問題はない
ルールになってないやつなんて、何処でも山程いる」
言い方と態度が問題なのであって、それさえ揃えれば心情は問題はないと囁き
イシュメールのカバーの為の言葉を考える、俺と同じ新品の服を着ているイシュメールとは違いドンキホーテについては着ている服はグレゴールと同じく新入りにはなり得ない他の構成員から奪った物だし少し厳しい
「俺達みたいな新人集めてなにするつもりなんだろうなぁボスは、きっとでっかい事かぁ?」
「こんな箱の前に座ってる、負ける為にいるような奴らの場所にずっと居ると此方の願望力まで無くなりそうですね」
イシュメールは、俺が演じている流れが大体分かったのか鼻を摘みながら嫌そうな顔をしつつぽんぽん派として自然流れに合わせていた
このカジノがいつ閉まるのか分からないが、人がいない無人機が中心あたり一層は警備員のみで基本24時間営業ぽいな
電気代なんてエンケファリンの値上げで利益率は下がって入るだろうが、稼働率が高ければ余裕でペイできるし
現代でも、金関連で借金とかせずともパチ屋とかで炎天下の中子供をエアコンもかけていない車に放置しそのまま死なせた事例とかポスターになる程度には事例はあるからな
都市ならば、中毒性を高める要素は多く入れているだろう下手したら衣食すらも忘れている可能性もある
えっ住?カジノに住んでるようなもんだろ、こういうのの場合は
大量に置かれていたスロットをちらっと見たが、結局何が惹かれるのか理解が出来ないとしか思えなかった
管理人はドンキホーテと見た時何に惹かれたんだろうなコレ
「あちゃーやってしまったな管理人」
管理人とドンキホーテが近くにいるスロットから鳴る盛大なファンファーレと共に無限に近いようなコインが吐き出される、それに反応して
俺は全体を見回し良秀がぽんぽん派のトレードマークを脱ぎ捨ててることも確認して
ぽんぽん派を装うのも無理になったなと示すように、管理人から目を逸らした
他がこのやらかしには冷たい目線か、もはや諦めの意を示している奴ばっかりの為この対応はまだ優しい方だろう
そこから、ヒースクリフの疑問やイシュメールの失望ぽんぽん派になる気もない良秀とか計算を放り投げ始めるファウストとまぁリンバスカンパニーの囚人らしいと言えばらしい事になっていく
………にしてもジャックポット当てることが、このカジノではほぼ不可能と言えども願望力を用いたと言うだけでこうなるとはやはりイカサマ扱いに近いのでは?
使う際に、扱い難い事この上ない気がするが
〈さぁ………いつも通り………死んで、殺しに行こう〉
「戦うにしても、負担は結局管理人にいくんだから次回は気をつけてくれよ」
今の所、一章の時とは違って戦闘で怪我じゃなくて死んでる奴らも結構出てきはじめてるからなぁ
ぽんぽん派のボスの相手の時とか………今の所俺は、ターゲットが外れているのかシステム的にコイン運が良いのか怪我だけで済んでるが
そう人格を被せられる前に、管理人に一言話してから自己が塗りつぶされ反発していく
「すぐに終わらせよう」
それが人格となる表層か、それとも囚人となる深層かどちらから出たのかは曖昧な今の時点では俺にも判断は出来なかった
戦闘中何度も何度も場面を切り取られる様に意識が飛ぶ
まだ俺が使えるEGOは初期EGOだけなのか?ヒースクリフの死体袋の様に連発しやすいが故に多用されるのか?
管理人以外分かるはずもないだが、肉体自体がソレに適応してきたのかその直後に攻撃を受けても
意識の前に、無意識で対応でき始めている
だがやはりというしか無いのか、人格を何度も癒着&剥離させて使用する場面には弱いらしい
メフィストフェレスに燃料を入れるための連戦時の様に目の裏が弾けるような視界を覆っても消えない光が点滅し、本来目に入るべき景色を覆う
当然シャンデリアが潰れたり、願望力を取るための置物が壊されたりなどに反応する気もなかったが反応を示す事すら俺は出来なかった
「この廃棄物共が………行動を乱すなっさっさとついてこい、使えない手下が」
ウーティスがヒースクリフに作戦を潰された苛立ちだろうものを、戦闘以外であまり動けなかった俺に向けて放たれる
まだ視界が完全に開けておらず、副作用による不快感とよろめきを隠しながら、何とか上へと上がっていく
シンクレアのダンスは、何か椅子を借りて休もうとか思いながら………いやその前に戦闘か、この作用が人格を被せてる間には出ない事は良かったのかなとそれだけ思うように思考を切り替えた
苦しみを分け合えばというが、同事例が無ければ理解してもされなくても別に同じなのだから
行動を行う必要性を感じる事は、俺は出来ないだろう
吐き出さずともいつかは消化出来るものに対して、吐き出す意味もなかった
ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)新章開幕のため登場済み人格入れ替え
-
鉄工会
-
リウ協会
-
ぽんぽん
-
N社(異端審問)
-
セブン協会
-
マリアッチ
-
R社
-
剣契
-
LCCB
-
黒雲会
-
G社