バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

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動きと言語

各勢力がそれぞれの階層を統率する形式だったのだろう、2階はマリアッチの影響が強く出ていた

やっぱりコレ、ぽんぽん派装ってやったーと言ってましたけど確実に敵対勢力が突然入ってきたとボコられますよね?

今も怪しい集団が突然入ってきてるからマリアッチの警備担当とカジノそのものに配置されている警備とドンパチやってるのですが………

 

そのうち、マリアッチが対応している客の一人が嗚咽を漏らす俺達の対応よりそっちのほうが優先だと機敏に反応し

 

グレゴールがその内のパニャータパーティーという固有名詞が何なのか掴めずに、聞いていた

 

「子どもの誕生日にする、人形の形とかくす玉の形をした紙の器を叩いて中からお菓子を出すやつだったかな?

ここには子どももいないし、叩くための器………それらしい物もあぁあったね」

 

俺はソレに、子供の誕生日の楽しい行事であると伝えそれを開くには大事な器がなさそうと見るが最終的にマリアッチの構成員に詰められていた客の方をそれらしい物はあるみたいだと話した

 

〈知りたくなかったよ、そんな事………〉

「子供のための楽しい行事を知って、そういう感想を持つって少し変わってるね管理人」

 

言い方に少しげんなりしていた管理人に、からかい100%で返答した

パニャータパーティー自体は楽しいものでも、物が人で叩く子供が反社の男たちってのは絵面が強烈だ管理人は恐らく後者の風景しか想像が出来なかったのだろう

もっとも現状で起こる可能性が高いのは、子供たちがはしゃぎながら溢れるお菓子を拾い集める光景ではなく後者であるから仕方はない

 

話している内に、客がマラカスを持ちながら踊り始めるヒースクリフは呆気にとられるが………まぁ独特な風習とは輪の外ではそういう認識になるものだ

マリアッチは、ヒースクリフの呆然としている様子を見ていてかそれとも辛気臭い顔は改めてやめろという意味がその行為の意味を語り

 

ドンキホーテが、踊りなればと勝手に踊り始め

構成員2人に不評を買っていた

 

その様子に、イシュメールはここの階の突破法はアホらしいが情熱的なダンスだろうと呟きソレが、管理人を通じて囚人達へ通達される

 

踊りといえば、小学校の時にソーラン節踊ったぐらいだな………しかも前列じゃなくて頑張ってもせいぜい真ん中らへんだし

 

「子供の頃に集団行動でだけ、とっくにやり方も忘れたし………何より俺の今日の運勢は、この区画から見て悪いらしい」

 

皆が各々言い訳や、出来ても道具がないなど様々な理由で却下されていく中俺は子供の頃だけで終わるし

何より運が悪いと、あの質屋で引いた凶と書かれた紙をイシュメール以外はまだ知らなかったはずと他の囚人に見せた

 

すると囚人と管理人は、直ぐ様俺をダンスの候補から外してくれたダンスの種類としてもマリアッチが求めてるのはマラカスだろうしなぁ

 

結果シンクレアが選ばれて、マラカス基礎学なるものを履修していたことが判明するが………マラカス基礎学って文字列の時点で面白いよな

なんでわざわざマラカス特化にしたんだ?

 

目の前で行われているコレが、マリアッチ構成員内で絶賛されていたシンクレアのマラカスダンスかぁ

 

「ちょっとダンスの感想として何言ってるか分からないのには、深く同意するよ管理人」

 

それにへーこういう動きしてたんだ、なるほどーぐらいにしか言語化が出来てないから多分俺踊ったらパニャータパーティーのお菓子箱にされてたな

感激するのは構わないが、その感性を人に求める人間が割合として戦争含め案外多いのが困りものだ

 

マリアッチより紹介されたと言っても、結局通じないと思うが最上階へ行けるようになったしそちらの方に足を進める

 

巨漢からこの語録が出てくるのは、圧迫感があるなぁというのが最上階を牛耳る鉄工会への感想だった

後客入るのか?こんなんで、一応1階と2階は一般客も入ってはいたが………最上階故に経営組織専用って所か?

 

ここで気になるのは、良秀が何言ってたかぐらいだな

 

そう思いながら、懸命に鉄工会のある意味当然な攻撃を交わしながら時を待つ

 

すれば………良秀の声と鉄工会が感激するような声が辺りに広がり俺達を相手にしていた鉄工会も良秀の残虐な描写に引き寄せられるように集まり駆け寄って攻撃が止まった

 

都市の芸術って残虐行為伴うのがデフォまであるし、良秀も今発言している言葉だけではなく実行していた可能性は高いだろうなと思いながら

その言葉を聞いて、現代人として流石に気分が悪くなったのか?

人格を被せられた時と、似たような不快感が走る

 

「あんまり聞き慣れない単語だと、内容が伝わって来ないな………いや俺の感性が悪いんだろうけどうん

A5の肉もB4の肉の味も美味しければ違いわからんし」

 

俺は、ロージャのシンクレアの耳を塞ぐ様子やヒースクリフがカタカタと恐れる様子やウーティスが呆然としていたりイシュメールが想像以上の発言に目を丸くする様子をみながら

規制音しか、流れず俺が知った光景になる様子を観察していた

 

最初のヒースクリフの発言とかも、規制音掛かるところは掛かってたもんな良秀だろうと例外ではないか

 

「理解の外こそ、防衛なり、理解せずともここにあり」

 

そういいながら、イサンは俺の肩を叩くあの単語を理解できないなら理解しないほうが良いってことだろうか?

 

俺は知りたかったんだが………

基本知り得ること以上を楽に得るのは、難しそうだ

 

この後はロージャのギャンブルで、少し時間が掛かる目を瞑って体を休めよう

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