バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

23 / 106
まごころ込めて

グレゴールがイシュメールと俺とともに和気藹々と話していたロージャ相手に

所でとあのギャンブルで出会った人間は知り合いかと等、お友達とは言うが意図して合わないのなら大体腐れ縁みたいなものだ

 

それを覚えているだけ、まだマシだろう

 

大罪を見つけ討伐せず檻にいれて、恐らく番犬扱いかとイシュメールが冗談を言いファウストが管理法さえあればその扱いもできると返答する

確かにエンケファリンのエネルギー源次第となるが、赤ずきんや魔弾等は他の幻想体討伐に協力してくれたはずだ

エンケファリン以外となると、ぱっと浮かぶのは絶望の騎士の加護か………他にも知性体以外の道具ならたくさん思いつくが

 

エッ憎しみの女王?あいつ手遅れな時しか、まともに来ないからナイナイ

 

マシな奴も居るにはいるが、幻想体上記全て管理法を損なうと害しかないってことだ

毒にも薬にもなるとは言うが、どいつもこいつも毒性が強い

 

ロージャが、グレゴールを押し出しグレゴールが素っ頓狂な声を出して俺の思考が目の前の風景に戻される

ひたすらにツルハシを振るう人間が、ここである程度の意志を保っていると判断しているのかグレゴールは見つかったこと後まずいという思考だけに支配されているのか

 

見なかったことにしないか?と交渉している、目の前の存在はツルハシを振る事しかない数えてようが数えて無かろうが監視役は興味もない

グレゴールと同じように頭が回っていない

思考に入らないのは、居ないと同じだろうに

 

「返答無しは肯定とした方が話が早いよ、グレゴール、良秀」

 

何とか返答を引き出そうとするグレゴールと、回答がないことに苛立ちを感じる良秀にそれだけ言って

警備員が駆け寄っていく微かな反響音を、耳に入れながら引き戻される事を分かりきった状態で先となる方向に歩みを進める

 

「ガリバーさんちょっと待って下さいっ」

 

シンクレアの声が聞こえる、その奥にグレゴールの今の歳の限りで頑張った棒読みの先導がBGMになる

俺は振り返り、すぐさま引き返すため走り出す

 

「まぁあんだけ大人数で、行動すりゃそりゃ見つかるよな」

 

その時管理人の時計の音と共に、意志がこちらに伝わる

 

〈新しい人格を使うよ〉

「景気よく出てるようで、どうも」

 

まだ恐らくシーズン1としては、揃いすぎじゃないか?囚人含めて7つ目だぞ?

 

「ウサギチーム第四群一匹現着、作戦を遂行する」

 

視界に見えるのは、同じく第四群ウサギチームのヒースクリフそして第四群のイシュメールとその他協力者か………第四郡は殲滅任務に適しているがこういうタイプは苦手なはずだが

流石に人形とそれ以外の区別はつくと判断したか

 

目の前に映る、明らかに人とは言えない異形確か大罪だったかを見つつヒースクリフの様に弾丸を使う構成ではない為筋肉を萎縮させ身体能力を負荷をかけることで上げ迫る

 

「最近、こんなのが多いな」

 

人だろうが、何だろうが進む先の妨害になるのであれば排除する対象になる

後ろから大量の消費すら考えてない弾丸が、迫る俺は即座に避けると同時に弾丸の先だろう的を横から切断した

 

「何でもいいだろガリバー、ハハハ狩るべき草が沢山だ!」

 

ヒースクリフは無遠慮に弾をばら撒き続ける、先行制圧こそが弱らせて後の対処をやりやすくする最大の手段であるが………

リンバスカンパニーとしては補給もできないのに、何処から来てるんだろうかこの弾は不思議な物だな

 

「すぐ狩るか数を狩るか、どっちかにはしたほうがいいなヒースクリフ」

 

誰かを忘れたのか、楽しそうに跳ねるヒースクリフを見てココも何も変わることは無いとただ思った

 

「すばしっこさだけが取り柄のウサギでしょう、早く終わらせてくださいよ」

 

攻撃しつつも、その話し合いを無駄なじゃれ合いだと断じイシュメールは頭に刺さった角の影響に苦しむように戦闘の終了を急いでいる

 

「分かってるよイシュメール まだ薬はあるかい?」

 

俺もわざわざ長引かせたりはしない、さっさと終わりにできるものは終わりにしたいんだ

何でか、あの時は生き残る事を何人もいたのに今いる俺はその一人選んでしまったけれども

 

次は次ではなくなる俺はきっと、よく眠れる

 

こちらへ向かってくる最後の大罪の残り一つが、縦に割かれる

 

「ガリバー、早く降りないと置いてくよーっ」

 

ロージャの振り向かず、俺を呼ぶ声が前から聞こえる

 

大罪達は警備員達は此方を襲ってこず脅威にならないと本能で判断したのか、警備員にしか向かずそのうちツルハシを振るうだけの人質にも向き

ここら一帯の人間は全て骨すら貪り食う音と血の湿った水音、そして微かにしか出せなくなった悲鳴に終る

 

そんな音を聞きながら、奥深くへ行くため自身の足を引きずった………慣れないもんかね

 

「工場って、割とカラフルだけど警戒色が激しいな」

 

降りてから広がる、色彩鮮やかなコンテナを見て足音がなるべくしないように靴をトントンと整え直す

ゲーム上では、調べても調べなくても殺すまで殺せば攻略は可能だ

だから最初に工場に潜入して弱体化するのを俺だけ知っていても、特に問題は起きないだろう

 

遅延行為は、俺は好まない

 

管理人達との囚人達が、警戒と好奇として話している内に出てくる巨大な粗末な強化人間が出てくる前に

工場の奥へと向かうため足を進める

 

降りてから、軽快な音楽が聞こえるはずの所の前で入っていったがそこまで時間は経たずに戦闘になったはずと目的のスイッチを急いで探す

 

「これか」

 

〈あなたは、あなたは立ち、そして住まう都市を愛していますか?〉と表示されている

その質問は俺に対してはする事も無粋になりそうなものだなと思いつつ警告がされようとも無視し

間違うことがないように確実に〈そうではない〉と3回ボタンを押し込んだ

 

そうしてすぐに、工場の外を出る

 

〈ガリバー!何処行ってたのっ強化人間が!〉

 

うわ全体的に疲弊してるな?こいつらのギフト3つとも欲張ったか、いや欲張らないわけないか

長期的に見れば、得でもあるし

 

「工場見学に懐かしくなってたんだ、終わったよ管理人」

 

まぁ行ったこと後あるのは玩具工場じゃなくて、お菓子工場だけど

そういいながら、俺は攻撃ではなく防衛の体制に切り変える強化工場を停止したなら目の前にいる強化人間は全て自爆攻撃になるし………

 

「後は消化試合だ」

 

大元からの支援がなくなったことに困惑する強化人間は、知能すら工場に依存していたらしい

 

そんな奴らにやられる程、能力は囚人達は低く無かった

だけどね………

 

「勝手に何処か行ってんだ、ガリバァァァ!!!???」

 

俺の行動が囚人達の不評を買わないかどうかってのは別問題らしいな、数々の方面から響く怒鳴り声を目を逸らして煩くて耳を塞いだ

ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)新章開幕のため登場済み人格入れ替え

  • 鉄工会
  • リウ協会
  • ぽんぽん
  • N社(異端審問)
  • セブン協会
  • マリアッチ
  • R社
  • 剣契
  • LCCB
  • 黒雲会
  • G社
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。