バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
取り敢えず改造人間を、先手で無視しました遅延行為は苛つくよなどうも俺です
時間的にはむしろより楽にすんでるのですが、傍から見たら大変な強化人間戦初手離脱してさぼっていたように見えるらしい
俺目線からみてもそう見えるだろうとわかるけど、だけどアレは面倒くさいって………
「管理人にも言ったじゃん、工場見学って」
「何処に真っ先に、こんな所で工場見学やり始める野郎がいるんだ?」
「居るだろ目の前に」
「そういう事言ってんじゃねーよっテメェ!?」
ヒースクリフに、襟首掴まれてガックンガックンと体を揺らされる少し頭が回る感じがするが
まぁロージャ信じて少し寝てたらドンキホーテに殴られたから、これぐらいの手出しならまだマシな方だな………
「本当にいつの間にか居なくなりますね、ガリバー」
その様子を呆れながら置いていきますよと、イシュメールは見ながら吐き捨て先へと進んでいく
流石に俺と置いていかれるのは、気に食わない部分が多いのだろうヒースクリフは襟首から手を離し俺を解放した
結構強く掴まれ揺さぶられたせいで、歪んだシャツの位置を整えつつ………暫くは人格を使うのはR社になるだろうかと考えていた
「残骸は、見たけどさぁ幻想体同士って合体すんの?」
奥へ奥へ進む過程で、ピンクのリボンの幻想体やら強化人間の余りをしばきながらやって来たが………知ってたけど改めて見るとヒデェなこれ
頭を掻いていれば、シンクレアが弱々しい声で
「途中で急に弱くなりましたけど、そういう訳にはいかなさそうですね………」
あの大きい強化人間は、強敵だったと少し震えている
ここまでEGOは、あんまり使ってないし………それなりに要所要所で使えば突破は出来るだろうと算段はつけるが口にせず俺の頭より低い位置にあるシンクレアの頭の上に手を置いて
「そんな時に大変な時に俺はどっか行ってたらしい、何かあったらサポート宜しく」
そう言って笑い、前を向き進む
いつの間にか跳ねるような足運びへと変わり、リンバスカンパニーのスーツはウサギの様相へ、手には常人では持てないほどの重量の剣が握られていた
「ウサギが来るぞっ!」
人格としても、何度も繰り返された事その足取りに恐怖心など欠片も無い
目の前にいる全ては、関節が節々がありえない方向に曲がりながらも此方に向かうそれを斬りつけようとした瞬間カチリと何処かで時計の音が静かに鳴る
人格とはまた違う、間違いなく俺ではない何かが注がれて形を成していく
手元には、ピンク色の細い布が巻き付いて………手元だけではない全身にくまなく張り巡らされ縛り付けていた
あぁ成る程初期ego以外の俺の初egoがよりにもよって、スケベやら言いたい放題言われている桃色の欲望かぁ
体付き以外女性と見まごうホンルやら女の子のイシュメールみたいに需要ねぇだろこんなもん、もっと見目麗しいやつに増やすなら増やせ
そんなんでも、ego故に使い方は直接流れ込んでくる後はどのように処理するかだけ
「縛られてるのは、どちらだ?」
俺は、全身を縛られてるにしては何故か身体が舞うように軽く感じるのに違和感ではなく当然だと正常な思考ならば誤っていると感じるだろう認識をしながら
敵の中を、進んでいき
egoの元となった幻想体としての本能だろうか、通った敵全員に俺の身体に巻き付いていたピンク色の布が巻き付いている
俺は、巻き付いた布を強く引きイシュメールの様に寄せるのではなく………張りつめた瞬間此方で布を全て切断した
万全に使える時間が終わったのか、入れ込まれたegoが抜き取られ思考を戻されるだがその余韻は己の内に強くそして確かに残っていた
丁度横にいる事になったウーティスを見る、表情が悪いなんかあと段々いや完全にダメだな
「もう少しだけ………」
広域ego侵食してる
敵味方問わず、轢き潰されますわ
「狼が来るぞぉぉぉ!!!」
黒い枝に完全に侵食されたウーティスの敵味方問わない、確実にクリフォト抑制が効いたその大元の幻想体よりも脅威に感じながら
俺が第一ではあるが、ウーティス除いた囚人達の防御に必死にならざる終えなかった
目前の敵を味方が味方のフレンドリーファイアで死屍累々だけど倒せたし
ソレを知ってるけどさぁ、一応他の奴らが言いたいことの代弁を含めて言おう
「なんなのアレ?取り敢えずウーティスだけに起こるって訳じゃないよな
もしそうだったら少し距離取るぞ?」
「egoの侵食ですね」
管理人によって、真っ先に死から巻き戻されたばかりのファウストが戦闘時の説明の追加とも言うように淡々と詳細を語る
タイミングによっては、ガチャってすぐ初期ego以外装備する人もいると思うしその説明最初にしちゃダメだったのかコレが分からない
〈精神にも、気をつけて運用する必要があるって事か………〉
「はっ管理人の始めの気付きになれ光栄です」
ファウストの説明に、罪悪資源の消費だけではなくegoに精神力の減少の他に侵食というリスクが伴う事にこれからの立ち回りを深く考えているようで
それに対して、相変わらずウーティスはおべっかを売っていた初侵食はウーティスだしそんぐらいは言えるか
侵食させないようにした方が、基本は良いだろうが何事にも例外はある
「まぁでも、侵食は侵食で強力だったな
文字通り敵味方轢き潰すほどに、いざという時の手は選ぶなよ管理人」
管理人に伝えることだけ伝えれば、深く頷くような動きに変わり段々起き上がっり終わっている囚人達を見ていた
〈確かに、強力ではあったね殆ど死んじゃったけど〉
「よ・度・躍」
まぁ基本描写無視はされてるけど、蘇生の反動はあるしな管理人わざわざ自分の苦痛をわかってて増やしにいけるほど回数も経験も現段階では足りないか
俺と同じく、何とか死なずに侵食ウーティスの捌き切った良秀が先ほどの攻撃に少し満足げで………
「良秀は、何度も踊りたくなるのか」
「二・す」
俺の発言で、良秀の顔から一瞬で満足げな表情が消えカチャリと獲物に良秀の手が掛かる
この瞬間に思ったのは死ぬことでは無く死ぬことは前提で
痛くないといいなぁと言う諦めだった
「ガリバーさん、心が躍るってだけで実際に踊るわけじゃないです!あと二度とするなって言ってます………」
「すまんな良秀、お前の芸術性を理解するには俺の理解がまだ追いついていない様だ」
蘇生されたばかりのシンクレアが、直ぐ様俺達の不穏な空気に近づき駆け寄るその際に会話の内容も把握してたのか良秀が言いたいことの代弁を共にしている
ありがとうシンクレア助かったシンクレア、お前の翻訳機能はリンバスカンパニー内で一番だ
隙ができた内に、切断の対応をするための体制にだけはしておいて良秀の芸術性に俺が追いついていなかったと頭を下げた
するとフンッと鼻だけ鳴らし、戻っていく………
「あー生きた心地がしなかった………」
ヘナヘナと崩れ落ちたりはしないが、片手で顔を覆って大きなため息をつく次に向かう状況を示唆するように
その息はいつの間にか白くなって出される
これからの到着地点が着込んでても寒いなら、ボトルに入れても冷たくなってるかも知れないとわざと後列を選んで進みながら
持ってきたスープ入りの筒を取り出し開けた、当然だが段々凍るように寒くなっていく空間では湯気が立ち昇る
ふやけたパスタを、スプーンですくい取りながら口に運ぶ………本来ならABCの奴があれば完璧だったのだが
もし都市にあったとしても応用性が皆無すぎるし、細かく折っただけのパスタを応用品として使ったとしては及第点だろう
何より、入ってる野菜が全部缶詰だ
だんだん氷が増えていく事や、イシュメールの寒さへの不満、ファウストの恐らく黄金の枝が近くにあることの知った発言を聞きつつ
寒いから温まるものを持ってはきたが、そこまで一気に飲んだりできるほど熱さへの耐性はない為ゆっくり食べ進めていた時
「ガリバー殿っそれはっ!!??」
目の前に目を輝かせたドンキホーテが来て、足を止められた周囲の囚人達もドンキホーテの大声に視線がこちらの方を向く
俺は、向く多数の目線から自らの視線を外しながら
「………持ってきたスープ」
とだけ簡潔に伝えた
「ガリバー、そういうのは皆で分けるものじゃないかな〜?」
ロージャは離れていた俺に近づき、そう言いつつ俺の脇腹を突く………結構な勢いで言葉の割に怒ってる?ように見えた
多めには持ってきたがと、残量を少し見てこれだけ取れればあとは良いかと固執する程の事でも無いとロージャにスープの入った筒をキャップをして
パスタや入っている野菜を掬う為に使ったスプーンを筒の回りのゴムで止めてから渡す
「自分の分は、先に取ってから渡す癖なもんで」
最初から渡して、無くなったら意味ないし
周囲の目線やらなんやら含め分けるもんって言っても、俺の私物だからな?とロージャに渡した後あっちこっちと寒い中の温かい物は魅惑的に映るのだろうと集まった人達を眺める
返された容器は、揺らしても微かな液体の音すらしないだいぶ軽い物へと変わった
ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)新章開幕のため登場済み人格入れ替え
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