バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
〈N社中鎚〉
敬虔な異端審問官「未熟な小鎚の頃とは、改めて見間違えた様だ」
ガリバー「握る者の御言葉と異端が蔓延る世の中で純粋なる教義のお陰で御座います」
他の小鎚たちより、"教育"を受けたり"缶詰"を食べたりする回数が多かった気はする
だけれども、後も前も何も変わらない気がした
本を見ながら必死に詠唱しようが、文字は読め暗記しても全て内容が頭に入ってこず
白い中身の缶詰は、身体に合っていないのか腹は壊さないが気分が悪くなる
目の前の今は中鎚の同位であるが、上官にあたる人間からお前の小鎚だった頃は酷いもんだと言いつつ満足げであった劣った人間を良い方向に導けたということか
ガリバー「教義を、知り得る前の私は未熟で愚かなモノでしたまだ我が身の中に殉ずるには劣る部分がまだ残り得ているでしょう
空を得て、空を埋めなければなりません」
敬虔な異端審問官「ハッハッハッ同じく精進せねばな」
ある程度生きて中にいれば、皮は取り繕える全ては言い換えを見つければ何とかなっていた
中鎚として、ある程度の行動権等々は得られているこれ以上上る機会があれば立場上断れるわけでもなく
行くだろうが賢明になる必要もない
もう動く分として足りている
ガリバー「浄化せん」
殆どの人間の目が良く見えない俺にとっては、大して変わりはない強いて言えば頭………いや場所が違う場合もあるから正確には脳か狙わなければならないのが手間ぐらいか
敬虔な異端審問官が、生きたまま義体として体を返還した物を磔にして笑う
皮の理解は出来てやっては居るが、今もまだ理解出来ないことがある何で不浄なモノをわざわざ掲げるのか
それが存在する理由となってしまうだろうに、真の意味で不要と断じるのならば何故いるモノとして扱うのだ?
誰も居ない中一人敬虔な異端審問官が呟く
「時折汝の目が恐ろしく感じる」
〈南部リウ協会6課部長〉
身に余る身分を頂いた、そして何人も俺の下で殺したリウ協会の業務戦争としては相手が殺したという方が指揮的にも自身の精神衛生的にも良いのだろう
けれどもそれでは、きっと忘れてしまうから
人の顔がよく見れない俺が、リウ協会という空間に適応する為の工夫の為につけていた手帳を眺める、最初に聞いた誕生日と好物ないのならば花を、そして最後に決まる命日そしてそれが誰かを示す名前だらけだ
それに沿って、毎日毎日決まりとして作るせいで心情とは異なり料理と花の彩りで宴会のように時折賑やかになる
賑やかな方が、惨劇に近いというのが目に見えるのだが
6課外の奴等もあぁ毎回の事かと野次馬と折角なら宴会だと集まりだしたその度に墓標に似たそれが食い荒らされる様子を見て俺は押し殺して表情を作る
たまには、折角なら私の好物たくさん入れて欲しいなとか注文が来るがそれに誕生日は覚えてるからと冗談を交えるように今あるだけで十分だろう
余暇としての休みは必要としなかったが、一ヶ月の一日だけ休みを貰っている
その月の内に今まで死んでいった者たちの墓すら無い死に場所を巡るだけで下手な運動よりも距離を歩むことになる
今日この日これから休日に寄る場所と、作る料理がいくつか多くなる日が増えた
ここの協会の戦争は、辺りが焼土になる
戦場になった舞台の、本来の住人達の日常を彩る建物も何もかも燃えて赤く染まる
それそのもの光景自体は見慣れた物で、興奮も恐怖も何も無い戦いで昂る感覚も部長となるに至るまで一切覚えることは無かった
なるべく早く、終わらせる事しか頭になかった
最初はただ早く終われば仕事は終わると理由だけだったと思うだけれども仕事の数をこなすうち部長にならないかと声掛けを何故か頂いた
ただ無意味に生きているだけなのに
俺が相手をしていた、中心人物に灯火は無いだが熱が伝播し火になるのは何もリウ協会に限った話では無かった部長としては珍しく中心人物を対応して倒してから周りの部下達が相手している群衆の対応に即座に加わる
今回もまた、倒した後でも死人が出た
もっと早くすれば、良かったのだろうか
戦争が終わったと、その瞬間に息も絶え絶えな恐らく誰だ?の血だらけの直ぐ様手を掴む
何よりもコレを繰り返そうが、顔すら思い出せなくなる俺自身に失望していた集めてた白い灰がもう既に元々誰だったのかも分からなくなるように
〈R社第4群ウサギチーム〉
「ウサギチームが、一匹任務を終え現地時間****今帰還する」
一人の子供が、第4群の一部が導入され尽く草が刈り尽くされ共食いして行った中で狩る草はもうここには無いと正気で報告している
第4群に属する子供たちは、皆々やる事で周りが見なくなるようになっているのだけど毎回毎回生きて最後まで状況を見てR社の巣に戻るんだ
すぐに死んでまた孵る事が当たり前なR社にとっては、異質だろうけど同時に記憶処理が前提ではない場合戦況を毎回持ち帰ってくるから便利ではあるだろうね
「………任務の失敗で一番、どやされるのは俺なんだよな」
まず、今回の殲滅任務が成功した事だけを喜びもなく口にしながらまた孵ってくるだろう幾匹かの子供達を頭に浮かべて指揮官の元へ草を踏む時と何も変わりもない足取りで進むんだ
そして群の孵ってくる前の生き残りとしていつも通りの必要な後処理を、してからやっと一日が終わる
そして子供は、小さな小さな小屋に入って誰も見ては居ないのにキョロキョロと辺りを見回してから
「孵化作業か、やったのはR社に入ってまだ一回だけ………死ぬ事が赦されてない気がすると言ったら
きっと冗談だと思われるだろうか、また孵るのならば殺処分されるのならばよく寝れる場所に………」
子供もその事にただの幸運とも思えず強く違和感を感じているみたいで、R社の殆どが避けるはずのその子供にとっては赦されるだろう2度目の孵化作業か殺処分を待ち望んでいたようだね
第三期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
-
鉄工会
-
ぽんぽん
-
南部セブン協会
-
マリアッチ
-
剣契
-
LCCB
-
黒雲会
-
G社
-
南部ツヴァイ協会
-
南部センク協会
-
南部ディエーチ協会
-
薬指点描派スチューデント
-
T社徴収職職員
-
中指
-
西部ツヴァイ協会
-
東部センク協会
-
北部ヂェーヴィチ協会