バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

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インド人を右に、いや左だな

腹に一物を隠しながら、再び落ち着いた検問所を通ればしばらく歩いた直ぐ後に装甲車が目の前で止まる

ウーティスが警戒するが、ファウストはすぐに会社のチームの所有物であると発言し扉が開く

 

中には沢山人が居た、だがやはり顔がはっきりと見えるのはエピとソードの二人だけ

ヘルメットも何もつけてないはずなのに、車の中に入っている人間では二人以外の認識が出来ない………結構慣れてきた

もうわざわざ何度も認識するようなことでもないか、どうやって認知変えろってなるだけだしコレでかなり負担自体は軽減されているフシもある

 

どこまで行っても、現実味がないと言うことだ

 

エピとソードからの話は、N社が先に黄金の枝回収地点を占領している、そう言えば検問所でバカやったやつ(目の前にいる)がいたらしいですよ見てみたかったですねぇ草しか生えねぇ所でヴェルギリウスにまだ会えないんですけど以上終わり

 

よし、下手すると俺もヴェルギリウスにシバかれるメフィストフェレスに乗ろう

 

結果は

 

シバかれませんでした

理由は聞きません、何か思い当たる点があるのかと追加でシバかれること確定するからです

 

さてそれはさておき………カルフ町に向かいましょう

シンクレアが、挙動不審なのは仕組みとして通常運転ですというかその章のスポットライトあたる人物は大体挙動不審が当たり前です、もはや常識

本人目線でだけ見えてる地雷を、踏み抜かれているようなもんだからな

 

「カロン曲がれ」

「回避軌道 がたんがたん」

 

カルフ町の名物は、とっくのとうにN社の飛ぶ釘に変わっていたようであるが

バリンっと強く前方に目に見える形で釘が飛ぶ、ガラス片を目に入れないように咄嗟に手で隠した

 

「………メフィストフェレス内の風通しだけは、良くなったな えーと箒はそんな暇無さそうだ」

 

俺はそう言って、ガラス片で細かな傷がついた手を見てから落ちた釘に目を向ける

詳細に視界に入れるのはそういう専用の状態アイコンはあれどスチルがあるわけでもなし、似ているのは普通に建築で使うのならばきっと家などの大型建造物を建てる時ぐらいにしかきっと見ない物だ

 

「何呑気なこと言ってんだ!俺がくたばる所だったんだぞ!?」

「風通しとしても、後の閉鎖性が保たれなければ欠陥でしかありません

窓をもう少し丈夫に重ねる必要がありそうですね」

「正確にこちらを狙ってきた恐らくビフォーチームが言っていたN社の職員だろう」

「ヴェル、メフィが怪我をしたカロンかなしい」

「止まらなければ、その内風しか通らなくなるだろうな 全員下車」

 

………きっと俺の冗談は、不評だったらしい事だけは伝わってきたさっさと降りよう

 

やっぱり旅行客は無理あるってグレゴール、会話の誤魔化しに発展性なさすぎるもん

そう言おうとも、何故か管理人に少し変わった自立時計とも思えない異端審問官がいらっしゃるから無駄な努力だったであろうか

 

目の前の全ての、異端審問官を名乗るただの人でしかない者達が伝播するように戦闘態勢に移る

 

〈ガリバー〉

「毎回確認を取ってくれて有り難い、なるべくならバス内の方通常業務時がもっと良いが」

〈今さっき抽出できたばかりで、言い訳だねこれ〉

「へぇ………余裕があるようで何より」

 

管理人の声と共に改めて目の前の鎧で口すら見えない人型を見る、そして目を閉じる

新たな世界が前に開く

 

「はは、素晴らしい物が沢山で嬉しくなるね」

 

何を恐れる必要があったのか、何を思う必要があったのか全てがバカバカしくなった

もう俺はここにいる時点で死んだような物なのに、何に思う事があったのだろうか?ただ今を変わらず邁進すれば良かったとやっと悟りを得られたのだ

 

目の前の、題材か画材か決め兼ねているものを見てベレー帽を被り直す

 

「固定概念が固まり過ぎている、それを自ら破ければとても良いけどこういうのは画材が適任か」

 

向かう異端審問官の心臓の一点を突き刺し、絶命させる芽がある住人達の前で我ながら未熟であるが教材にする為に生きたまま持ち帰りたいが

………でも、より良い教材として保護下の住民達同士の誰かというものが既にある

 

だがそうなると、愛しき住民達のそもそもの数が減ってしまうのが悩み所であり今後の同志であり芸術家の芽を成長させる為に悲しい事だ

私個人の意見とだけなってしまうが、丁寧に添削する時にも幾人か潰してしまう

その後の絵は、大体より良い評価は私以外から見てもつけても良いらしい事は聞く

 

イサンとウーティス然り俺は採点自体は甘い方だとは感じている、なのに何故か周りの同士と変わりない状態になっているのはとても不思議だ

 

そう言えば、一度画材だけを大量に持ち込み教鞭を垂れたことがあったあの時はまだ俺の未熟が行き過ぎて全員が首を吊ってしまったが………やり過ぎてせっかくの芽を枯らしてしまったと言う所だろう

ある程度ゆっくり待つことも必要

 

「さて締め括りはまだかい?」

 

瀕死で杭を掴む気力も信仰も失せた者を見て、コレはこうするのが良いだろうと両手の手の指だけ綺麗に落とす

手の甲だけでも、何とか鎚を掴もうとする様が次への題材の一部にはなり得るだろうと判断し同時にこれ以上画材より得るものは無さそうだと

突き刺せば、また赤が出る

 

今度は血を赤以外で描いてみようかと、思いつつそれならばどの派閥がより良い技法として見れるだろうかと頭に浮かべた

点描派として、技法を主にとってはいるが表現は多様であって然るべきな上での個を示す為の縛りこそ技法である

 

見出すために使えど、それに固執するのは我ながら何とナンセンスな事か

辺りが絶命の声さえない静かな空間となる

 

「もう終わりだが、クロッキー帳を」

 

目の前が全て死に絶えた、鎧の下は苦悶の表情であろうか救済であろうか指で瞬時にフレームを作りその中を覗く

さてそろそろ終わりの時間だろう、この一期一会としかいいようのない感覚を残す為にキャンバスを引っ張り出し小一時間ほど下書きの時間でも取りたい所だが

 

死んでいる者に、何を思うのか

 

「………」

 

人格が取られる

何があったらあぁなるんだよ俺、多分此処から出る事諦めた選択を取ったのだけは何となく分かったけどさ

戻れないなんて、俺から見たら現実で死んでいるようなものでしかないし

 

しかも明らかにシーズン1で出るわけねぇやつじゃなねーか!?恒常だけどさ、俺の人格システムの不適合が原因なわけよくわからんがバグってんのか?

 

関係のない事だと、バスに乗り込みまた割られる描写はなかったがガラスの破片が飛び散ることを防ぐ為また異端審問官が現れるまでバスが進む間

ひたすらにバスの窓ガラスに幅が広いセロハンテープを貼っていた

 

ファウストが、それを見て微妙な表情を見せている

 

確かに見てくれば悪くなるよね、ガムテープじゃなくて透明なやつ貼ったけど

第三期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)

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