バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

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恋バナしようぜっ!

戦い、殺し、殺され、戻され、亡骸を踏むように進んでいけば死体の山が目の前に広がっていた

 

「ざっと見て義体は無さそう、貢物ってことかな?施術してなくてもまぁ殺す時は殺すって奴か」

 

俺はそんな凄惨な風景を、見てその後クローマーがドレスとして使うのだから義体なんて混じるわけもないかと苦痛こそが大切なのだろうと苦悶の表情をしたまま絶命している人体の顔を一目見て何となく避けて歩み進む

 

もう既に共鳴は終わっている

 

それでもそれで示されるのがクローマーの観測記録ではなくシンクレアの記録であるのだから、黄金の枝と囚人はやはり個人レベルの結びつきがある可能性が高いのだろう

 

「チャイムにも色々あるんだな」

 

俺の記憶としては聞き慣れないタイプの、響く学校のチャイムを耳に入れながら

角砂糖を口の中に放り込む、これから何を言うべきかを言葉に出さずにシンクレアの過去を見つつ思案する

 

学校というのは、多くの人間が初めに置かれる狭い社会組織その前に幼稚園や保育園等もあるが違いは、成績や他者からの観測による評価を強く受けるという所か

 

にしてもシンクレアの周りの感じた狡猾さって、やっぱり陰湿系何だな実質、巣内のいい学校って時点で

貧富ごった煮の公立校というより、お金持ちの私立校の気質の方が此方の感覚としては近いのだろう

 

学校帰りの放課後に首根っこ掴まれて、殴られたり蹴られたりとか平然とあったら明らかに問題になるだろうし

いや公立校だろうと問題だな、それは俺の認識がおかしい奴だ明らかに

 

中学校になっても箱が変わっただけで、教員以外の中身が変わらなかったから楽しいレクみたいな良くあるかったるい授業の提案の時に行儀よく座ってたあの時殴って笑ってた奴らの顔殴って笑っててとても楽しそうだったからコレにしようって!って真剣に実演含め提案したら

学校会議になったもんな、いやあの時に仕事で忙しいお父さんとお母さん呼び出されることになったことだけはとても反省してる

 

その時にクラス担任だった監視役としても機能してない先生に相談しても特に気にし過ぎとか言わるだけだったから目の前で騒ぎ起こせばいいかなって気分でやっただけだけど

思ったよりコトが大きくなって、当時幼い子供ながらとてもだんだん広がっていく流れに驚いた

若さ故の過ち過ぎるなコレ、少年院か精神病院ぶち込まれても可笑しくはない

 

実際、その後殴る蹴るの暴力こそ無くなったが完全に腫れ物扱いされてたからな学校生活さえ送れていれば肉体的負傷がないだけ楽に過ごせた

場合によっては、そのまま対応せず放置していた場合殺されてた可能性も昔の例からしてあるからな

 

ちなみにその時には、金は取られてない一銭も持ち歩かないようにしてたし出せと言われても出す必要性感じなかったから持ってこなかったし

 

キッカケとしては小学校の頃のいじめを見て流石に止めたら、スライドしてこっち来たんだよな………俺はスクールカーストとやらで確実に上ではないタイプの自覚はあったからそうなるのもある意味当然だろうな

 

後々話だと俺の前にやられてた奴も、中学校辺りでそっちに入ってたらしい

 

顔つきが変わりすぎてソレと認識できなかった

同じ教室内に居た奴らだけだったな、その時にちゃんと顔を覚えてたの

今はまぁいいか、覚えてても会う事はないだろうし

 

高校では、実家から通える範囲だが偏差値とか気にせず小学校で一緒だった中学校の奴らが全員行かないような所選ぶ事になったけれども

………これからも全く関係ないやつ思い浮かべてたな、俺の小中学校の思い出こんなもんだぞ

 

クローマーのアレコレさえなければ、俺より余っ程充実した学校生活はシンクレアは送っていただろう

 

まだ比較的親の庇護を受ける子供らしい細かな不満や不安はありつつも穏やかな、シンクレアの記憶を見ながらこれからの為に

更に先へ覗かれるだろう記憶に、恐怖を覚えて震えながらも真っ先に上に異端審問官達を散らしながら進んでいくシンクレアの背を見ながら聞いた

 

「所で、気になっていた同年代の子とかいたのか?」

「こんな時に、いきなり何聞いてるんですか???」

 

シンクレアは、怒りも忘れシンプルに此方に困惑の顔を浮かべるロージャ辺りは乗ってくるかと思いきやエェという言葉が顔に浮かんでいるのが似合っている雰囲気だ

流石に某漫画のように、男でも良いぞと女性では思いつかなかったのかと言う感じで付け加えるのはやめにした

 

標的は、あくまでクローマーだ 聞くのは女性だけでいい

 

「こういう機会だから一番若いだろ?」

「若さって関係あるんですかっ!?そんな人居ませんでしたよ!!!」

 

俺は折角の機会だから何となくと、ハハッと笑えばシンクレアはそんな人は学校生活の中で居ないと怒りかまたは恥からの誤魔化しか良い声でそう鳴いた

それに、やりたい事の前提とはいえシンクレアの心情から見てデリカシーが無さすぎたかなと反省しつつ

 

「シンクレアごめんな、実は俺もこの先見るの怖いんだだから足取りぐらいは軽くな」

 

肩に手を置いて、笑顔を作ってすぐに離した

 

真剣な空気を作ったほうが良い状況もあるが、今はそれじゃないまだ記憶としても人死は出ていないからこれから出ると分かってても、まだ暖かい日向の記憶だろうから

 

グレゴールやロージャ含めて、知っていたと飛ばしているがそれでも凄惨な風景自体は見ていて気分が良いものではない気分が良くなる感性は持っていない

そう目の前で広がる、シンクレアの両親の虐殺に至る記憶も異端が無くなった等気分が晴れるものでもない

 

「どうだった?シンクレア君の心の中にある道で正解は見つけられた」

 

上へ上へ進んで、シンクレアの現状で明かせるまでの記憶を辿って行き着く先に立っていたのはクローマーだ

黄金の枝の近くにいるのだから、運命的でもなくただの当然の事なのだろうがクローマーにとっては違うのだろう

 

心酔し、語りながら、一つ吹かれた口笛とともに、殺し合いが始まる

 

黄金の枝を使うまでは、前哨戦に過ぎないだが………流石N社の上位幹部とも言うべきか単独では現状相手は無理だろうと思える動き方をしていた

ガリッと、まだ口の中に残っていた角砂糖を噛み砕き紐による拘束からブラックジャックのような打撃の動きに切り替える

 

処断せん!という行動への対処がキモではあるが、客観的に俺に見極める手段はない

分かってる中で使えるのは、コレで終わりではない事だけだろうそれが何の役に立つと言われれば困るが

 

「何だ?確実に折ってるだろ、しぶてぇ!」

 

ヒースクリフが、声を上げる

あぁゲームとしてのHPセーブが効いてるのかと思った、どんな攻撃を受けてもHPが1残る

それは、ねじれへそして幻想体に至るからこそのものなのかも知れないな

 

クローマーは、シンクレアの見た自身の理想の姿を踏まえ好き勝手語りながら周りの肉を掻き集め自らを着飾る

着飾るのならば、自分自身のみでやるのがそういう場合にはセオリーだと思うが他者の肉を借りなければクローマー自身もやってられないらしい

 

「健気な努力ご苦労さま、思わず涙が出てきそうだねだけどねクローマー シンクレアは君の事一切気になってなかったみたいだね

君にとって、シンクレアは必要な輝きだっただろうがシンクレアにとって何にもなかったあぁごめん

 

道端にある不快な掃除したいゴミ程度には、今の努力もあって飾れてるとは思うよおめでとう」

 

思ったより、すんなり出てきた言葉をもってして人と形容する肉体を身にまとっただけのナニカへと対応する順番を整える

最終的には、デミアンが処理する事になるが

 

外部からの助力には3.5章含め頼り難い、強さ含めある程度の自身の練習台にはなってくれるだろうと頭で口に出さず思っていた

第三期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)

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